へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

不思議な少年!! その31の1

2009-05-13 12:04:03 | Weblog

イエス父の訃音(ふいん)に接す、母になぐさめの手紙を書く!!



 イエスの父ヨハネの死。死を迎えない人生はない。死は生まれ出でる事による必然である。その死に臨み、如何にあるかと言うことが問われる。本人もそうであるが、縁生の廻りの人々にもその事が問われる。


 それに対するイエスの言葉は、大いなる慰めである。それは、一時のこの世の命を永遠の生命の視点から説いているからである。肉体を纏った生命(いのち)は、実は死ぬことはないのである。居所を変えるばかりである。そして、生き続ける。肉体は役割を終えて朽ち果てる。


 そして、その期間を使命を果たして逝くものは幸いである。それを哀しみの涙で暮れることはないと言う。悲嘆することは、怠惰と同じ事だという。

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<観客無しのサッカー試合(メキシコ):記事には無関係>



 この世に生まれてきたことは、使命がある。それは愛を行うことである、と言う。これほど明確な慰めの言葉もない。


 人は死に臨んで、何故泣くか。何故、悲嘆に暮れるのか。死に征く者への同情か。否、そうとばかりは言えない。憐憫は残された自己に対することが多いのである。




 或る日、イエスがいそがしく働きながら、ガンジス河畔に立っていると、西方から帰って来た一団の隊商が近づいて来た。 


 ひとりの男が近寄って来て言った、「わたしどもは御郷里から来た者ですが、よくないおしらせを持参しました。御尊父はもうこの世におられません。お母さんは悲嘆にくれておられます。彼女を慰める人は誰もありません。あなたが御存命かどうか知りたくて居られます。もう一度お目にかかりたいと切望されています。」


 イエスは頭を垂れて瞑想し、それから次ぎのような要領の手紙を書いた。


 

 「いとも貴き女性なる母上よ、今郷里から来た人から、お父さんがもうこの世にいまさず、お母さんが嘆き悲しみ、わびしくしていられることを伝え聞きました。


 お母さん、万事障りありません。父上もあなたもお仕合せです。お父さんの地上の仕事は完成しました。立派に完成したのです。世のなかのどのような方面でも、お父さんが詐欺をしたとか、不正直であったとか、悪事をたくらんだと非難する人は誰もありません。

 

 存命中お父さんは多くの苦難をなめました。そしてここを去って、これから魂の旅路の問題を解決されようとして居ります。 


 われらの父神は地上で一緒であったように、そこでも一緒で、お父さんの天使はお父さんが道に迷わないように守ってくれます。なぜ泣きますか。涙は嘆きを克服できません。嘆きに傷心をいやす力はありません。


 悲嘆の程度は怠慢と同様です。多忙な人は決して嘆きません。嘆くひまがないからです。嘆きが心に群がって来る時には、われを忘れて愛の働きに深く身を投ずれば憂いは消えてしまいます。お母さんのお仕事は愛の奉仕です。世はこぞって愛を叫び求めて居ります。 


 されば過去は過去に任せ、生きている人々にあなたの生命を捧げて下さい。そしてもしあなたの生命を捨てて人々に仕えれば、屹度(きっと)朝の光に、タベの露に、鳥の歌に、咲く花に、夜の星にも、その生命を見つけられるでしょう。

 

 やがてこの世におけるお母さんのすべての問題が解決されましょう。そして総決算ができれば、もっと広い有益な場所に入り、もっと大きな魂の諸問題を解決することが、お母さんにとって完全この上ない幸福でありましょう。


 それでありますから、つとめて心をやすらかに持って下さい。いつかわたしは黄金や宝石に勝る貴いおみやげを携えて帰ります。屹度(きっと)ヨハネはあなたのお世話をし、あなたの必要なものはすべて供えてくれましょう。そして、わたしはいつもあなたと御一緒に居ります。ゼホシュア(エホバ救い給え)。」


 イエスはこの書面をエルサレムに行くひとりの商人に托して送ってやった。



【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】


第六部 インドでのイエスの生活と行動



第三十章 イエス父の訃音(ふいん)に接す。母に慰籍の手紙を書く。その手紙。帰途につく商人にこれを托す。



1)或る日、イエスがいそがしく働きながら、ガンジス河畔に立っていると、西方から帰って来た一団の隊商が近づいて来た。


2)ひとりの男が近寄って来て言った、「わたしどもは御郷里から来た者ですが、よくないおしらせを持参しました。


3)御尊父はもうこの世におられません。お母さんは悲嘆にくれておられます。彼女を慰める人は誰もありません。あなたが御存命かどうか知りたくて居られます。もう一度お目にかかりたいと切望されています。」


4)イエスは頭を垂れて瞑想し、それから次ぎのような要領の手紙を書いた。


5)「いとも貴き女性なる母上よ、今郷里から来た人から、お父さんがもうこの世にいまさず、お母さんが嘆き悲しみ、わびしくしていられることを伝え聞きました。


6)お母さん、万事障りありません。父上もあなたもお仕合せです。


7)お父さんの地上の仕事は完成しました。立派に完成したのです。

→31の2に続く


不思議な少年!! その31の2

2009-05-13 12:02:55 | Weblog
→31の1より続き

8)世のなかのどのような方面でも、お父さんが詐欺をしたとか、不正直であったとか、悪事をたくらんだと非難する人は誰もありません。


9)存命中お父さんは多くの苦難をなめました。そしてここを去って、これから魂の旅路の問題を解決されようとして居ります。


10)われらの父神は地上で一緒であったように、そこでも一緒で、お父さんの天使はお父さんが道に迷わないように守ってくれます。


11)なぜ泣きますか。涙は嘆きを克服できません。嘆きに傷心をいやす力はありません。


12)悲嘆の程度は怠慢と同様です。多忙な人は決して嘆きません。嘆くひまがないからです。


13)嘆きが心に群がって来る時には、われを忘れて愛の働きに深く身を投ずれば憂いは消えてしまいます。



14)お母さんのお仕事は愛の奉仕です。世はこぞって愛を叫び求めて居ります。


15)されば過去は過去に任せ、生きている人々にあなたの生命を捧げて下さい。


16)そしてもしあなたの生命を捨てて人々に仕えれば、屹度(きっと)朝の光に、タベの露に、鳥の歌に、咲く花に、夜の星にも、その生命を見つけられるでしょう。


17)やがてこの世におけるお母さんのすべての問題が解決されましょう。そして総決算ができれば、もっと広い有益な場所に入り、もっと大きな魂の諸問題を解決することが、お母さんにとって完全この上ない幸福でありましょう。


18)それでありますから、つとめて心をやすらかに持って下さい。いつかわたしは黄金や宝石に勝る貴いおみやげを携えて帰ります。


19)屹度(きっと)ヨハネはあなたのお世話をし、あなたの必要なものはすべて供えてくれましょう。そして、わたしはいつもあなたと御一緒に居ります。ゼホシュア(エホバ救い給え)。」


20)イエスはこの書面をエルサレムに行くひとりの商人に托して送ってやった。




【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  



SECTION VI



VAU

Life and Works of Jesus in India



CHAPTER 30


Jesus receives news of the death of his
father. He writes a letter to his
mother.

The letter. He sends it on its way by a
merchant.



ONE day as Jesus stood beside the Ganges busy with his work, a caravan, returning from the West, drew near.

2) And one, approaching Jesus, said,
We come to you just from your native land and bring unwelcome news.

3) Your father is no more on earth; your mother grieves; and none can comfort her. She wonders whether you are still alive or not; she longs to see you once again.


4) And Jesus bowed his head in silent thought; and then he wrote. Of what he wrote this is the sum:

5) My mother, noblest of womankind; A man just from my native land has brought me word that father is no more in flesh, and that you grieve, and are disconsolate.

6) My mother, all is well; is well for father and is well for you.

7) His work in this earth-round is done, and it is nobly done.

8) In all the walks of life men cannot charge him with deceit, dishonesty, nor wrong intent.

9) Here in this round he finished many heavy tasks, and he has gone from hence prepared to solve the problems of the round of soul.

10) Our Father-God is with him there, as he was with him here; and there his angel guards his footsteps lest he goes astray.

11) Why should you weep? Tears cannot conquer grief. There is no power in grief to mend a broken heart.

12) The plane of grief is idleness; the busy soul can never grieve; it has no time for grief.

13) When grief come trooping through the heart, just lose yourself; plunge deep into the ministry of love, and grief is not.

14) Yours is a ministry of love, and all the world is calling out for love.

15) Then let the past go with the past; rise from the cares of carnal things and give your life for those who live.

16) And if you lose your life in serving life you are sure to find it in the morning sun, the evening dews, in song of bird, in flowers, and in the stars of night.

17) In just a little while your problems of this earth-round will be solved; and when your sums are all worked out it will be pleasure unalloyed for you to enter wider fields of usefulness, to solve the greater problems of the soul.

18) Strive, then, to be content, and I will come to you some day and bring you richer gifts than gold or precious stones.

19) I'm sure that John will care for you, supplying all your needs; and I am with you all the way, Jehoshua.

20) And by the hand of one, a merchant, going to Jerusalem, he sent this letter on its way.

【続く】

東京地検特捜部は、ゲシュタポになった!!

2009-05-13 11:36:53 | Weblog

マスコミ・メディアは、小沢追い落としに成功したが.....。
国民の深層心理には、唇寒し(後味の悪い思い)の感は拭えない!!
言い知れぬ、不安感....。
その原因は東京地検特捜部『
国策捜査』にある。
忍び寄る権力の横暴、閉塞感、これは必ず反発を招く!


 利権に胡座をかいている一部のグループには、必死の策であったであろうが、その成功は必ずしも得策でなかったことに早晩気がつくことになる。

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 国民の大半は、検察・マスコミの煽りと誘導によって流されているが、やがて、大本営発表であったことを知る。後で、田中角栄失脚が、CIA・検察誘導による『国策捜査』であったことを切歯扼腕したように、同じ思いを持つ。


 後で気がつく、ナントカである。しかし、今回小沢代表は、戦術的転換をした。潔く、男らしく毅然として、電光石火の如く転換をした。むしろ、今の方が小沢一郎らしくなった。豪腕小沢が甦る。覚悟の転換だ。腑抜けの民主党に活を入れる。それが可能となった。


 次の代表は、間違いなく鳩山由紀夫だ。ともかくも鳩山由紀夫だ。で、小沢院政が始まる。政権交代は、外せない。所定の方向性だ。小沢一郎は、選挙対策本部長あたりに納まるべきだ。選挙は戦いだ。豪腕小沢一郎が甦った時、政権交代は実現する。


 飯山一郎さんの感慨は、同じイチローだけあって、舌鋒鋭い。溜飲が下がる。だが、戦いはこれから始まる!!

【転載開始】◆2009/05/12(火) 東京地検特捜部は,ゲシュタポになった!

 http://www.geocities.jp/o1180/index.html#TOP『飯山一郎の小さなHP』より



   《前文省略》



 小沢一郎が,ついに辞任に追い込まれた.
 小沢を辞任に追い込んだ最大の “功労者” は,マスコミである.
 連日連夜,小沢のダーティイメージを流し続け…,
 合間合間に,中立を装うのが上手い電波芸者にコメントさせた.
 みな,ほんと,上手だった.香具師も顔負けのシャベクリだった..

 「検察は,小沢が受領したカネが,違法,そして悪質だと断定したんだ!」
と大声を出した岸井成格は,敢闘賞ものだった.
 「第一秘書が逮捕されたという事実は重い.小沢さんは辞任すべきですよ!」
と,得意気に語った浅野史郎には,殊勲賞をやりたい.
「国民の7割近くが,小沢党首は辞めるべきだという意見なんです!」
と,特大のフリップに書かれた“世論調査の結果” を一流の政治学者なみの説得力で解説した みのもんた は,文句なしの技能賞だろう..

 いや! 技能賞は,何と言っても東京地検特捜部だ.
 世論の動向を見ながら,絶妙のタイミングで ガセネタ をリークする…,
あの “技能” は,ナチスの秘密警察局 (ゲシュタポ) クラスだ!
 ちょっと待て! ナチスを言うなら…,
 検察のリーク情報を巧妙に宣伝して世論を誘導,衆愚に,
「小沢一郎は辞任すべきだ!」
と答えさせる手法は,ヒムラー率いるナチスの髑髏部隊なみの見事さだった..

 しかし,上に述べた “評論” は,たんなる “皮肉” である.
 我々は,もっと重大な “日本国の政治体制の劇的な変化” を注視すべきだろう.
 どんな変化なのか? そして,どれほど劇的なのか?
 箇条書きで述べよう..

1.邪魔な政治家の秘書を好き勝手に逮捕し,政治の流れを好き放題に変える!
  こういう “政治特権” を,東京地検特捜部は確実に手に入れた.
  つまり,東京地検特捜部は,ゲシュタポになった.
2.政治家は,政治行動の自由を失った.
  官憲によって,いつ容疑者にされ,いつ失脚するか分からないからである.
  官憲の “ご意向” をたえず気にする政治家が激増するだろう.
  日本は,間違いなく “恐怖政治” への第一歩を踏み出した.

3.議会制民主主義は,完全に形骸化した.むしろ不要! かもしれない.
  なぜか?
  マスコミの “世論調査” が 迅速に “世論” を吸い上げてくれるからだ.
4.したがって,選挙も不要だ!
  小泉の郵政選挙も,マスコミの “世論操作” で決まった.
  今後も,衆愚 (B層) はマスコミの言いなりになるだろう.
5.選挙なんて無駄だ! 無意味だ! だから投票所に行かない! 棄権する!
  こういう “積極的な棄権” が激増するだろう.
  ちなみに,為政者や支配者が,本当に恐れている事態というのは,じつは…,
  選挙を否定し,積極的に棄権する国民が激増することだ.
  選挙制度そのものが崩壊する! という恐怖感におそわれるからだ.
6.政権交代も無意味になった.
  東京地検の “暴挙” と闘えず,党首の失脚を守れない民主党が政権を取っても
  取らなくても大差なし! つまり,官僚の言いなり! と思っていい.
7.社会全体が,恐ろしいほどの “閉塞状況” になる.
  百年に一度という大不況が,“閉塞感” を増長させる.
  (そういえば,ナチス台頭の一因も大不況だった.)
8.社会的な閉塞状況は,暴力にうったえる風潮をかもしだす.
  これは社会学のイロハだ.とくに底辺層の閉塞感は,甘くみないほうがいい.
  以前,検察庁の門にペンキを投げつけたモサがいた.
  あの黄色いペンキに,検察庁は,かなりブルッたという.
  こんどは,ペンキではなくて,汚物が投げ込まれるかもしれない.
  もし,官庁街で石礫が飛んだら,世情は相当に荒れてくる (網野善彦).
  すると,次にはテロを歓迎する風潮がでてくる.
  「一人一殺」 を決行する凶漢も出てくるだろう.
  元厚生事務次官宅を次々に襲った殺人犯・小泉毅 (たけし) .
  彼の “思想的後継者” が,こんどは検察の高級官僚の自宅を襲う!
  これは覚悟しておいたほうがいい.【転載終了】