ルーキーの散歩中、近くのショッピングモールのフェンスに、こんな看板を見つけた。
「雨水流出抑制施設・・・?」。
以前からここにこの看板があったかどうかも定かでないが、ちょっと気になったので調べてみることに。
近年・・・都市化が進み、雨水が急激に河川に流れ込むことによって起こる洪水(都市型洪水と言う)が
多数発生している・・・。
うちの辺りのような田んぼに囲まれた田舎でさえ開発が進み、田んぼだったところがどんどん
宅地(固い土)や、道路等(コンクリート)、ショッピングモールなどに変わっている。
田んぼは雨水を吸収したり、一時的に蓄えて一気に河川へ流れ込むことを防いでくれていたのだ。
なのでゲリラ豪雨のような雨が降ると、ドッと河川や下水道に水が流れ込んでしまい、河川は氾濫し
下水道はマンホールなどから逆流したりする。
このような事態を防ぐために、ある一定の開発行為を行う事業者は、「雨水流出抑制施設」の設置
(知事に届け出)が必要なのである。
埼玉県では「1ha(10000㎡)以上の開発行為をする場合など・・・」と定められている。
「なるほど~。」
看板を見てみると、「建物下地下ピット、掘込式調整池、表面貯留・・・」と書かれている。
それがどんなものか見なくても、「雨水を一時的に貯める施設」であるとわかる・・・。
この駐車場一帯が、貯水池の役割も担うわけなんだ・・・。
恥ずかしながら・・・「貯水池」って、今日まで水不足対策かと思ってた。
ちなみに、県土整備部河川砂防課(埼玉県)のパンフレットにわかりやすく説明が載っている。
興味のある方は参考までにこちらを。
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/56141.pdf
この看板・・・ルーキーの散歩中に長女が「バッタがいっぱいいる所教えてあげる~」と
言うので、そこへ行ったら見つけたわけで・・・。
その後は、バッタを捕まえたり追いかけたりして遊んだ。
この写真ではどこにいるかわからないなぁ~。
葉っぱの上のぼやけてるのがそう・・・。
このバッタ・・・種類は「ショリョウバッタ!」。
ずっと「ショウジョウバッタ」だと思ってたが、どうやら「ショウリョウバッタ」のようだ・・・。
(メスの方が、オスより大きいとか・・・。)