猛暑が続きますね。
今日は水戸市、城東出身の二人の偉人を紹介します。
城東は水戸城の東方に有りまして更に進めば大洗です。
城東は那珂川沿いの地区で、そこに近代日本画の巨匠「横山大観」と
19代横綱常陸山の生誕の地で記念碑があります。
横山大観画伯の業績は周知の事だから割愛しエピソ-ドを紹介します。
大観は非常に酒好きで人生後半50年は飯を殆ど口にせず酒と肴でした。
飲んだ酒は広島の「酔心」(宣伝ではありません)で大観と社長が意気投合、
「一生分の飲み分を約束」社長は四斗樽で何本も
注文があるので驚いています。
大観は毎年自分の絵を無償で送り続け酔心酒造に
大観記念館が出来たそうです。
大観は若い頃下戸だったようです。
師の岡倉天心が酒豪で「酒の1升くらい呑めなくてどうする」と
大観を叱咤激励したそうです。
猛訓練の末、大観はS30年頃(私は新宿のトリスバーで呑んでいた!)
大観は毎日1升もの酒を呑んでいましたが、
晩年には1日5勺程度になっています。
アルコール中毒にもならず大病もせず90年(S33年)の
寿命を全うしています。
常陸の地酒「森島酒造」の4代目社長との深い交友から
大観は終生ここの酒も愛飲しブランド「大観」と命名し
ラベルは大観の揮毫を直接印刷したものです。
酒は百薬の長、呑むべきは酒ですね。
長くなったので横綱常陸山の紹介は割愛しますが強いお相撲さんでした。
地元からは非常に愛されていて記念碑や銅像が建てられています。