公共の礎

「がん」をはじめとする難病を征圧しましょう!私達は「保障ネット」に参加しています。

なぜ、小選挙区が政権交代につながらないか(仮説)政党助成金

2017年10月25日 08時27分10秒 | 選挙制度・政治制度
政治学の教科書では、「小選挙区は政権交代が起こり易い」と
書いてあるものがあります。


確かにそういう側面はあったのだと思いますが、どうして
安倍政権は長く続いているのでしょうか。


しかも、決して安倍政権を支持している人が多いとは
言えない状況もあります。


このブログをたまたま見てくださった自民党支持者の方も
安倍さんを積極的に支持している人は必ずしも多くないの
ではないでしょうか。


理由は、いろいろとあると思います。


一番有力なのは、替わる野党がいないというのは確実だと
は思います。


しかし、他の理由の一つとして、政党助成金が議員数によって
配分されるということがあると思います。


小選挙区で大量議席
  ↓
政党助成金が大量に入る
  ↓
選挙の準備に潤沢に使える資金がある
  ↓
選挙に有利
  ↓
小選挙区で大量議席
  ↓
(繰り返し)


しかも、よく言われることですが、小選挙区の公認や
政党助成金の配分などで、党の執行部の権限が異様に
強くなって、ある種、「独裁」的になるのではないで
しょうか。


また、政党助成金があるにもかかわらず、相変わらずの
企業献金を巧みに集めている自民党の資金力も関係ある
でしょう。


じゃあ、民主党政権はどうだったか?


それは、よほど期待外れだったということがあると
思います。


また、企業献金は少ないし、労働組合が弱体化しているし、
お金の面でも弱いということはあったと思います。

最新の画像もっと見る