「何かいいね」
やりまくっているタチがいる。スポーツのようなSEXというのはどういうものだろうと思っていたが、彼のしているようなSEXがそうなのかもしれない。鍛えまくっている体を駆使して淡々と何かに挑んでいるかのよう。そして、惜しげもなく、という言い方もおかしいが、好きなだけウケに完璧な体を与える為に鍛えているようにも思える。
「何がw?」
最近出会ったタチの2人目が彼だった。SEX無しのお茶だけで会ってくれるとは思っていなかったが快く待ち合わせてくれた。SEXの事、トレーニングの事、学生時代の事を何でも彼は話してくれた。死ぬほどイケてるウケと散々出会ってきたであろう彼が、わざわざやれもしないタチのオレと待ち合わせた意味は何だろうか、と、そんな事を一瞬だけ考えた。
「別に」
一緒にアイスコーヒーを飲みながら彼の良いところをその場でいくつも数え上げる事ができた。マッチョでエロい体だとは思うが、そんな事は長所でも何でもない。優しくて、オレの話を楽しそうに聞いてくれて、何でも話してくれた事が嬉しかった。自分がもしウケだったら確実に好きになっていただろうが、ウケだったらSEXだけして終わっていただろう。そうではない何かに惹かれてお互いに出会ったのだ。
お互いがタチかどうかなんて最終的には何も関係ないのかもしれない。一生懸命生きていれば誰かといつか出会える。それがタチなら、タチと付き合ってもいいだろう。それくらい人生は分からない。だから変えた。自分はほとんど全てが偽りの姿だ。ありとあらゆるものを変えて今の自分が出来上がっている。今から学生時代に戻れるなら消防士か警察官になってモテなくても平穏な人生を送るだろう。ゲイにモテるためだけに全てを変えたところで結局何も手元には残らなかったのだから。
やりまくっているタチがいる。スポーツのようなSEXというのはどういうものだろうと思っていたが、彼のしているようなSEXがそうなのかもしれない。鍛えまくっている体を駆使して淡々と何かに挑んでいるかのよう。そして、惜しげもなく、という言い方もおかしいが、好きなだけウケに完璧な体を与える為に鍛えているようにも思える。
「何がw?」
最近出会ったタチの2人目が彼だった。SEX無しのお茶だけで会ってくれるとは思っていなかったが快く待ち合わせてくれた。SEXの事、トレーニングの事、学生時代の事を何でも彼は話してくれた。死ぬほどイケてるウケと散々出会ってきたであろう彼が、わざわざやれもしないタチのオレと待ち合わせた意味は何だろうか、と、そんな事を一瞬だけ考えた。
「別に」
一緒にアイスコーヒーを飲みながら彼の良いところをその場でいくつも数え上げる事ができた。マッチョでエロい体だとは思うが、そんな事は長所でも何でもない。優しくて、オレの話を楽しそうに聞いてくれて、何でも話してくれた事が嬉しかった。自分がもしウケだったら確実に好きになっていただろうが、ウケだったらSEXだけして終わっていただろう。そうではない何かに惹かれてお互いに出会ったのだ。
お互いがタチかどうかなんて最終的には何も関係ないのかもしれない。一生懸命生きていれば誰かといつか出会える。それがタチなら、タチと付き合ってもいいだろう。それくらい人生は分からない。だから変えた。自分はほとんど全てが偽りの姿だ。ありとあらゆるものを変えて今の自分が出来上がっている。今から学生時代に戻れるなら消防士か警察官になってモテなくても平穏な人生を送るだろう。ゲイにモテるためだけに全てを変えたところで結局何も手元には残らなかったのだから。