アイデアリズム idealism daydream

いつも疲れている状態 人間関係

いつも疲れている状態 解離」から

-----人間関係-----

「今の会社は人間関係にとても気を使います」
「例えばどういう事なのですか?」
「女性が多い職場なためか、"あの人が好き"だの"嫌い"だの、"態度がどうのこうの"、"服装やら髪型がどうのこうの"、"やり方がどうのこうの"と皆とても些細な事を気にしています。ハッキリ言ってどうでもいい事なのに」
「○○様にとってはどうでもいい事なのですか?」
「ハイ。どうでもいい事です。(健常者ならば)好きだの嫌いだのはその人の感じ方一つで変わるでしょう。でも・・・」
「でも?」
「皆ほとんど既婚者で"夫と言う後ろ楯がある"から、一言で言うと"主婦の小遣い稼ぎ"。辞めようと思えばいつでも辞められるンです。年間103万円以上の収入があったら所得税を支払わなくてはいけないので、調整と言って仕事が忙しい場合でも簡単に休んでしまえるのです。
 私は後ろ楯が無いからパッと辞めるわけにはいかないし、弁済の為にも毎月6万円は必ず必要なのです。その辺りの気概の違いをまず感じます。
 ギリギリの人数で作業を進めていますので誰か一人でも欠けてしまうととんでもなく負担が大きくなるわけでして、"機嫌を損ねないように"要するに人間関係に腐心する毎日です」
「それは大変ですね」
「そうですね。また私の考え方にも問題があるのかも知れません」
「どのようなことですか?」

「例えば、最近"誰々サンが自慢話をしているのでムカつく"と聞いた時です」
「はい」
「私は"私はそのような話をされても別にムカつくような事は無い"と。
 どうしてと聞かれると"私は皆とは別世界に生きているから"と答えました」
「別世界、とは?」
「置かれている環境が違うという意味です。
 だって私は先程申し上げた通り"後ろ楯"は無いのです。その時点で既に同じ額の給料をもらっても土俵が違います。しかも訴訟を起こして戦っていたり、精神が疲れて果ててしまってこうやってカウンセリングを受けたりもしています。
 だから"同じ次元に立つ事も無く"一歩引いた目で見る事が出来るから腹を立てる事もねたむ事も無い、とそんな事を説明しました」

「そうですか・・・。お話を聞いていると○○様(私の名前)は一生懸命(=一所懸命)に人のお話を聞いて一生懸命自分なりの回答をされるのですね。
 それはとても良い事だと思いますが、同時にとても疲れる事だと思います」
「はい、とても疲れます。こういう自分の性分が自分自身を追いつめているのかも知れません。もう少し適当な(=この場合はいい加減なという意味)考え方が出来れば楽でしょう。
 でもナカナカそれが出来ません。私の欠けている言葉は"中庸"です」

「それにしても○○様(私の名前)のお話は"よく観察されている"、"色々な事を知っている"感じがします」
「自分ではよく分かりませんが、経験が無い事は分かりません。色々な経験があった、ただそれだけだと思います」
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