HOW さんの 電子化 スキャン 撮影 記

電子化、デジタルファイリング始めてみようよ。
日常や過去を画像・映像で記録してファイリングしよう。

80年代の洋楽といえば・・・

2014年11月22日 | 電子化ファイリング
80年代に入る頃、プログレは技巧に懲りすぎて、一部のマニアにはよかったかもしれないが、一般には受け入れにくいものになってしまった。
クラシック音楽のように曲の終わりがなくLPレコード片面全部に溝が続くようなものもあった。
中には聞くのが苦痛にすら感じるものもあった。

一般大衆がはなれていって、プログレバンドの解散、休止が多くなった。

プログレ四天王といわれるところから
スティーヴハウ(イエス)
ジョンウェットン(キングクリムゾン・UK)
カールパーマー(EL&P)

ジェフダウンズ(バグルス)
でバンドが結成された。 スーパーグループ「エイジア」の誕生である。

プログレが迷走していった方向とは別の、1曲3、4分位で終わる一般大衆に受けるポップロックを聴かせてくれた。
当時、世界を席巻した。
街を歩けば必ずエイジアの曲を耳にする、そんな時があったのを覚えている。

ただ同年代の方ならみんな記憶にあるかといえば、そうではないようだ。
まだマイケルジャクソンやマドンナがでる少し前のことなので洋楽に興味のない方には記憶に残らなかったのかもしれない。

ファーストアルバムの大ヒットによって
レコード会社側からはさらにヒット曲を量産するようプレッシャーがかかり、
メンバーは追い詰められていったようだ。

エイジアはヒット曲メーカーではない。
メンバー一人ひとりがソロでもやっていけるアーティストである。
その4人の個性が融合することで至極の音楽を聴かせてくれた。

ところがメンバーのキャリア、プログレ要素を目立たなくしたことが、従来からの批評家たちからあまりよい評価を受けず、大衆に耳触りのよい=売れ線の曲がバカ売れしてしまったことで、商業ロックとか産業ロックとか揶揄された。

売れすぎることによる様々な事情が重なり、実質2枚のアルバムで「エイジア」は短命で終わった。


長い長い間、この2枚のアルバムをほぼ毎日、そして現在も(今はアイテム数が増えたが)聴いている。
で、聴くたびに いい! と思う。
曲がいい、歌がいい、演奏がいいという要素ではなく、オリジナルメンバー4人の融合があって いい!
のである。
長い長い間続いたオリジナルメンバーではないいろいろな組み合わせのエイジアでは、
残念ながらときめかない。


私事、エイジアのかなりのファンだ。
棺桶に持っていくものはエイジアのアルバムのみと決めている。
ブログで語りだすと電子化の話よりもエイジアの話になってしまうのでほどほどで切り上げる。

エイジア誕生から、奇跡の再結成までは本になっているので
まだ読んでいない隠れエイジアファンの方はアマゾンで探してみて。


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