なんでもルーキー

『禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし・・』 
我が身に降りかかる災いと幸せに、一喜一憂することなく生きたい。

献血を拒否された・・・

2014年07月27日 | つぶやき

もう先月のことになるが、とある日曜日・・・。

天気も悪くレッズレディースの試合に行こうか悩んでいたところ

急に考えが変わって献血に行くことにした。

大宮献血ルームウエストは工事中のため、大宮駅構内にある大宮駅献血ルームへ。

中は待合室で座る席がないほどの人でごった返していた。

場所は変われど、私もこれで3回目。

慣れた手順で受付を済ませ、しばらくして問診に呼ばれた。

そして献血が受けられるかどうか質問に応えていく。

と、ここで思わぬ一つの項目に引っかかった。

それは薬の服用である。

3ヶ月前からメニエール病の薬を毎日服用している、と看護士に

伝えると、薬の名前はわかるかと聞かれた。

3種類のうちの一つ「メニレット」は覚えていたので、その名前を伝えた。

看護士の表情が微妙に陰り、確かめるようにそばにあった分厚いファイルを開いた。

看護士の辿る人差し指の動きを目で追い、止まったところには。

「メニレット・・・C」と、書かれていた。

「申し訳ありませんが、本日はお受けできません・・・。」

「えっ・・・。」

「よくなられたら(服用をやめたら)お越し下さい。」

手渡されたアクエリアスを受け取り、しばし呆然とする。

メニエール病は完治するかわからない難病。

私が罹患している蝸牛メニエール病は、めまいこそないものの耳鳴り、耳つまりが

繰り返し起こるうちに、めまいを伴う本格的なメニエール病に移行する人もいる。

治る見込みの見えない=薬は当分飲み続けなくてはならない・・・。

冷静になって考えてみれば、薬が血液に及ぼす影響は大きいわけだし

拒否されるのは至って当たり前のことだ。

その後何度も携帯には、日本赤十字社から献血催促のメールが届く・・・。

それを見るたびに、幾分恨めしい気持ちになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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