ギルドのキャンセルもあったので、早めに更新と思いながら、いざ書こうと思うと、なんだかどう書いていいのかわからなくて。
ついつい先延ばしになっていました。
先日のギルド、みなさん楽しまれたのかな~。
あの時は、詳細をお話していたのは、数人の方だけだったので、突然のキャンセルにご心配いただいた方もあったと聞いて。
ほんとに、説明不足なままで申し訳ないです。
なにからどうお話していいのやら。
ここ数年、入退院を繰り返しながらも、なんだかしぶとく復活してきていた父ですが。
残念ながら、今月の6日夜に亡くなりました。
85歳でした。
昨年の12月初旬に、小脳出血で入院。
その後、2月下旬病棟からリハビリ病棟へ移り、思っていた以上に回復していたと思っていたのですが。
飲み物食べ物を飲み込む力、えんげの機能が極端に落ちてしまっていて。
誤嚥性肺炎をおこすのは時間の問題という状態での退院でした。
4月初旬の退院から20日間ほどで、再び緊急の入院。
誤嚥性肺炎・肺血症。
それから12日ほどでの他界でした。
退院後、それなりに注意深く生活していたら、もう少し結果は違っていたかもなのですが。
もう10年以上も前の映画で「死ぬまでにしたい10のこと」というのがあるのですが、父も4月に退院してからの20日間。
入院中に、自分の中でリストアップしていた「やりたいこと」、たぶん全部やっていきました。
どれも、そんな大げさなことではない、ごく普通なことばかりですが…。
体調的には、許されないこともあったし、人にご迷惑おかけしたし(介護関係の方)、褒められることではないことも多かったと思うのです。
退院前に父と話した中での、「死ぬまでにしたい10のこと」 (あっ、そういうネーミングで話していたわけではないのですが)
着実にやり遂げていってたのが、なんだかね...その強引さが父らしいというか。
その反面、ほんとうにやっておいて欲しかった、現実的な諸手続きやらなにやらかにやらはね…、もうあきれるくらいの丸投げだったけど...。
えらい置土産もあったりして…。
ほんとにある意味迷惑な方でした。
それなのに、なんなんでしょうね、この喪失感…。
それでも、いろんな方に助けていただいて、ここまでこれました。
あまり感傷的に長々となっても申し訳ないのですが。
我家と実家の、すっごく遠いというほとではないけど、近いとは言えない、そんな微妙な距離での実家通いの顛末記。
もう少しお付き合いいただけるようでしたら、お願いします。
この数か月、本人も家族も、いろんな選択をしてきたのですが、それが正解だったかどうかは、正直、今でもわからないのが本音です。
いろんなご家庭があると思うのですが。
うちの場合は、こんな感じでしたよ…と、どちらかというと、参考になるというよりも反面教師的なことになりそうなんですが。
そんなこともう少しお話できたら…。
お礼、お詫び、感謝…そんなことも、もう少しお話させてもらってから言わせてください。
ひと段落で、帰宅してから数日。
玄関あけたら、なんだか気持ちのいい風で。
ちょっと腰かけて、しばらく風にあたってぼ~っとしていたという。
ここ数年が、長かったような短かったような、長かったような...。
春の花、色々咲いていたのに、散っていったのに気づかないまま、いつの間にか季節が変わってきてました。
仕切り直し。
またぼちぼち、いつもの感じで始めます。
あいもかわらずなペースですが、よろしくお願いいたします。
まだ、母のこともあるので、やっぱりまだまだ続く...です。