初めて一人暮らしをした家に、その男性を招待した。新宿駅東口交番前で待ち合わせたのは25歳の時だった。彼も25歳。学年は1つ違ったが誕生日の関係で同い年だった。
「コーヒーを飲みに行こうか」
「いいよ」
お互いにやり目的のアカウントで体の画像だけでこうして待ち合わせておきながら、会ったその場で普通のデートに切り替えた。今はもうないアパレルの店を見ながら歩き、もうなくなってしまったカフェでケーキセットを注文した。オレ全然分からないから同じのでいいよ、と彼が言うので笑いながら2つ同じセットを注文した。何でそんなにガタイがいいの、と質問すると意外な答えが返ってきた。警察官だったからかな、と。
その直後にオレが初めて一人暮らしをすることが決まって、色々とアドバイスをしてくれた。
「麺類くらいは自炊して、コンビニじゃなくてスーパーで買いなよ。」
そんな彼に部屋を見てもらおうと招待すると、予定を空けて泊りに来てくれることになった。次の日は帰る事になっていたが中抜けしてまた戻ってきてくれ、3日間ずっと一緒にいることになった。黒くてマッチョな若い身体が何度も射精するのを弄んだ3日間だったように思う。
よく彼はオレの顔を触れてきた。凄いプルンプルンの肌だとか好きな顔だとか言って指で頬を突っついたり両手で挟んだりして気に入ってくれていたようだった。だからというわけではないが、スキンケア自体はその当時からしっかりとしてきて、そんなに老けてはいないと思っている。あの頃のままというのは無理だが、誰かに好きだと言ってもらえるくらいの肌は保ってきた自信はあった。
それから10年以上が経ち、ジムで時々彼と出会う。向こうには向こうの人生があり、オレはオレで違う人生を歩んできた。彼の笑顔は変わらないが、老けたなとは思う。体型も緩んできているし、でもお互い様なのかなと思うと他人の事ばかり言ってもいられない。この前までは年下の相手と付き合っているようだったが、今はどうなっているのだろうか。
ロッカーで彼に声を掛けられた。久し振り、と話が弾んだ。ロッカールームという事もあって深い話はできなかったが、近況報告をし合って大体の現状を知ることができてよかった。そして、その時ちょっとだけ気になったがすぐに忘れてしまっていたある事を一人帰り道に思い出した。なぜか、彼がずっとオレの頬を見ていた事を。
「コーヒーを飲みに行こうか」
「いいよ」
お互いにやり目的のアカウントで体の画像だけでこうして待ち合わせておきながら、会ったその場で普通のデートに切り替えた。今はもうないアパレルの店を見ながら歩き、もうなくなってしまったカフェでケーキセットを注文した。オレ全然分からないから同じのでいいよ、と彼が言うので笑いながら2つ同じセットを注文した。何でそんなにガタイがいいの、と質問すると意外な答えが返ってきた。警察官だったからかな、と。
その直後にオレが初めて一人暮らしをすることが決まって、色々とアドバイスをしてくれた。
「麺類くらいは自炊して、コンビニじゃなくてスーパーで買いなよ。」
そんな彼に部屋を見てもらおうと招待すると、予定を空けて泊りに来てくれることになった。次の日は帰る事になっていたが中抜けしてまた戻ってきてくれ、3日間ずっと一緒にいることになった。黒くてマッチョな若い身体が何度も射精するのを弄んだ3日間だったように思う。
よく彼はオレの顔を触れてきた。凄いプルンプルンの肌だとか好きな顔だとか言って指で頬を突っついたり両手で挟んだりして気に入ってくれていたようだった。だからというわけではないが、スキンケア自体はその当時からしっかりとしてきて、そんなに老けてはいないと思っている。あの頃のままというのは無理だが、誰かに好きだと言ってもらえるくらいの肌は保ってきた自信はあった。
それから10年以上が経ち、ジムで時々彼と出会う。向こうには向こうの人生があり、オレはオレで違う人生を歩んできた。彼の笑顔は変わらないが、老けたなとは思う。体型も緩んできているし、でもお互い様なのかなと思うと他人の事ばかり言ってもいられない。この前までは年下の相手と付き合っているようだったが、今はどうなっているのだろうか。
ロッカーで彼に声を掛けられた。久し振り、と話が弾んだ。ロッカールームという事もあって深い話はできなかったが、近況報告をし合って大体の現状を知ることができてよかった。そして、その時ちょっとだけ気になったがすぐに忘れてしまっていたある事を一人帰り道に思い出した。なぜか、彼がずっとオレの頬を見ていた事を。