建築設計者の日々是好日

建築家として感謝をもって生きる日々の記録

技術者の行動規範;ケーススタディ1

2010年04月24日 | 建築
技術者の行動にはさまざまな規範があり、それを念頭に置きながら業務を進める必要がある
ここでひとつのケーススタディを見てみよう

ある工事で施主が工事で使用する製品のメーカーを指定したとする
そのメーカーの製品を取付けた所、使用者に火傷を負わす可能性があることが判明した

1、工事担当者は施主の言うことは絶対的に従わなければならないのか
2、是正せず事故が起きたとき、責任はどう考えるべきだろうか
3、設計者や工事会社の技術者の責任はどのように考えるべきだろうか

施主の担当者は施主である会社全体の利益にならない指示(理由はさまざま)をする可能性があるということを心得ていなければならない
問題のある指示が出たときに、工事関係者はどのような行動をすべきだろうか
1、製品に問題があれば他のメーカーを使用することを説明する
2、同意が得られないような場合は、会社の上司に説明するといって説得する
3、それでもだめなら、本当に上司、トップに報告することが求められる

事前に問題に気づかず指示に従ったとして問題を把握した時点で技術者はどのような行動をすべきであろうか
1、製品に問題があることが工事前に判明すれば、技術者は問題点を指摘して変更を主張すべきである
2、このケースは工事後に問題が判明したものだが、問題を認識した時点で施主に報告し対策を講じることが技術者の責務である

もし工事を是正せずに事故が起きたとして、
施主の指示があったとして技術者の責任はなくなるのか、または減るものだろうか
最終的には問題が起きれば、施主への報告等の必要な行動をしなかった技術者がその責任を負うべきである

技術者はいつも自分の知見を駆使して最良の判断を重ねてゆくことが求められている
そして、説明と同意が大切である
ただし、間違った指示には断固として拒否し、技術者としての行動規範を守らなければならないことは言うまでもない

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さくら

2010年04月12日 | Weblog
今年のさくらは珍しく入学式まであまり散らずにがんばっていた
地球温暖化が懸念されるようになってから,入学式ではさくらは散ってしまっていたことが多いと記憶している
温暖化の進行がゆっくりになった訳でもなさそうだ

ところで鳩山首相の25%削減演説はよかったが、その後の世界世論への働きかけがいまいちではないか
環境に限らず社会が期待した民主政権だが、なににつけても中途半端で花びらを残しながらぱらぱらと散り続けるさくらのようでは困るのです
政権を持ったのだから何をしてもいいという訳ではないだろうが、言っていたことはびしっと決めてもらいたいと思っているのは私だけではないだろう
「まだ、フリーハンドになっていない」とのたまうのだろうか
しかし、もう少しもう少しと見守る余裕がどのくらい社会にあるだろうか?
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