劉平(りゅうへい)の、素性を知った曹家の三兄妹。食事の席で、曹節(そうせつ)は「兄の嫁を好きになったらどうなるの?」みたいな事を、言います。卞夫人は、これが、曹植(そうしょく)の事だと思ってしまい、曹植としては、とばっちり。曹丕(そうひ)は、曹植に「曹節が、秘密を漏らさないか心配だ。これは、お前から陛下に渡せ」と、袋を渡します。
曹丕が悪意を考える場面としては、無いんですけどね。これ、曹丕が、はめたんでしょうね。
そして、曹植が劉平にその袋を渡し、劉平が中身を確認したところで、曹操(そうそう)が現れます。ほらね。曹操がなぜ知ってるか?を考えたら、曹丕が漏らしたからでしょうね。不満を言う曹操に、劉平は「郭嘉が残した文にも有るように」と、自分に正当性がある事を、主張します。
これで、司馬懿は、拷問にかけられ、劉平は胸を痛めるはめに。
曹操は、曹植に「失望した」と言い、曹丕には「曹植に爵位をやり、お前にはやらなかったな。お前が、息子の中で1番私に似ていると、前に言ったよな」と、言います。こういう流れこそが、曹丕が望んでいた事では無いでしょうか?
八方塞がりの劉平は、荀彧に「曹操に、譲位したい」と、言います。劉平にとって、伏寿が大事だから。