HOW さんの 電子化 スキャン 撮影 記

電子化、デジタルファイリング始めてみようよ。
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弁護士に相談するも

2015年04月11日 | その他
当方の保険から弁護士相談費用が10万円まで出るということで
2月16日の事故、物損の件を弁護士事務所へ相談に行った。
普段お世話になっている弁護士など、普通の人なら縁のないこと。
当方の保険で紹介された弁護士事務所へ行った。
これが間違いだったかもしれない。
自動車事故に関する紛争に慣れすぎているというか、
開口一番、労力とストレスがたまるだけなので訴訟はしない方がよい。
気持ちを切り替えて、また自分の気に入った車買えばよいという。

いやいや、そもそも 173,664円では、買える車が無いといっているのだ。
30分5000円という相談料の弁護士と1日肉体労働をしてやっと5000円の庶民との
金銭感覚にズレがあるようだ。
また、実際に訴訟まで起こす気はない。
事故は誰にでも起こりうる。この先立場が逆のことがあるかもしれない。
相手ドライバーに恨みはない。
人身事故なので相手は免停に近い減点と罰金などを受けているはずだ。
ただこちらに過失はないので、事故前の車を使っていた状態に戻したいだけだ。
173,664円では、それができないのだ。
私ひとりがいくら声をあげてもJA共済からは何の応答もないので
相手、またはJA共済に一言、
第三者の弁護士さんから「もう少し上乗せできないの」と言って欲しいだけ。

相手が保険で賠償するといっている以上、相手に直接訴訟は無理らしい。
裁判官はなぜ保険金を受け取らないのかとなる。
訴訟はJA共済が相手になるのだが、
結局、車の価値はレッドブックなるもので決められるので、173,664円になる。
JA共済が最初に言った、訴えても無駄。という結果になる。

1年前に35.5万円で購入し、いろいろ買い足した。40~50万にはなっていると思うが、
本人はたった1年で失ったと思っていても
裁判ではすでに1年使っている。173,664円の価値だねとなる。
新車を購入してどんなに大事に乗っていたとしても
次の車検時の下取り価格が、購入時の半分になってしまうようなもの。
切ないね。 愛着とか思い入れとかはお金に代えられないのだ。

同様に代車が出なかったのも、出ないではなく、2週間まででも借りなかったほうが悪く、
家族の送迎とかで賄ったのなら、実害はなかったよね。となるらしい。

いろいろいろいろ訴えても結局こちらの要求は満たされない。
労力がいるし、ストレスになるので訴訟はしない方がよい。
考え方を変えたほうが楽。と弁護士が言う。
日々絶え間なく自動車事故が起こり、事故の数だけ紛争が起こるが、
その判例を積み重ねて今の保険の賠償割合や額ができているので訴えたところで…
話は、堂々巡り。

過失割合が1でもあるなら妥協するが、
過失ゼロの車全損で、車が戻らないなんて… なんと不条理な。
事故はもらい損。

全然次元の違う例だが、
飲酒運転で、巻添えになって犠牲になっても加害者に殺人罪がなかなか適応されない。
軽すぎると思える罪にしかならない。
ご遺族の心情を思うと
法って、被害者には冷たいものである。
事の大小にかかわらず、被害者の心の傷が癒えることはない。

堂々巡りで30分が近づいてきた。
人身についても同様に「痛み」は第三者にその度合いを伝えるのが難しく、
通院の回数や治療の回数で度合いを判断するようだ。
我慢はせずに完治するまでは通院を続けて、仕事が続けられないときは休めといわれた。
末端のサービス業をやっているので、いつまでも痛いからといって職場に迷惑はかけられない。

訴訟のストレス以前に弁護士との相談でフラストレーションとストレス。
5,080円也。 2回目はない。
相談費用10万円の差額、お見舞金とかで車代の足しにできるとよいのだが、それはない。

保険屋にだまされない交渉術 を参考に粘り強く交渉していくしかないのか。