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Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

ああ、森に逆戻り・・

2007-02-17 | ドラマ

ひゃあ~~~!!!
と、戸谷先生がライに・・いやライが戸谷先生に憑いたのか!?
戸谷先生、2幕・・いや第5章では豹変!めっちゃ怖いーー!(でもステキ♪)
うわお・・本物の「悪」になってきた。
戸谷先生にも赤い舌。朧の剣は、注射器ですか?
注射器をべろん・・とか(笑)

もんのすごいドキドキしてしまった、45分。

「好きも嫌いも・・おんなじことなのよ~わたしには」
きたーーーっ!!!
絶対あると思ってたのよ、この台詞!(しかし豊美が言ったか・・)
「好きも憎いも同じなんだよ!」
ああ・・ライさまの声が。やっぱりそうなのね・・。愛は皮肉。
「食べ頃だ・・」
「俺は俺の欲望の道をまっすぐ行く。誰にも邪魔はさせねえ」
戸谷先生、顔が言ってるよなあ。
じゃあじゃあ、アレも言っちゃおうかっ!?
「俺をはめようなんざ、100年早いんだよ」
・・・言えるかな~?戸谷センセ。

もう~~絶対カブる!カブりまくりよ~、朧とわるやつ。
両方見た人しかわからないけど・・。
   ↑心当たりのかた、反応して~(笑)


森を出たかと思ったら、森が追っかけてきたわ・・
朧の森にはもう行けないから、戸谷の森で心中覚悟。

めちゃくちゃ面白くなってきました『わるいやつら』
第5章の感想は、後日別途まじめにup。
今日は、興奮のあまりふざけてup(爆)

「わるいやつら」 第4章

2007-02-11 | ドラマ

戸谷先生の表情が、読めません。
このドラマは、そんなことがよくあります。

上川さんのこれまでの役って、良くも悪くもストレート、
表情(とくに目)や声から、気持ちが溢れんばかりにうかがえました。
かなり押さえた演技でも、そこはかとなく漂わせているような。
それが上川さんの上川さんたる所以と言ってもいい、とさえ思います。
けれど、戸谷先生は・・。
無表情というのとは違うし、かといってガードを堅くして気持ちを
見せないようにしているわけでもない。
ただ何も流れてこない・・というか。
ほんとに今何を思っているんだろう???って、
何度繰り返し見ても、よくわからない表情がときどきあります。

第3章では埠頭での会話の最後。
「俺とは別れるってこと?」との問いに、無言でうなずく豊美を見つめる表情。
今回ではラスト。チセの夫の遺体が病院から送り出されるのを目撃して
呆然とする豊美を見つめる表情。
こんなふうに感情を表情から消す(隠すのではなくて)こともできるんだ・・と
見たことのない上川さんに、ちょっと驚いています。
メガネのせい?とも思ったけど、それだけでもないと思う。
冷たいでもなく、怖いでもなく、不気味というのもなんか違うなあ。
「ねえ、何考えてる?」って、しばしにらめっこしちゃいます(笑)
そして・・全敗。わからん・・。

かと思うと、企み丸出し、下心丸見えの戸谷先生も。
焼肉焼きながら相手の顔も見ずに、「結婚してください」
おいっ戸谷っ(大滝さんbyしもみー)そこに愛はないだろ。
「ほんとうはやりたくなかったんだ」「豊美がいなければ何もできない」
はっ、よく言う・・・そこにも愛はないだろ。
「信じてくれて、いいよ」
その挑戦的な目はどう見ても「やる」って言ってるし(笑)
戸谷先生流のゲーム感覚、でしょうか。
こちらの企み見え見えにしておいて、相手の出方を探り楽しむ。
計算高いときもあるけれど、
どちらかというと、そういうことついやっちゃうって感じ、このひと。

そんな戸谷先生が、本心をちらっと垣間見せたようなところが、
今回のツボでした。
(「死ぬわよ」)「それもいいね」
「隆子とは死のうとは思わない。
 なんでかなあ・・豊美とならいつ死んだっていいんだけどなあ。」
これは、ちょっと前の殺し文句とは絶対違う気がする。
戸谷先生、自業自得なんだけど、病院経営、金、女・・
そういうしがらみから逃げたくてしかたなかったのでしょうね、
もうずっと前から。
これまで、どんな女性がどんなふうに彼を愛してきたかわからないけど、
豊美は初めてなんの利も求めず彼を愛してくれた女性だということを、
きちんと気づいてはいないけれど、
心のどこかがそれを感じているのかなあと、思いました。
う~ん、きれいすぎるかな、この解釈は(笑)
それこそまんまと、戸谷先生の思うツボ、とか。
だって~~、あの毛布にくるまって捨てられた子犬のような先生に
きゅんきゅんなんだもの~(爆)
「ああ・・冷たくていい気持ちだ・・」
豊美じゃないけど、これには泣けましたよ、わたし。
先生のからだの熱さが、ほんと伝わってくるようでした。
ああ、すっかり堕とされているのかしらん。

しかし。。
当直の先生を呼ばなくていいと言ったら「死ぬわよ」って(笑)
おいおい・・突然どんな重病じゃ・・それも医者相手に。
と、咄嗟にツッこんでしまいました。いいところなんですが・・すみません。
そこは「死ぬ」といわなければ、いい話に続かないわけで。

ところで、しもみ~。
このひともわからないですね。たぶん「わるい弁護士」なんだから、
そろそろわるいことしようと企んでいるんだろうけど、
豊美の前だとなんだか・・すごい純粋なひと(笑)
いったい何を言いに来たのかなあ。

ちょっと現実離れしたような異常な世界。
豊美以外は、どの人物も常人では簡単に想像もつかないようなことを
たぶん感じたり、考えたりしていて、
だから、見えなくてわからなくて、面白いんですね。

なかでも、やっぱり戸谷先生って相当難しい役どころだと思います。
やりようによっては、もっと単純、見え見えなワルに終始しちゃって
面白くないと思うんです。
贔屓心全開でしょうが、わるいやつの微妙なさじ加減が、
上川さん、さすがだと思って見ています。
こういう役に選んでいただけたことが、すごく嬉しいですね。
最後まできっと、また期待以上のものを見せてくださるのではないでしょうか。

今回のお気に入り♪
もちろん、毛布にくるまった子犬(笑)ですが、もうひとつ。
「あ、うちの救急だ。」
「その前にサルの尻拭いだ」信長さまを思い出しました。
う~ん、この絶妙なタイミングが最高♪

次回予告。
え~~なになに??どういうこと??
めっちゃ興奮しました。
「豊美~~っ」・・・「千代~~っ」(こらっ)
最後の戸谷先生、注射器の何か口にくわえて・・怖いじょ・・。

「わるいやつら」 第3章

2007-02-06 | ドラマ

わるいやつら、というより、こわいやつら。
面白くなってきました。

今回、しもみー(下見沢・自称)がいちばん普通のひとだったわ・・。
彼、遊びじゃなくて、本当に豊美のこと好きになっちゃったようです。
あれえ?な感じですが。ま、惚れた腫れたに理由はいらない・・か?

デザイナー隆子。まだよくわからないひとですね。
その気があるのかないのか。
あの戸谷先生が、その財産と美貌に惚れる女性なら、
鈴木京香さんで見てみたかったなあ~と、
「華麗なる高須相子さん」を見て思いました(笑)
あの奥様(森口瑤子さん)と豊美とチセに対抗するなら、
相子さんくらいじゃないと~。そしたら、もっと怖くなるのに。
あのくらい鼻っ柱強く「「わたくしを他の女と同じに扱わないで」と
戸谷先生を一蹴してくれたら・・どうしたかな、先生(笑)

新たに登場した戸谷先生の奥様、慶子さん。
「お金がないってことでしょ?そんなことわたしの知ったことじゃないわ」
旦那の浮気現場を押さえた写真を何枚も突きつけて。
こわっ! うん、でもこのくらいしないとね~こんな旦那には(笑)
森口さん、すてきです。
森口さんと上川さん、『祖国』ではあんなにすてきな夫婦だったのにね~。
いや、ほとほと因果なものですねえ。

因果なものといえば、もうひとつ。
チセの旦那さんは笹野高史さん。『毛利元就』では上川さん@隆元に
「長生きしてくだされ」と言ってもらったひいおじいさんでした。
それが・・殺されかかっちゃうんですから、ねえ(笑)
ああ、こんなことにウケている自分・・ごめんなさ~い。
そういえばその旦那さん、チセの店にやって来たとき、お手伝いの女の子に
「いらっしゃいませ」と迎えられました。
戸谷先生はいつも「おかえりなさい」なのに(笑)
細かいところ、こだわって作っているんですね。

細かいといえば、戸谷先生。
慶子さんが突きつけた写真のうち、豊美の写真を見て
しもみーが「こんな顔、見たことないや」と呟いたとき、
メガネを外していた先生は、ちゃんと目を細めて写真をのぞき込んでいましたよ。
そうそう、その距離から普通に見えてはいけないんです、メガネくんは(笑)
グッジョブ、上川さん♪
チセさんも細かいですね。かわいいツバメには「いくら」をあげてます(笑)
グッジョブ、余さん♪
いいですね~こういう小技の応酬みたいなの。さすがって感じで楽しい。

で、チセさんですね。
いいですね~~!かわいくて怖くて。
戸谷先生がチセさんのところに行くと、わくわくしちゃいます(爆)
豊美や隆子さん相手には、「まあ、よう言うわっ」てなくらいの殺し文句と
テクニックで攻めるのに、チセさんの前だときゃわいい♪
それでも「俺がチセにしてあげられることって・・ほかにないだろ?」って。
あは!やっぱり攻めるときは巧妙に攻める。さすが先生っ。
それにしても・・毎度体当たり激しい(笑)チセさんに、内心たじたじの
戸谷先生の素顔が・・ちょっと思い浮かびます。
このふたり、こうしていざ「わるいこと」を決断したら、
なんとお寿司なんかほおばりながら、平然と殺人計画を練り上げるんですよ!
こわーーーーっっ! 

でも怖いのは、豊美も同じ。
戸谷先生の、裏切り同然のつくり話をチセさんから聞かされて。
断固断ったはずの殺人の手伝いを「ええ。協力します。」
泣くほど笑ったそのあとの、表情といい言い方といい、こわーーーっ!
先回予告で、チセさんの前で大笑いする豊美を見て、これはどういうこと??と
とても不思議に思って楽しみにしていましたが、こういうことだったのですね。
なるほど、泣けるほど笑っちゃいますよね。
豊美のなかで、何かが大きく動いた感じです。

そして、豊美の突然の怖~い変身ぶりに、戸谷先生も、
こわーーーーっ!!
というより、かっこよかったです、めちゃくちゃ(笑)
外したメガネを持った右手で、豊美の顎をクイッ。
目がっ。声がっ。しぐさがっ。
「敵どうしよ」と豊美に睨まれた戸谷先生。
しばらく豊美を見つめたあと、目線は外さず口元でかすかに笑い、
しばし開いたその口元から「わかった」(この数秒が、最高!)
しばし開いたわたしの口元からは「すてきっっ」(爆)
ほ~れみぃ~、見せ場は必ずメガネを外すんだがね。
もうずっと外しときゃええだわ~・・とチセになってみる(笑)

やっと話が、戸谷先生にまわりました(笑)
戸谷先生、ひとが死ぬこと、ひとを殺すことへの感情の麻痺が、怖いです。
龍子を思いのほか簡単に、疑われることもなく、殺してしまえたこと。
ひとの死というものが、病院では日常茶飯事に起こっていること。
そんなことから、医師である自分の前では、
ひとが、自然に死ぬことも殺されて死ぬことも、
たいした違いはないのだと、思えてしまうようになったのかもしれません。
第2の殺人計画をほのめかして、「先生、捕まるわ」と豊美に忠告されても
「そうかな」と涼しい顔。
殺人計画を、寿司をほおばりながら平気でできてしまう。
戸谷先生、わるいやつでなく、とんでもなく怖いやつ、かも。

次回さらに怖さを増すか? 誰が?

ふたつまとめてっ

2007-02-01 | ドラマ

ああ、もう水曜日だ~(つか、すでに木曜日)
別に毎度upしなくてはならない義理は無いんだけど(笑)
ちょこっとだけ感想もらしたいなあと。

『華麗なる一族』(第3話)
胸が悪くなりそうだわ・・ここの人たち見ていると。
どっかのわるいやつらとはまた違う、異常な人間関係。
それにしても、鉄平サイドは、なんかスポ根ものみたいだったなあ(笑)
どうも「あり得ん・・」と穿った見方になっちゃう。ごめんなさい。
一方、父・大介サイドは、重い。
怖い話だけど「さもありなん」と思えてしまう、あの業界。
支店長会議。あれなんて、きっと現実にあると思うもの。
田山さんが演じた池田支店長。一豊さまに見えてしまったのは、
わたしだけでしょうか(笑)
愚直なまでの誠実さを買われ、というか利用される。
彼なら無理難題を押し付けても、必ずやり遂げる。
彼が「やる」といえば、二の足踏んでいる奴らも必ず立つ。
大介は、相当高い確信をもって、彼を選んだんですよ。まるで家康さま。
意を決した池田支店長を見て、次々と他の支店長が立ち上がったところなんて、
「小山会議」そのもの~~(笑)
法外なノルマを与えられて、その身を滅ぼすほどに(ほんとに滅んじゃった
けど)奮闘し、期待通りの成果を挙げる支店長は、さながら苦慮の末
土佐平定を成し遂げた一豊さま(涙)
ああ、こんな見方をするのは、わたしだけね・・やっぱり(笑)

なんだかんだいって、楽しんで見続けております。
そうそう、猪! 
敬介(鉄平の祖父)の肖像画、池の鯉「将軍」に続く傑作ですな。
どーしてここまで笑わせてくれるんだか(笑)・・わたしだけ?

あ、それから地元ネタになりますが。
今回「あら~?」な建物が目に留まりました。
銀平がお見合いをしたホテル?は「蒲プリ」、蒲郡プリンスホテルでした♪
また、今週早々こちらでは新聞やニュースで話題になりましたが、
名古屋市庁舎もロケに使われ、終盤(3月)に登場するそうです。
蒲プリも名古屋市庁舎も、昭和初期の重厚で趣のある建物ですからね。
なんだか嬉しいです。


『風林火山』(第4話「復讐の鬼」)
いよいよ動き出したという感じですね~。
勘助と晴信が出会いました。
のちに主となる晴信、勘助にとっては最初「憎き敵」なのですね。
あら~、一豊さまと信長さまの関係と一緒!(また結びつけてる)
ミツを殺したのはその父・信虎ですが、武田はすべて敵ですからね。
その勘助の秘めたる敵意を見透かすかのような晴信。
「失意のなかにこそまことの大望は生ずる。大望がなければ、
 恨みをはらしたとて、何になろうぞ」
若いのに人を見る目は鋭く、また器の大きさを感じさせる、
スカッとした物言いでした。さすが父をも恐れさせる人物かな。
わたしは単純なもので、「おおっ」と感動してしまったのですが(笑)
勘助はそうはいかないのですね。
「失望も知らぬ青二才が!」
気圧されたり、感じ入るどころか、
さらに憎しみの炎を燃やしてしまったようです。
そういう感情、思考回路は、ハンディキャップのためずっと卑屈な人生を
歩んできた勘助の反骨精神ゆえかな、と思いますね。
これが一豊さまだとね、素直に「すごいお人だ~」と惚れこんでしまうはず
なんですよ(爆)←またまた~~
これから勘助がどう這い上がっていくか、一筋縄ではいかないはずですから、
楽しみです。

それにしても、信虎というお人、よくわからないですね。
ミツの惨殺といい、錯乱気味の体だったり。
戦疲れのご乱心?最も信頼した腹心を亡くしたから?
それともひたすら息子・晴信の影に恐れをなして?
仲代信虎に、ちょっと引きぎみです・・。
一方、その妻大井夫人は、いいですね。
要所要所で登場しては、意味深な言葉を残していってくれます。
(信虎の所業に対し)「許してやる人間もおらねばならぬのです」
(腹心について)「光を放つ者は、影を負うものがいてこそ輝けるもの」
武将の妻として母として、深慮と愛情と厳しさを兼ね備えた女性。
法秀尼さまが思い出されます。

『風林火山』のテーマ曲、なかなかお気に入りになってきました。
音楽は千住明さん。いいですよね~、このひとの音楽。好きです。
OP映像で、武田の旗印が次々にあがり武田の騎馬軍が向かってくるシーンに、
サビが乗って・・思わず「かっこいいーーー!」と毎度ゾクゾクします。
今年も、サントラ、買います♪

以上、『華麗』と『風林』同じ日曜というだけで一緒くたにして
しまいました。ご贔屓さんモノじゃないと扱い悪っ!(笑)

「わるいやつら」 第2章

2007-01-29 | ドラマ

ひゃあ~、ほんっとにわるい奴ばっかりですねえ!

「あんた医者でしょ?なんとかならん?」(チセ)
「500(万)? さっさと売れよ!」(下見沢)
「彼女の実家、すごい資産家だぞ」「交換しよう」(下見沢)

夫を殺す薬を最初に要求したのは龍子だし、死亡診断書の偽造を最初に
思いついたのは豊美。

戸谷先生、決して良い人ではないけど、
お金に困っていて、女が好きで、頭がいいようで考えが甘くて、
医者という権威を持っている男を、
みんな自分のエゴのため、うま~~く利用しようとしているんですね。
(豊美は、先生のために、と思いついたことではあるけど。)
で、甘~い先生は、そのウマイ話にふっと遊び心で乗っちゃったり、
目先の欲や急場しのぎで、人の道を外れることにまで手を染めちゃう。
自分から思いついて悪いこと(=犯罪)、していないですよね、今のところ。
(あ、チセさんとこから茶器をネコババしてきたのはいけませんよ~笑)
無邪気なワルが、唆されて本当の悪の道に、引き込まれていく感じ。

それでもって、戸谷先生っていう人は、そういうことに対して、
「自分は悪いことをしているんだ」という罪悪感が希薄のようです。
というより、いちばん最初の事件=龍子殺しが、あまりに首尾よく運んで
しまったものだから、「悪いこと」とはわかっているのだけど、
無邪気なワルが、逆に調子づいてしまったという感じかな。
最初は恐る恐る「ほんとにいいんだろうか」なんて言っていたのが、
「なんだ、たいしたことないじゃん」とか
「オレ様(笑)ならなんとかやれるんだ」みたいに。
そのへん、本来の自信過剰な性格もあるんでしょうね。
こういう根拠のない自信に、ウマイ話が巧みに降ってくる、次から次へと。
怖いですねえ。
そうなればまあ、医者だし、ハンサムで女の扱いは巧いし、
そこそこ頭はまわるものだから、あれこれ「悪いこと」を思いついちゃう。
「だってしょうがないじゃ~ん」
自分を守るため、病院を守るため、だもの、戸谷先生(笑)

そうはいかないのが豊美。
龍子の殺害は、自分が手を下しただけあって、罪悪感に苛まれ続けます。
もともと遊び人でもワルでも何でもない、善良な人だったのだから。
善良な人がいきなり超一級の悪の道では、ハードルが高すぎたんですね(笑)
あのときの豊美は、本当に戸谷先生を助けたい一心。
でも、そういう窮地に陥って「殺す」という手段に思いが至ってしまうのは、
豊美の怖い部分ですね。
愛する人を守るために、越えてはならない一線を越えてしまうことができた。
「守るため」はやがて「離さない」ために、また同じことができてしまう
かもしれない。
「僕が困るんだよ」「これからは悪党として生きるんだ」なんて、
戸谷先生に、抱きしめられて耳元で甘く囁かれたら・・ねえ(爆)
豊美、罪悪感と切ない愛の間で、どう揺れていくのでしょう。

さて、どうでもいい話なんですけど(笑)
どうにも気になるチセさんの名古屋弁で、ふと思い出した人がいまして。
かれこれ1年ほど会っていないのですが、
そういえば、モーレツな名古屋弁でまくしたてる友だちがいました。
その名も、千勢子! ちせちゃん、です。すごいでしょ(?)
以前社宅で仲良くしてもらっていた人で、すっごい勝ち気で、
よく旦那のこと、子どものこと、ガーーーっとすごい名古屋弁で愚痴って
いたわ~。それが面白くて面白くて(笑)
今回のチセさんの台詞、ちせちゃんに言わせたら最高だと思う。
「生きとんのか死んどんのか、わかりゃせんわ」
これはね、「・・・わっかーへんでかんわっ!」とくるはずです(笑)
急に、彼女に会いたくなりました(笑)

それに、チセさんちから持ってきちゃった高級茶碗に見惚れる戸谷先生。
お宅にもたくさん飾ってあったから、そういうご趣味があるのね。
・・と、いました、いました、そういう人も。
以前一緒に仕事していた先輩の男性。実家が鎌倉のすごいボンボンで、
そういえば戸谷先生みたいなタイプ!(姿かたちじゃなくて)
好ましからざる噂も、当時いろいろありましたな(笑)
そして絶対そうとは見えないけど、なんと茶道の師範でした。
今思い出してみると、ほんとに戸谷先生みたいな人だったなあ。
よかった~上川さんみたいなビジュアルじゃなくて。危ない、危ない(爆)

そうそう。
戸谷先生、赤ちゃんに泣かれてましたねえ。
殿も、久留島さんも爆泣きされ・・
上川さんって、赤ちゃんにとって怖いの?まさかね~(笑)
あ、「高い、高い~~♪」はあんまりやっちゃだめよん。

次回も面白い展開になりそうですね!
たらい風呂から、最後は高級バスへご出世です(笑)
うはっ、かっこいい♪

父と子の葛藤ドラマは面白い

2007-01-24 | ドラマ

『風林火山』『華麗なる一族』楽しませていただいております。
武田信虎と晴信、万俵大介と鉄平。
いずれも父子の葛藤が見どころで、非常に面白いですね。
まったく違うドラマですが、この二人の父親は共通して、
自ら偉大でありながら、嫡子であるわが息子の才能を
とても恐れているんですね。

先週末でとうとう終わってしまった『葵・徳川三代』も、
家康と秀忠、秀忠と家光、それぞれの父子間に死ぬまで葛藤が続きました。
ここでは父親たちが偉大すぎて、なかなか嫡子たる息子を独り立ちさせず、
息子が悩んだり反発したりしました。
『毛利元就』でも、元就・隆元父子がそうでした。

父親にとって、自分の跡を継ぐ息子というのは、
やはり、とても特別な存在なのでしょうね。
愛情ゆえに冷徹になったり、過干渉になったり。
その息子たちはみな、面白いことにどの話も共通して、
そういう父親に対して強く反発しながらも、
父親のことを、心から尊敬しその愛情を欲しています。
父子間には、確かな絆と愛情があるのに、なかなかうまくいかないものです。

『風林火山』では、晴信の母大井夫人が、
「父と子。その不思議な絆は、一生かかっても悟れぬものかも
 知れませぬなあ。」と、信虎・晴信父子の行く末を祈るように手を
合わせていました。 

こういう父と子のドラマが、演じられ続けそのたびに好評を得るのは、
父と子の葛藤が普遍である証なのでしょう。

それにしても、これが母と娘となると、なんだかどろどろし過ぎて
あまり見る気がしないのですが・・なんでだろう?(笑)

父と子の葛藤ドラマ、これからますます楽しみです!

番外ですが、戸谷ボンも、あの刹那主義の性格、医者として経営者として
優秀であった(らしい)父親への反発とか愛情欲しさが、もともとの
原因じゃないのかなあ、などと思えたりします。ぶつかり合う前に、
父親を亡くしてしまったから、鬱憤がそのまま浮遊状態、とか。
ああ、いけない・・また同情してしまう、わるい奴に(笑)

「わるいやつら」 第1回

2007-01-20 | ドラマ

新春富士特別レースは華麗なる疾走で度肝を抜き、
次なるマクベイン記念は、正統派の安定した余裕の走りで快勝。
さて本命レース、松本清張杯。
重馬場、曲者揃いで難レースが予想されますが、
わが本命馬の走りはいかに? いよいよ出走です。

こういうドラマって、ほんとはちょっと苦手ですが、
なかなか面白く見させてもらいました。
ま、ひとりいろいろツッコミながら。(笑)

初回だからでしょうか、テンポがいいですね。音楽もよくて。
ただ最初飛ばしすぎて、「え?もう?なんで?」と思うこともありましたが。
少し「謎」くらいがいいのかな。
戸谷先生と豊美。
う~ん、お互いが惚れる理由がちょっとよくわかりません。
豊美にしたら、戸谷先生ってちょっとイヤなタイプそうだけど。
イチゴ、朝メシ、ドレスとキザな会話。
不思議くん(笑)の魅力に「真面目すぎる」女は一気にハマっちゃうのかしら。
戸谷先生も、豊美ってモノにしたい「お金持ち」じゃないんだけど。
超美人だから別物ってことでOK?(笑)
お互い、さしたる理由もなくビビッときちゃったってところですか。

戸谷先生って、面白い男だと思いました。
「わるい医師」だから、もっとしたたかで怖い感じかと想像していましたが、
ちょっと違うようですね。これからそうなっていくのかもしれないですが、
根っこは「本物の悪」ではないと思いますね。
生まれつきの金持ちボンボンで、どこか幼稚で考えが浅くて(ボロクソ、笑)、
今の立場や人生から逃げ出したくてしょうがないんじゃないのかな。
悪(あく)じゃなくてワル。
刹那主義の、ただのワル・・・今のところ。 
突き詰めれば「本物の愛情を知らない」とか「愛に飢えている」とか
考えられるのかもしれないけど、そこまで言及しません、とりあえず。

こういう駄々っ子みたいなワルが、きっとかわいいんですよね、女には(笑)
だから、悪いと思っても、もうイヤだと思っても、結局何とかしちゃう。
巷にあふれるこのパターン。それって女の性??
このドラマ、それだけじゃあないだろうと期待していますけどね。

「戸谷の付かず離れずの距離が気になるんですよ。
 自分の行動が、女性を惹きつけていることを分かっているようで
 分かっていない。でも分かっていないようで分かっている。
 ちょうど女心をくすぐる態度というか。」 (TVぴあの対談から)

米倉さん=豊美の戸谷観。コレ、実に的を射ていると思いました!
最初にこれを読んだとき(放映前です)、米倉さんなるほど鋭いなと
思いましたが、この戸谷先生を見てものすごく納得しました。
戸谷先生って、そのへんの曖昧さを計算して動いているというより、
なんだか天然(笑)そこらへんが、上川さんそのものって感じるのは、
わたしだけでしょうか~? ああ、ごめんなさい、上川さん・・(笑)
でも、だからファンはみ~んな何とかやりくりして大枚はたいて注ぎ込んで、
「どうしたら独り占めできますか?」とは言わないけど~、ほとんど
豊美状態なのよ、わかる?(爆)

今回は、豊美のほうが怖いと思いました。
例の未亡人が「もしここで死んだら」「天涯孤独だ、あの女」の言葉から
「死亡診断書」の偽造を思いついたのは、豊美。
「いいんだろうか・・」いざとなると弱腰の戸谷ボンボン(笑)に、
「医師である先生が決めてください」
上から見下ろして(はっきりせーーよ!意気地無しっ)と言わんばかりの豊美。
腹が据わると、怖いのは女のほうかもしれません・・。

このドラマの感想、実はなかなか書き進められなかったのだけれど、
流れに乗るとつい際限なくなりますね、すみません(笑)
あと書いておかなきゃ気が済まないのは、
やっぱり<上川さん@戸谷先生>ですねえ。
う~ん、そう来たか!って感じ。
想定内と想定外のボーダーライン上。
今回は「ほんとはいい人だったんだよね」とか「かわいそうなひとなのよ」
なんて思わせない、とんでもない悪い奴を期待していましたから・・
初回を見た限りでは、やっぱりいつもの線か、とはちょいと思っちゃいました。
でも、だから上川さんなのかもしれないし。
(これから大変身していくかも~だから、まだまだ期待!)
で、想定外の部分は、その線がお茶目路線(爆)にやや振っていること。
つり橋の欄干にひょいっと乗っちゃうとか(←こわっ!)
チセさんの(文字通り)お尻にしかれちゃうとか、噛み付かれちゃうとかね。
まあ初回特典みたいなもんでしょうけど、
こんなに笑えちゃって、初見♪な上川さん続出はちょっと想定外。

それにしても、こんなボンボン医師役でも、
あいかわらず、思いっきり体張りますねえ(笑)
つり橋での危険行為(笑)のほか、
チセに足を引っ掛けられて思いきりすっ転ぶ(今度はお顔大丈夫ですね)、
豊美に突き飛ばされて必要以上に吹っ飛ぶ(笑)
お怪我なきよう、スクワットして(?)せいぜい鍛えてくださいな。
(あそこはなぜにスクワットしていたんだろうか・・)

あ、メガネ!
わたしは・・やっぱりダメ。せっかくなのに、もったいないなあ。
「(龍子が)もしここで死んだら」
ばっと起き上がって豊美を見る、初めて見せた真剣な顔。
ほれみ~~!かっこいいーーー!そのほうが絶対いい!と叫びましたよ。
そして意を決して、またメガネ・・ああ。

最後に。
チセさ~ん、そんなに「にゃあ、みゃあ」言わんといて!
そりゃさすがにやりすぎだがね~。
メ~テレの「どですか」見て、まーちいと直さなあかんわ。

次回も首を長くしてお待ちしてますよ、戸谷先生♪
はい。おこちゃまは、早く寝かせます。