皆様こんばんは。
本日は5/11に日本棋院ネット対局幽玄の間にて行われた、井山研究会の孫喆七段(24)－村川大介十段(29)戦をご紹介します。
1図(実戦)
孫七段の黒番です。
黒△のカケに対して、白Aと這うのでは黒Bと伸びられて眼が無く、黒×との攻め合いも白が勝てません。
そこで実戦は・・・。
2図(実戦)
白1の出から白3とハサミツケたのが常用の手筋です。
次に黒Aのつなぎなら、白Bと渡って楽な姿になります。
3図(変化図)
また、黒1と出るのは白2と切られて無理です。
一例として白20まで、黒が捕まってしまいます(白14は17の所)。
4図(実戦)
そこで、実戦は黒1と右側にモタレました。
次は黒6の出があるので、白2、4と黒のダメを詰めることでそれを防いでいます。
しかし、白のダメも詰まったので、黒7に白Aと押さえられなくなりました。
黒は右辺でポイントを奪い返した格好です。
この後は白が中央黒を攻める展開になりました。
結果は白3目半勝ちでした。
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