ザ・マイケルブログ!

Hello、皆さん、陰謀論者リチャードコシミズの無害化に成功したので、現在は司法の闇と闘ってます。応援よろしくです!

◆ 小説「猫角家の人々」寸評 ◆

2017-04-25 23:21:12 | リチャードコシミズ

                                     「猫角家の人々」の表紙はこれなんか似合いじゃないですかねえ、センセーー?(鼻で笑いつつw)

 

この「猫角家の人々」の作者さん、どこのどなたかは存じませんが、
どうにもこうにもなっちゃねえなあ…。

あのよ、小説はねえ、夢を描くもんなんだ。

狭っちい原稿用紙の上に、日常じゃ見切れねえ夢を思う存分盛りつけて、
日常の戦(いくさ)に抗い疲れて、
わずかばかりの夢を求めてやってきてくれたお客さんがたのために、

おおよ、夢のドカ盛りだぜ、お客さん、こいつでも喰って元気出しなーー!

といってやるのがそもそもの役目なんだと思いねえ。

ところがこの「猫角家」ときたらなんでえ?

悪夢しかねえ…。
せこい騙しと中傷ネタと陰口しかねえ。
こんな小説読んで、あんた、夢が見れるかい?
「不思議の国のアリス」みたいなワンダーランドに飛べると思うかい?

飛べやしねえ…。
こんな小説に付きあうくれえなら、JTBのシニア日帰りバスツアーにでも参加したほうが、千倍は増しってなものさ。

おう、そこの若けぇの!----耳かっぽじってよく聞きな-----
こいつはな、小説なんかじゃねえ、ただの、愚痴だ。
てめえの気に喰わねえ輩を小説の形式だけ借りて、てめえの魂の居住する低層餓鬼界に引きずりこもうとする、
ちっぽけで悲しい、頭脳の夢だ…。

おめえ、ホントにこんな小説が面白いと心から思うかい?
これ読んで、おめえの魂、高揚したかい?
感動して、涙がこぼれそうになったかい?
別れた恋人やダチのこと思い出して、ああ、あいつにもういちど会いてえ、今頃どうしてるかなあ? とじっとしてらんなくなったかい?

読んでそうなったら、そいつは本物の小説だ。

だがよ、この「猫角家」には、それがかけらもねえ。
取材もねえ、調査の苦労も、歩きまわった苦心も、それから登場人物への愛も、さらには小説にかける夢も、それこそなんにもねえ……。

これはなあ、若けぇの、小説なんかじゃなくって、ただの侘しい地獄めぐりよ。
この作者は、もう現世的には死んでらあ。

輪廻転生をもう50回ほど繰り返して、
猫やら猪やらゴキブリやらの苦労で魂をピカピカに磨きなおして、
それからまた人間サマに転生できたものならよ-----

そのときまた性根入れて書きなおしてみな-----腰すえて、風呂あがりにでも、ま、読んでやるからよ。

そういうことだな-----家族や党員さんにあんま迷惑かけんじゃねえぞ-----オレがおめえに言いてえのは、ま、ざっとこんなところだな……!(笑)

 

 

 

                     「上記フォト:大好きな故・犬丸先生と!」

 

 


 

 


◆ 学術的考察「固茹でみいらは誰でしょう?」 ◆

2017-04-25 19:23:07 | リチャードコシミズ

 

 Hello、皆さん、ここのところいくらかハードな記事がつづきましたんで、今回のはね、読者の皆さんや僕自身の休養・骨休めもかねた、
 お遊び的なふまじめ企画れ~す!(笑)
 肩の力を抜いて、ま、楽しんで参加されてください。
 テーマはとってもシンプルーー当ブログに相当な悪意をもっているらしい、HN「固茹でミイラ」氏が誰かという当てっこゲームです。

 氏の記念すべき初来訪は、2017/4/17 の 17:49 のことでした。
 まずは、肝心要の氏のクチコミ内容をちょっと確認してみましょうかーーー

   猫以下 (固茹でみいら)2017-04-17 17:49:53
    リチャード先生の3日天下妻
    即、棄てられ
    今は、くそうまとネンゴろで
    猫の発情期かよ

 僕が ◆某日某所・独立党OB会酔いどれ談義(注:極秘 )◆ って記事をUPしたのは、16日12時のことですから、
 氏は、僕のこの記事を読んで、1日以内にこれを投稿されたことになる。
 この短い文面から推理できることはそう多くない。
 でもまあ、この文章から読めるだけの個性の特徴を、いくつか抜粋してみましょう。

1.まずはこの文章の宛先ですねーーこの文章は誰にむけ書かれたものなのか?
  あるいは、誰に読ませたくて書いたものなのか?
  RKの関連者であって、僕等とも関係のある「3日天下妻」といったら、該当するのは唯一りりぃさんのみ。
  乱脈な女性関係で有名なリチャード氏ですが、りりぃさんは、それを正面きって公に暴露した、初の勇気ある女性です。
  いわば、リチャード氏は、りりぃさんによって顔を潰され、恥をかかされた。
  要するに、現在は一種の敵対関係にあるわけです。
  となると、この文章にこめられた悪意は、りりぃさんに向られたもの、という公算が大きい。
  断定はできませんがロジックの整合性面等から考えて、これはりりぃさんに向け書かれたものだ、という仮説をまず立ててみましょう。

2.次に、氏はりりぃさんの何に対して怒っているのか? 
  文面から分析すると、氏は「くそうま」という人物(?)と付きあっている(?)りりぃさんに対して怒っているようです。
  ずいぶんとまたこれは、独占欲と嫉妬心が強い人物のようですね。
    「くそうま」氏とりりぃさんとのベッドシーンを勝手に想像して、それを「猫の発情期」という表現でもってあてこすってる。
  下卑た発想だなあ。壊れた恋愛のにほいがぷんぷんしてきます。
  匂いますよねえーー固茹でみいら氏は、どうやらかつてりりぃさんと一時的に恋愛関係にあった人物として、そちらサイドから容疑者を絞りこんでいくのがいいかもしれない。
 
3.次。キーパーソン「くそうま」氏とは誰か? 
  「くそうま」の「く」と「そうま」を分別すれば「相馬」氏となります。
  僕が独立党に関連する以前、いわゆる五金時代に工作員認定された相馬氏のことが、つい頭をよぎります。
  ただ、新しい党員さんらは、相馬氏のことをほとんど知りません。
  大多数が、傭兵崩れの裏社会のチンピラだというRK言説を固く信じこんでいます。
  それに彼のことは、最近みんな「まの氏」と呼んでるしね。
  「相馬氏」は去年の10.29にりりぃさんとともにリチャードコシミズ事務所を訪問して、それを取りあげたバレバレブログで一挙にブレイクした、いわば独立党にとっての大将の敵ナンバーワン。(これFBIの公衆の敵ナンバーワンみたいでカッコいいなw)
  しかし、独立党の党員さんらで、彼と会ったことがあるひとってまずおりません。
  今的にいうなら、絶無といっていいと思う。
  僕にしても彼とお会いしたのは、今年3月に1度きりーーりりぃさんの仲介で。
  つまり、彼に恨みを抱けるほど彼と濃密な接触をもった人物は、現・独立党員のなかにはおらんのです。
  となると、この「固茹でみいら」氏の素性は、おのずと絞られてくる。

  いにしえの五金時代のことをよく知っていて、しかも、相馬氏になんらかの恨みをもっている人物……。

  党員ではないという可能性もむろんあるーーが、ここで推論は一時休止して、ちがうベクトル線から再考してみましょう。

4.次。物証というものが極めて求めにくいネット内バーチャル世界において、数少ない物証ともいえるだろう手掛かりを、
  僕等の仲間であるあかねさんが先日発見しました。
  あかねさんはリチャコシ軍団のしろまじょ氏に相当する(ありゃ、この表現は失礼だったかな? あかねさんゴメン)切れっ切れの、クールで熱いハートを併せもつ、いわば、とびきり才女です。
  ただ、彼女の指摘のみでは、門外漢には、あの犬上家の一族の如く入り組みもつれあった人間模様の構図は読みがたいように思います。
  なので、わかりやすいよう、まず2016年8月にリチャードコシミズ氏がUPされた記事を、ここで先に読んでもらいたいのです。
  2016年の8月といったら、ちょうどバレバレ氏のリチャードさんへの訴訟が公になった時期ですね。
  リチャードさんはRKブログにて、バレバレ氏の訴訟は根拠なきものだ、自分にはかけらも非はないし、
  これは自分の真相究明活動を妨害するための、裏社会による「スラップ訴訟」であると断言されました。
  そして、2016年8月に、biglobe の旧RKブログにて以下のような記事をUPしたの。

スラップ訴訟について2 (biglobe旧richardkoshimizu's blogより抜粋)

<<   作成日時 : 2016/08/28 16:44   >>

ナイス ブログ気持玉 168 / トラックバック 0 / コメント 18

バレバレのブログに、在日、ヤクザ、テキヤなどと繋がりがあるという内容がありますが、そちらも追加した方がよいと思います。
いずれにせよ、この裁判は詰んでいるので、破れかぶれだろうし、どうしていいのか頭を抱えているのでしょう。
名古屋地裁は自分達が訴訟されるのを恐れているから、返事ができないんだと思います。
逆訴訟が確実な薬物使用者による名誉毀損裁判は、普通なら受けるものではありません。
請求の放棄となったら、確実な勝ちですから、損益分を見積もって関係者を名誉毀損で訴訟して、プラマイゼロにすれば何も無かったことになります。
正義
2016/08/28 13:44


↑おっしゃる通りです。↓こんなところで、いかがでしょうか。ご意見を。(旧richardkoshimizu's blogより抜粋ここまで)

  あかねさんがおっしゃっているのは、2016/08/28 16:44   にリチャードさんがUPしたこの記事のコメント欄に、
  おなじ08/28 の16:47 に、わずか3分! という時間差で、「ヒアルロン酸たまご」という、耳慣れない、謎のHNのニンゲンがコメントしてきたという事実に対する「不審」なんです。
      この不審は当然のことと思われます。
  いつUPされるか分からないRKブログの新記事をUPされたと同時に読み、
  しかも、3分以内に第1号のコメントを挙げるなんてことは、
  この記事のブログ主であるところのリチャードコシミズ氏以外にはおよそ不可能事なのですからーー。

  で、このRK記事をあげて3分後にあがった記念すべき第一号のコメントがこちら、     
 
       あちらでは完熟ミイラが活躍中。(M注:あちらというのはバレバレさんblogのことを指しているらしい)
       ヒアルロン酸たまご 2016/08/28 16:47

  どう考えても、これは、リチャードさん以外の投稿だとは、とても考えられないーーこれはもう物理的な見地から。
 
 以上の状況証拠等から、僕は、ヒアルロン酸たまごというHNの使用者はリチャード氏である、と断定しても差し支えないと思います。

5.さて、ヒアルロン酸たまごがリチャードコシミズ氏の隠しHNのひとつなら、
  当然の疑問として、なぜ、彼がこの場合、このようなHNを使用して素性を隠さねばならなかったのか、という問いが浮上します。
  「完熟たまご」とは、RKとの付きあいが破綻し、バレバレブログにRK暴露旋風を巻き起こしていたりりぃさんが、
  その初期のころ、好んでよく使用していたHNです。
  すると、完熟ミイラというのは、そうしたりりぃさんを遠回しに非難するための、いわば当てつけみたいな暗喩的誹謗中傷ネームであった、という可能性がまた見えてくる。
  ねえ、またしてもりりぃさん絡みなのですよ、これは。

    ヒアルロン酸たまごー固茹でみいらーリチャードコシミズ氏  

  3者を結びつける物的証拠はまだ未発見ですが、3者をくくれる共通項はここに明確に見いだすことができる。
  それは、りりぃさんという女性に対する「深い執着心理」です。
  「完熟たまご」と名乗っていたりりぃさんのHNから「たまご」だけ取りだして、自分の仮HNにくっつけてしまうという感覚ーー
  「完熟たまご」の「たまご」だけ「ミイラ」に変換して、それでもって対象相手のりりぃさんを誹謗しようという感覚ーー
  党員には自分たちの関係を秘したまま、当の侮蔑対象にだけ伝わるような一種の暗号言語でもって、りりぃさんを傷つけてやろうというこの感覚ーー
  
  うーむ、この下卑下卑感覚にはどうも覚えがありますねーーええ、誰かさんによく似てる ww

5.僕等の仲間である新顔の「元気ですか~」氏はこう意見してくれました。

   固茹でみいらさんへ (2) (元気ですか~)2017-04-20 11:55:03

  「固茹でみいら」さんは、元々誤字脱字は多いですが、下記のようにスマフォから動揺しながら書くと誤字、脱字が多くなります。

  ●てめえらスッコンデいやがでろ→てめえらスッコンデいやがれ
  ●挑戦マネー→朝鮮マネー?

  <引用ここから>
  これから マイケル リリーさんを連れて 池袋書に行きます こうごきたい 

  結局、池袋署に こいつらの刑事告訴を受理するように頼んできました。帰っていいというので一人で帰ってきましたw
  
またまた なにしに来たのか さっぱりわからず。
     <引用ここまで>

  池袋書→池袋署?
  タイトルはこうご期待なのに本文はひらがな。句読点が抜けまくり。

  新藤氏は、この「固茹でみいら」氏の特徴的な「ねんごろ」という語彙に着目しました。
  新藤氏と僕
は同い年の1960年代前半の生まれなんですが、この「ねんごろ」という単語が新鮮な語感でもって多用されていたのは、
  それより6、7年前の、僕等の兄貴の世代だったことをよく記憶しています。
  従って、この「固茹でみいら」氏は、その時代が少年期に相当する世代の人間であった確率が高い。

  以上の推察をまとめてみましょうーーー

   ☆りりぃさんとかつて付きあいがあったが、今現在は恨みめいた感情を抱き、かつ彼女と対立している。

   ☆五金時代のことをよく知り、相馬氏と直接面識があり、かつ彼のことを恨んでいる。
   
   ☆相馬氏の現在の通称名は「まの」氏であるが、あくまで古い源氏名の「相馬」氏にこだわり、過去の名称であえて呼んでいる。

   ☆平成生まれには通じない「ねんごろ」という形容、それがかつて不良っぽいいなせ言葉であったとよく記憶している。

   ☆スマホから投稿することが多いらしく、その際には、誤字・脱字・誤変換・句読点の抜けが異常に多い。

  これだけの証拠デッサンが並ぶと、僕的にはどうしてもあのひとのお顔が浮かんできちゃうんだけどなあ……。
  皆さん的にはどうでしょうかーー?
  ま、明確な証拠はありませんので、これ以上の追及はいたしませんーー似非推理ばっかりならべてても無益だし、
  この種のゲームに熱中しすぎると現独立党員の面子とおなじになっちゃうからね w
  
  この件の解決は、当記事の読み手である読者の方々の常識的な判断
に委ねたい、と僕は思います……。

  この種のおしかけ系というか嫌がらせ系というか、悪意プンプンのクチコミはHNを次々と変化させ現在もなおつづいております。
  それらのうちいくつかをここに列挙しておきましょう。

    先生も趣味悪っ (固茹でみいら)2017-04-20 10:34:04
   池袋の薄汚い床の上の煎餅布団の上で

   次妻はわたしかしらでエッチした手で
   惣菜いじくりばばあ ヘロインぶくれと

   あと若白髪虚弱体質人間が
   偽名刺でオレオレ詐欺ですか?

   そっちこそヘロヘロの妄想して
   俺は先生ではない!てめえらスッコンデいやがでろ
   在日北か南挑戦マネーで事を起こすな!

    水野国欠け某 (固ゆでミイラ)2017-04-20 12:24:13
   ザマイケルブログは書いて先から広告が被さりで退かずやっとこさ書いてる、
   マイケル儲かりまっか?
   カネに卑しい奴らの集いブログと見た!!

    耳鳴り2017年4月20日 9:09 AM
   ちぃーすザマイケルごみブログを御覧下さりありがとう、ちぃーす
   虚弱児でシャブ注と酔いどれセクロ中毒婆が
   余計なことをしでかしました。
   ほんまに工作員活動してるわ!偽名刺なんて!

   元々は、成甲書房からして
   止めとけ止めとけを
   輿水先生は、言うこと聴かずに、

   偽日本人跳梁なんてを会員にしたからで
   日本人のかねふんだくり

   古物商免許で何をやってるんだか?
   跳梁主役の小説を書くべし
   どんな事情で日本女に子供まで産ませて
   社長社長と偉そうに
   節税対策で輿水先生を利用したのに
   あと客の自動車乗り回す自動車整備工も
   怪しいバレバレ。

   惣菜屋パート婆は、惣菜にどくを入れそうだからデパ地下に御注進を願います。

   寡頭勢力在日挑戦人に言い様されてる!
   AIDS検査の必要ありでしょう
   誰とでもにゃんにゃんするは危険菌所有者!

    Unknown (真相解明)2017-04-23 00:16:16
   りりぃのあそこをなめるコシミズ氏

    Unknown (真相解明)2017-04-23 00:21:11
   りりぃの臭いあそこをなめるコシミズ氏

    Unknown (真相解明)2017-04-23 00:28:58
   りりぃのあそこ臭い byRK

                      …………………………………………………………………………………

  いかがですか? 筆者の素晴らしい人間性がにおいたつような、麗しの名文ばかりではありませんか!(笑)
  ま、僕は特にIP調べて、かのひとの特定までする必要はないと思っているのだけれど。
  これらの印だけでもう充分でしょうーーえっ、もっとこのひとの投稿を読みたいですって!?
      うわー、これ以上UPするのは正直僕は厭だなあ…。
   そのような方はどうかご自分でそれらしいクチコミを探して、分析してくれるよう願います。 

   ラストに当ブログに鋭い意見を寄せてくれた水野氏のクチコミをコピーして、このウルトラ長い記事もそろそろ絞めることに致しましょうか……。


        固茹でみいらさんへ
 (水野 匡司)2017-04-20 11:24:52
        最近、誤字、脱字が多いですよ。
        文節の区切りも無茶苦茶、
       「文章は人を現す」ですねwww

        それにしても、朝鮮半島に何か怨みでもあるのですか?異常な執着ですよね。
        それに引き換え中国についての中傷は皆無です。
        ♪なんでだろーなんでだろーなんでだなんでだろー♪(古)

 

           <往年の怪奇レスラー、ザ・マミー。固茹でみいらさんとの関連は知らない w>

 


◆戯曲「リチャコシ狩り!」 ◆

2017-04-25 00:56:37 | リチャードコシミズ

                                舞台:アフリカのとあるサバンナーー僕・マイケルは格安サファリツアーの現地ガイド。 
           サファリの面子紹介:T社長、新藤さん、水野さん、りりぃさん。
           皆、高い金だして借りたレンタライフルを大事そうにもっている……。

 

マイケル「おお、ブアナたち(旦那)、ついたよ、やっとつきました。さあさ、ジープから降りてくださーい!」  

社長「なんだよ、ここ……ずいぶんだたっぴろい、ショボいとこだなあ……!」

りりぃさん「それにあっつい。あ。なによ、このでっかいハエ。うわ」

水野さん「やはりアフリカなんですねえ。気温が高いとそこに住む動物の身体の表面積も相応して広くなる」

新藤さん「ここなら……面白い材料使って、うまいラーメンがつくれそうだな」

マイケル「はいはい、早く降りてみなさん。あ。りりぃさん、銃のさきをひとに向けない!」

りりぃさん「うるさいわね。たまたま向いちゃっただけよ……ったく!」 

社長「お。あそこ見ろよ、ライオン…」 

りりぃさん「うっしゃーっ!(すばやくライフルを50mさきの雌ライオンに向けて)」

マイケル「ああ、ダメダメダメよ、りりぃさん……ノーノー、このツアーの金額じゃ、みなさんライオンは撃てませーん!」

社長「うわ、ショボ…。じゃあ、俺ら、ここで何が撃てるのさ?」

マイケル「このサバンナにだけ生息する格別の獣がいるのよ。ブアナたちの今日の獲物はそれね」

新藤さん「なんていうの、その獣? 肉は臭くないのかな?」

マイケル「それが正式な学術名はまだないのよ。ただ、現地の人間は皆、リチャコシと呼んでるね」

社長「リチャコシ? なにそれ。はじめて聞くけど、なんだかむかつく名前だな」

りりぃさん「あれ、社長。水野さんがいつのまにかいない」

新藤さん「ほんとだ。さっきまでここにいたのにな…」

マイケル「OH、ブアナたち、心配ないない。あのブアナならもうここの常連だからね。ほら、もうあそこの繁みのとこに這って、ライフルでもう獲物でてくるの狙ってるね……」

社長「すばや~!」

りりぃさん「スゴイ。あたしも負けてらんないわ(ライフル担ぎジープから飛び降りる)」

社長「(ゆっくりとその巨体をジープから運びだし)お~い、リチャコシ、おまえを狩るためにわざわざきてやったぞ~! 観念してでてこ~い!」

新藤さん・りりぃさん「でてこ~い!(ハモって)」

マイケル「まあまあ、ブアナたち、落ちついて……リチャコシはとても臆病な動物ね。警戒心強くて、ひと目があるとなかなかでてこない。だからね、こうやって……(ト、ジープ後方に積んでいたマタイを地面にどさっと引きずりおろす)」

社長「マイケル、なにそれ?」

マイケル「これは……(なかから取り出して社長に手渡しながら)ジャパニーズ・柿の種です」

新藤さん・りりぃさん「柿の種ェ!?(3度のハモリで)」

マイケル「ウイ。日本の和菓子ね。これがリチャコシの好物なのよ。これを草場の影においとくと、いずれ必ず奴でてくるね(ウインクして)」

りりぃさん「まさか。たぬきじゃあるまいし…」

マイケル「いやいや、共通項結構あるのよ。どっちも腹でてるし、ひとを化かす性癖も一緒だし……」

新藤さん「で、ほかのブツは?」

マイケル「これよ。ホッピーでしょ? あとタバコ。マンガ本(ナニワ金融道)。心臓の薬。血液サラサラ薬。ステロイド軟こう。ガチャポン。女子児童用白パン……」

社長「理屈は分かる。しかし、マイケル、こんなのでほんとに奴、釣れるの?」

マイケル「釣れる釣れる。ヤマメみたいにぶわーっと釣れる」

新藤さん「いや、しかし……(トいいかけたとき、耳をつんざく轟音。サバンナに四つんばになっていた水野さんが立ちあがり手をふっている)」

水野さん「やりましたよ~皆さーん! 一匹仕留めましたよ~!(ニコニコと手にした銃を両手で掲げて。ライフルの銃口からは凄い煙)」

 マイケル、ツアーのメンバーを獲物のもとに小走りで案内。

社長「うわー、水野くんいい腕だなー。これ心臓一発だよ」

新藤さん「心臓もともと弱かったって聞いてるからね。かすめただけでもダメでしょう。でも、ほんとに一発、見事です」

水野さん「えへへへへ~っ!(やや照れて)」

りりぃさん「こうしてみると…ちょっとはかわいそうかもね。でも、アタマに白パンかぶってるのはなぜ?」

マイケル「さあ? 習性っていうか本能なのかもしれない……」

一同「…………」

新藤さん「(胸で軽く十字を切りながら)…まあ、しんみりしててもしょうがない。僕、サファリを一時抜けて、こいつを解体して血抜きしてますよ。よいしょ。重いな。マイケルさん、手伝って!」

マイケル「はいはい、ただいま……うわ、ほんとにこれ重いや」

 ふたりがかりでリチャコシの躯を手近な木陰までゆっくり引きずってゆく。
 と、またしてもライフルの発射音。リチャコシの絶叫が幕間より聞こえる。

マイケル「ああ。あれは社長だな。さすが無駄弾撃たないわ、あのひとは」

 つづいてライフルの連続射撃音の雨あられ。
 リチャコシの逃走音と「う、裏社会の攻撃だー、助けてくださーい…!」の声もする。

マイケル「ああ、あれはりりぃさんっぽいね。あ~あ、怒りにまかせて撃ちまくっちゃって。もうちょい慎重に狙わないと逃げられちゃうぞ~……」

新藤さん「マイケルさ~ん、火ぃ起こしといてくんない? 僕、こっちで解体の準備はじめてるから……」

マイケル「ほい、了解。火か。じゃ、ま、道具道具と…!(小走りにジープに戻る)」

 やがて煙とともに香ばしいにおいがサバンナに漂いはじめる。ツエツエ蠅もにおいに釣られてやってくる。向こうのほうでは象が鳴いている。アフリカ大陸の平和な午後の一景である……。
                                                   ーfin.(笑)