HOW さんの 電子化 スキャン 撮影 記

電子化、デジタルファイリング始めてみようよ。
日常や過去を画像・映像で記録してファイリングしよう。

夏休み日曜日の映画館

2019年08月22日 | その他
8/18日曜日
「ガールズ&パンツァー 最終章第2話」トークショー付き上映に参戦のため、東京調布のACシアタス調布へ行ってきた。
ACシアタス調布は御存知の通り、待合スペースが大変狭い。
500人弱のガルパンおじさんがやってくるとロビーはパンクしてしまう。
しかも夏休み、日曜日。 ライキン、トイスト、ポケモンと子供や家族連れまで大勢やってくるのできっと混乱が起こるに違いない。
「ガルパン」の前の回から、ULTIRAスクリーンに入ることにした。
「天気の子」
ガルパンおじさんお一人様が、一応カップルなどに気を使って、隣り合わないように開場してから左右4席づつ開けてチケットをとった。なのに・・・
その4席に小学4,5年生の少年グループが入ってきた。「すいません」のかけらもなく4人、膝の前を通っていく、荷物を置いてまた売店へと出ていく。ポップコーンを持って戻ってくる。
イオンシネマのポップコーンは大きい。バケツのような大きさに山盛り。
結局映画の終盤まで食べる方に気を取られる。最後はバケツをかぶるように流し込んで完食。
小学生なので受けるポイントがちょっと違う。
「あっ、君の名はの人」
観るべきところはそこじゃない。そもそも人じゃなく画だし・・・
観終わって、「少年たち、愛にできることはまだあるかい?」って、きいてみるまでもない恋のトキメキもまだないだろう少年というより児童4人組。
夏休みだし、日曜日だし、昼の回だし、諦める。

もっと気になったのは後ろにいた方々。
上映中、缶飲料のプルトップを開ける音2発。持ち込み禁止を当人たちは認識しているらしく、口をつけた後レジ袋にしまい込む、でまた飲むときレジ袋から取り出す、その繰り返し。缶を開ける音は最初の1回だから我慢するが、上映中ずっと何度も袋のガサ音に悩まされる。
想いにまっすぐ走る爽やかな映画であるはずなのに、もう袋のガサ音しか印象に残らない。
夏休みだし、日曜日だし、昼の回だし、諦める。

気の毒なのは家族連れ。
最初の方は「これはどうして」とか「何でなの」とか聞いていたもののさすがにこのくらいの子供には無理な映画。そのうちご両親もお子さんも静かになる。
終わりのほう、廃ビルの階段を駆け上がるあたり、お子様がトイレ、お父さんが連れて行く。戻ってくると、ホダカも元の生活に戻ったあたり。エンドロールと歌。
お父さんは雲の上の二人だけの秘密を観ていない。

今回は映画以外のものばかりが気になって、モヤモヤ感しか残らなかった。
夏休みだし、日曜日だし、昼の回だし、諦める。
休み明け、平日夜回に極上音響上映でまた観よう。

「君の名は。」が大ヒットしたので、同様に老若男女誰しもが楽しめるアニメ映画を期待しただろうが、そもそも新海アニメはジブリとは違って、老若男女すべてに受けいれられるものではない。むしろ子供や家族連れには向かないアニメ。
なのに夏休みに試写やレビューなく公開するもんだから、空から降りてくる女の子のビジュアルをみてジブリっぽいのを期待して子供や家族連れが押し寄せる。
興行的には成功だろうが、
家出して、歓楽街をうろつき、銃を撃って、未成年でラブホ行き、警察から逃亡して、線路上を走り・・・
作品の本質とは違うところで、カタブツな方々からクレームがつく。
アニメなので、PG-12(Parental Guidance)や R-15(Restricted)はやりすぎだが、それに相当する内容だよ。ぐらいのアナウンスはあったほうがよい。
共感できる人が子供の目を気にせず、じっくり鑑賞できるためにも。
せめて夏休みのど真ん中をはずして。