皆様あけましておめでとうございます。年越しはいかがお過ごしだったでしょうか。元旦は昼間から雪がハラハラと舞い、寒い中での年明けとなりました東京です。街も帰省中の人が多いためか比較的空いている印象です。
元旦だけは仕事も完全オフということで、家族や友人と過ごしたりしました。毎年カウントダウンを見ていて思うのは、「あと1分」「あと30秒」という時間の経過を全国の人たちが固唾を飲んで見守る瞬間て正月のカウントダウンぐらいのものであるということで、それがなんだか不思議な気がします。私たちが何気なく過ごしてしまう1分や1秒もとても大事なものなんじゃないかとおもう瞬間です。
昨年一年間の感想を朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩の言葉を借りて「一寸の光陰軽んずべからず」と記しましたが、まさにそんな感じでした。
がむしゃらに、ひとつのことに一生懸命に取り組むことはもちろん大切な事ですが、自己と他者との関係においても、また自分自身を見つめるにしても客観的な視点、多面的な思考がこれからは必要になるのかな、とも思います。
短い時間の中でどう過ごすのか、それを大事に過ごせることは、人生という長いスパンをも大事に生きていける人だと思います。言葉を借りれば、「細部には宇宙が宿り、その逆もまた然り」という概念になります。1日1日、その場のことに全力であることと、広い視野を持つことは必ずしも相反しない、と私は思います。
今年はこれまでより更に広い視野を持ち謙虚に色んなことを考え吸収すると共に自分が「何をしなければならないのか」という事をしっかり考えられる、「点と線を繋ぎで面で捉える」ような一年にして行きたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様の一年のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
か
イラストレーター 南姫(なみ)
元旦だけは仕事も完全オフということで、家族や友人と過ごしたりしました。毎年カウントダウンを見ていて思うのは、「あと1分」「あと30秒」という時間の経過を全国の人たちが固唾を飲んで見守る瞬間て正月のカウントダウンぐらいのものであるということで、それがなんだか不思議な気がします。私たちが何気なく過ごしてしまう1分や1秒もとても大事なものなんじゃないかとおもう瞬間です。
昨年一年間の感想を朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩の言葉を借りて「一寸の光陰軽んずべからず」と記しましたが、まさにそんな感じでした。
がむしゃらに、ひとつのことに一生懸命に取り組むことはもちろん大切な事ですが、自己と他者との関係においても、また自分自身を見つめるにしても客観的な視点、多面的な思考がこれからは必要になるのかな、とも思います。
短い時間の中でどう過ごすのか、それを大事に過ごせることは、人生という長いスパンをも大事に生きていける人だと思います。言葉を借りれば、「細部には宇宙が宿り、その逆もまた然り」という概念になります。1日1日、その場のことに全力であることと、広い視野を持つことは必ずしも相反しない、と私は思います。
今年はこれまでより更に広い視野を持ち謙虚に色んなことを考え吸収すると共に自分が「何をしなければならないのか」という事をしっかり考えられる、「点と線を繋ぎで面で捉える」ような一年にして行きたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様の一年のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
か
イラストレーター 南姫(なみ)