いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
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私は他人

2016-02-26 03:27:43 | 日記
自分が絶望した時や希望に満ち溢れている時、なぜ自分は今このような気持ちになっているんだろう、とよく思っていた。ああ、頭にくる!とかではなく、なぜ自分は今こんなことで怒りを感じているんだろう、と思うのだ。よく考えれば昔から、どこか自分は自分を他人のように思っているところがあって、かといって制御できない見知らぬ自分とかではなく、仲良く共存している他人のようだ。

だからなのか、心が大きく揺れ動いた時は字に起こしたい。なぜ自分は、いい男を見かけた時に絶望するのか、なぜ自分は、幸せそうな人を見るとまるでとり返しのつかない人生を歩んできてしまったと思うのか、を。

感情というのは日々の小さなさざ波のようなもので、時に大きな波のように心が揺れ動くときがある。自分にとってはそれが「絶望」や「嫉妬」の時が多いのだが、それすらも一時の風のように通り過ぎて行ってしまうのだ。それを「忘却」というのかもしれないが、自分はそれを記録したい。いつか嗅いだことのある香水に出会ったときのように、記憶を封印しておきたいからかもしれない。