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バス路線を守ろう

2012年10月19日 02時16分47秒 | 交通
「中国地方路線バス8割が赤字」
(中国新聞)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210170035.html

(引用開始)

 中国地方で路線バスを運行する民間29社のうち、82・7%の24社が2012年3月期決算で赤字だったことが16日、分かった。赤字の割合は全国平均に比べて約10ポイント高い。人口減が続く中山間地域の路線が多いためだ。バス会社は県や市町村の補助金を頼みにするが、自治体も財政難。今後の路線維持に難しい対応を迫られそうだ。
         (中略)

 赤字を穴埋めする国や自治体の補助金が減れば、バス会社の経営が行き詰まる可能性がある。広島県中央部が拠点の事業者は「『地方の地方』の路線は補助金なしで維持できない。人口が減り、マイカーが普及した現状で自立は難しい」と話す。

 広島県によると、県内の民間路線数は約1600。うち約1200路線が赤字という。県は複数の市町を通る路線など約120路線に補助金を交付。11年度は計4億8千万円だった。市町も単独で約500路線に補助金を出している。

 湯崎英彦知事は16日の記者会見で「必要なものはしっかり支援する」と強調する一方、「経営面も含め、路線を維持する努力も求められる」と指摘する。

 福山市立大の高村義晴准教授(交通学)は「補助金で赤字を穴埋めするやり方は続かない。住民がNPO法人などをつくり運行を引き継ぐ仕組みも含め、各地域で議論する必要がある」と指摘する。

(引用終了)


公共交通の確保は、子どもや高齢者の交通保障という点で大切だと
思います。



震災時の状況を見てみれば、特にバスは災害時にも有効な乗り物に
なることがわかります。



単に補助金ということだけではなく、一つの運動として、
できるだけバスを利用するような取り組みが必要かも
しれません。



一部の都市にあるような、都市部でのバス専用レーンなど
ハード面での整備も必要になるでしょう。



(当ブログの過去記事)

信号は、歩車分離式信号にしよう
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/09b22901dbe3fe31011a77ea29e2373c

お年寄りが運転せずに済むように、公共交通の整備を
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/4634867f3f416043c4095d4df54f199b

バスの復権を
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/2c1e9ecb7aece07808219dd996836d75

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