博満がサラりーマンから足を洗ったのは60歳のときだった。
定年退職ではなく、希望退職に乗ったもの。
米国メーカーの新規事業開発担当役員だった博満、10年ほど日本の子会社に席を置いていたが、
組織的には米国の新規事業部に属していた。
いわゆる「レポートライン」は米国の役員、日本法人は宿を借りているようなもの。
それが一年ほど前から、レポートラインが日本法人の社長に代わり、
わがままな博満、途端に息苦しく感じるようになった。
細かい報告が求められるようになり、社長と近しい営業マンが博満の組織に送り込まれてきた。
国内外を自由に飛び回り新規事業を伸ばす、実際にそうしてきたと自負する博満。
しかし、残念ながら、管理されるのは嫌いで我儘な性格の博満には向かない組織に変わってしまった。
そこに降ってわいたリストラの話。6か月分の割増退職金がでるとのこと。
役員にもこの制度が適用されるのか、人事に確認すると、OKとのこと。
で、先のことも考えずに退職を決心。
晴れて自由の身に!
ライフデザインどおりではないぞ。
しかし、それまでに4回ほど転職していたので、博満は心配もせずマイペース。
なんとかなる。まずは旅行の計画だ。
という訳で、米国ロサンゼルスと中国への旅行を実施。気分転換だ。
そうこうするうちに、退職の話を聞きつけた知人から、大学講師の話があり、教授と面談。
これは今までいた業界のネットワークではなく、中小企業診断士のネットワークからの紹介。
いろいろな人的ネットワークを構築しておいてよかったの~。
大学の講師は、やりたいことの一つだったので、博満は乗ることにした。
<退職直後のロサンゼルス旅行>
定年退職ではなく、希望退職に乗ったもの。
米国メーカーの新規事業開発担当役員だった博満、10年ほど日本の子会社に席を置いていたが、
組織的には米国の新規事業部に属していた。
いわゆる「レポートライン」は米国の役員、日本法人は宿を借りているようなもの。
それが一年ほど前から、レポートラインが日本法人の社長に代わり、
わがままな博満、途端に息苦しく感じるようになった。
細かい報告が求められるようになり、社長と近しい営業マンが博満の組織に送り込まれてきた。
国内外を自由に飛び回り新規事業を伸ばす、実際にそうしてきたと自負する博満。
しかし、残念ながら、管理されるのは嫌いで我儘な性格の博満には向かない組織に変わってしまった。
そこに降ってわいたリストラの話。6か月分の割増退職金がでるとのこと。
役員にもこの制度が適用されるのか、人事に確認すると、OKとのこと。
で、先のことも考えずに退職を決心。
晴れて自由の身に!
ライフデザインどおりではないぞ。
しかし、それまでに4回ほど転職していたので、博満は心配もせずマイペース。
なんとかなる。まずは旅行の計画だ。
という訳で、米国ロサンゼルスと中国への旅行を実施。気分転換だ。
そうこうするうちに、退職の話を聞きつけた知人から、大学講師の話があり、教授と面談。
これは今までいた業界のネットワークではなく、中小企業診断士のネットワークからの紹介。
いろいろな人的ネットワークを構築しておいてよかったの~。
大学の講師は、やりたいことの一つだったので、博満は乗ることにした。
<退職直後のロサンゼルス旅行>