建築基本法なるものが策定に向けて動き出しているらしい。おおざっぱに言えば、建築基準法があまりに細かく技術基準を規定しすぎて混乱状態になってしまっている状況に対し、もっと建築や建設行為にたいする基本的考え方、関係者の責務、理念等を明確にして、設計時の細かい技術基準は建築学会基準等によればいいという考え方のようだ。
これもいいと思うけれど、建築やその集積である都市が社会の文化資産であることを強く打ち出 . . . 本文を読む
今朝は管理建築士の申請に所員に事務所協会に行ってもらった
ところが本人が行かないとダメだったと帰ってきた
自分が行ってみると受け付けに非常に時間がかかり大混乱して中に入るのも大変だった。 . . . 本文を読む
先日、長年設備の設計を担当していただいている事務所の所長と話をした
建築士法改正で、設備一級建築士が新設される
これに受からないと事実上仕事ができないか、どこかの下請けをするしかない
出身が電気であることと熟年なのでこれから勉強したとしても受かる見込みはないという
構造設計者もそうだが、資格だけでなく今までの実務を見てきてお任せできる人物かどうかで判断している
資格や所属だけではその人の力は判断 . . . 本文を読む
今日はある住宅雑誌の取材を受けた
特集でコミュニティ形成をテーマとした事例の紹介をするという
さくらガーデンの企画から竣工後の運営までをお話しした
ここで振り返ってみたい
きっかけ
新宿にあるリビングデザインセンターで私の主宰している「人間性豊かな集住体」研究会が、いろいろな集合住宅を調査研究していた
月島と多摩のコミュニティの比較検討などしていた
コミュニティを形成する手法としてコーポラティブ . . . 本文を読む
昨日、耐震補強の研究発表会に参加した
今回で2回目だ
設計者が自分の設計事例について発表し、質疑応答する形式だ
今回は、小学校の耐震補強を構造と意匠のほどよいバランス感覚で美しくまとめた事例が中心だった
発表者の一人に、大学の後輩で家内と同じ会社の女性がいた
構造設計を専門とし、大学を卒業するとき賞をもらった秀才だ
話も簡潔で的確、要点をわかりやすくまとめていた
終わってから話しかけるとすぐに . . . 本文を読む
私は、イタリアの山岳都市で見られる中世の都市国家の周密した街並が好きだ
そこは、都市形成の手法の宝庫
なかでも、サンジミニャーノは街並の美しさで群を抜いていると感じる
また、ベネチアのそこかしこにある路地も好き
もちろん、大運河の街並も好き
そして、ドウォオモの屋根に沈む太陽がかなでる光のセレナードに再訪の誓いをした . . . 本文を読む