日本の優れた鉄道輸送を見直そう

貨物輸送が見直されています。


一度に大量の物を運べる鉄道貨物は環境対策には有効なようです。


トラックの運転手さん不足や長時間労働を緩和するためにも
鉄道を利用した効率の良い輸送は望ましいでしょう。


国土交通省　
「貨物鉄道輸送へのモーダルシフト促進に向けた取り組み」
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk2_000019.html



しかし、もとをただせば、１９８０年代、自民党の中曽根政権が
民営化をして、鉄道の切り捨てを行ったことが元凶です。
当時は労組つぶしなど、別の意図があったのかもしれませんが、
先を見通した交通政策ではなかったということでしょう。


日本の鉄道は優れているわけで、それを活かさないのは
もったいないことです。


自動車中心の社会になったことで、マイナス面も目立ってきています。


鉄道だけではなく、バスなどの公共交通も見直されるべきでしょう。
自動車と鉄道のバランス良い輸送・交通の在り方がが必要となるのでは
ないでしょうか。


ただ、それは「私企業」の競争を煽る政策ではなく、適切な支援と
規制が一定は必要だと思います。