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気合と根性

2014-03-29 00:08:08 | Weblog
フィギュアスケート世界選手権、男子FSはもんのすごい大接戦でしたね!!お隣さんごめんなさいとおもいつつ、一人大歓声をあげておりました(笑)

やはり人間最後は気合と根性・・・技術や努力の先はその人の精神力なのだなあと改めて思った試合でした。
この世界選手権を現役最後にしている選手が本当に多くて、今シーズンから演技が見られなくなるベテラン選手たちの心境を思うと本当に寂しい気持ちと、手に汗握る演技の連続で泣いていいのか笑っていいのかわからないほど見ごたえのある大会だと思います。もちろんオリンピック上位の選手が少ないのは事実ですが今回参加している選手だけでも立派に大会として盛り上がりが感じられます。(もうちょっとカメラワークが上手だと嬉しいのですが・・・)

個人的には大好きなフェルナンデス君がやや惜しい試合だったのが残念ですが、日本人二人のあのハイクオリティな演技を見るともう、これはしょうがない!格好いい、可愛いフェルナンデスが観れて私は満足です。

やはりオリンピックシーズンの世界選手権は調子を保つのはほんっとーに大変だと思います。精神的にも体力的にも。ファンとしては試合を観れてとても嬉しい反面選手たちには負担なのかもしれなくて複雑な気分です・・・。ベルネル選手のように、引退後にもかかわらず最後の舞台のために日本に来てくれている人もいる。アボット選手にも言えることですが、フィギュアファンからこんなにも愛されている選手がリンクを去るのはいつ見ても胸が熱くなります。

それと、どの選手の演技を見てもオリンピックを乗り越えてまたレベルアップしているんではないでしょうか。特に精神的な強さを感じます。

女子のSPを観ても、失敗や口惜しい思いを味わって這い上がったものにしかたどり着けない境地というんでしょうか。多くの選手がオリンピックで満足行かない部分を抱えてこの選手権に臨んで、得たものがプログラムに表れているような気がしてなりません。

フィギュアを観ていると人として大事なことを目の当たりにしているような感じがします。仕事でもなんでも、目の前のことをひとつひとつしっかり積み重ねていく大切さとか、誰かと戦うようでいて実は最後は自分自身との戦いなのだなあとか。

私たち一般の生活をしている人たちも毎日の中で失敗をしたり上手く行ったりしながら過ごしています。でもその失敗や辛い思いを経験し、人間として成長してまたひと皮向けて人生を歩んでいく様を重ね合わせて見ているような気になります。

桜がみるみるうちに咲き始めて、満開の日も近いという嬉しい季節のはずですが、フィギュアファンにとってはシーズンが終わってしまう切ない季節・・・。最後までしっかり見届けたいと思います。

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