アイデアリズム idealism daydream

なんだか一筋縄ではいかない様子 只今のお仕事はデザイナー その10

前回から

2005/03/12

2005年3月8日

 貸金の審理が終わったので労基署(労働基準監督署)へ電話しました。

「すみません。難航しております」
「はあ」
「あれから色々と協議を行ったりしているのですが"果たして告訴自体が成立するのかどうか分からない"という事がございまして、長らくお待たせしている次第です」

 私の担当の人の話によると、私の勤めていた会社が登記簿謄本を見ると「アメリカのどっかの住所に本社があり、私の勤めていた会社は支店扱いということになっている」となっており、告訴自体が成立するのかどうかが怪しい・・・そうな。
 この労基署でもこういった事は前例がなく、目下検事さんたちと成立するのかどうかを様々な視点から協議しているらしいです。告訴状に関しては色々と不備があるので書き直さなければいけないそうですが「告訴として成立しないモノを書き直してもしようがない」というのもあるので・・・ということらしいです。

そんな事言ったってなぁ・・・

 私としては、罪は罪なのだからしっかりと法にのっとって罰して欲しい、という気持ちです。しかし今回の話は、問題は複雑で一筋縄では解決せず、それどころかあらゆるシステムに阻まれてしまって結果的に罪を許してしまう事になってしまうかも知れない、と言い渡されたようなものです。当然の事ながら納得することができません。何ヶ月もの間辛い思いをしてきたり、手間ひまをかけて証拠や関係書類を集めてきたのか、何の為だったのかさえ分からなくなります。一体何が悪で何が正義なのでしょうか。

「もう少し時間を下さい」

 私の担当の人はそう言って電話を切りました。

つづく

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