どうゆうても、暑い日が続きますね。
今日も、晴れ間が見えたと思ったら、雨が降ってきたり。
あわてて洗濯物を取り込んだら、またお日さんが、顔みせて...。
また陰り。
翻弄されてます。
なんだか、長くなってしまいましたが、大人な夏休み、最後は。
ひとり歩きの東京・六本木 国立新美術館
「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」
「リュス」というのは、「ロシア」の意味。
オーストラリア国立美術館が有する世界屈指のバレエ・リュスのコスチューム・コレクション32演目、約140点の作品を中心に展示 ということなのですが。
詳細は、→ こちらへ。
(わたしの説明では、あやうすぎる^^;)
最寄駅で降りて。
暑い中、日傘さして到着。
一階、ホールはかなり開放的な空間。
奥の方まで進んで、展示室の入り口でチケット購入。
音声ガイドも借りまして。
(入り口で渡される、小冊子は、こどもが見ても大丈夫な感じで、わかりやすく説明してくれています)
考えたら、こういう企画展に、ひとりで時間を気にせず来るのは初めてかも。
中は、思っていたより人はいるけど、混み合う感じでもなく。
ひとつ、ひとつがゆっくり見られる。
今回の音声ガイド、あのKカンパニーの「熊川哲也」さんの案内もあるのが楽しみで借りました。(かなり、単純な理由)
で、「実は」うちの娘3人。
子どもの頃はバレエを習っていて(今は、その面影もなく?)。
発表会というと、衣裳を作るのは親の勤め...。
中学生くらいになると、プロの方にお任せしたり、レンタルなんてこともありましたが。
細かいところは親の仕事。
娘たちが、それぞれの選択で辞めるまでに、何十枚、衣裳や髪飾りを縫ったのか。
生地も普通の感じではないから、扱いにくい、縫いにくい。
何度、針で指をさしたことか...(泣)
仕事しながら(その時は、ミニチュアとか縁のないお仕事で)、PTAの役員とかしながらの夜なべ仕事(苦笑)。
先生には、「そうやって、親が頑張る姿を見て、子どもは頑張るのよ」と言われ。
(親が衣裳を担当するのは、そういう教育的な意味もあっての先生の方針だったような)
特に親が望んだ習い事でもないながら(苦笑)、娘たちは、レッスンに行くのが楽しみだったようで。
熱があって、幼稚園や学校は休んでも、バレエは行きたい、みたいな感じ。
トウシューズを履くようになって、よくあれで立てる...と思ってしまう、痛々しい足を見ることもあったけど。
続けていたのは、好きだったんですね~。
そのうち、部活や受験と、いろんな理由で、それぞれが、それぞれの時期に、自分で選択して辞めて行ったのですが。
今は、懐かしいだけのお話。
バレエなんていうと優雅なようですが。
このころの送り迎えで、わたし、ママちゃりの四人乗りなんていうの経験。
自転車で行くしかないという状況で。
前のカゴ椅子に次女・後ろに長女・そして赤ちゃんだった3女をおんぶして...。
今は、絶対出来ないというか、しちゃダメでしょ、な体験(冷や汗)
歴史を感じる優雅な衣装の展示を観ながら思い出すのは、そんな話...。
展示の衣裳。
大事に保管、補修がされていたようで、幾重にも重ねられた布と色の鮮やかさは、年月を経てきたのが不思議なくらい、とても状態がいいように思ったのですが。
靴の傷みは、あえて残したのか、その時代の人たちの努力の賜物のような、リアルさが。
会場には、バレエのレッスンにこれから行きますなお姿の方々も。
まだ小? 中学生? くらいのお嬢さん。
ロビーで、友だちと話しながら、片足きれいに上げてました(笑)
そういえば、うちの次女も、「こうしてる方が楽」なんて、リビングのテーブル前で、足180度開脚で座って、宿題してたことがありましたっけ。
気持ち悪いから、止めて...って感じだったけど(苦笑)
会場の中には、休憩用のソファも、ひと息つける休憩室も、トイレもあるので、お時間のある方は、ゆっくり見て廻れると思います。
地下のミュージアム・ショップも、若い作家さんの作品も多くて、おもしろかったです。
国立新美術館内には、カフェもレストランも、いろんなタイプがあるので、おひとりさまでも大丈夫。
長々と、お付き合いいただいて、申し訳ない感じですが、ぽわ~んと、ひとりの贅沢すぎる時間でした。
もちろん、帰宅後は、早々に日常生活。どっぷりと、現実の中にいます(笑)
そろそろ、ミニチュアのお話もしないとね、です。
今は、のんびりペースで、11月のギルドに向けて、なのですが。
下地的な作業が少し続くので、更新は、もう少し先に。
Noecafeさんで購入したこの白いフレーム付きのボックスを使っての作品作りも考えています。