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「がん転移抑制ホルモン 心臓が分泌…国循と阪大」(読売新聞ヨミドクター記事) 

2012年10月27日 12時15分28秒 | 医療・がん征圧
研究開発がどんどん進んでほしいですし、研究開発に
資金がまわるようにしてほしいです。



「がん転移抑制ホルモン 心臓が分泌…国循と阪大」
(ヨミドクター)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66954

(引用開始)

 心臓から分泌されるホルモンに、がんの転移を抑える働きがあることを、国立循環器病研究センターと大阪大のチームが突き止めた。
 副作用の心配がない、がん転移を防ぐ治療法の開発につながると期待される。横浜市で開かれる日本癌(がん)治療学会で26日に発表する。
 同センター研究所の寒川(かんがわ)賢治所長らが発見した「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」というホルモン。心臓や血管を保護する役割があり、心不全の治療薬に使われている。
 チームは、肺がんと心疾患を併発した患者に、がん手術後の不整脈などを予防するためANPを投与すると、がんの再発が少ないことに着目。肺がん患者の再発率は通常、術後2年で20%程度だが、ANPを投与した90人では4人にとどまった。
 がん細胞があるマウスを使った実験では、ANPの投与で転移を通常の15~30%に抑えた。一方、ANPが働かないよう遺伝子操作したマウスは、肺や肝臓に転移したがん組織が通常の4~6倍多かった。普通は起こらない心臓への転移もあった。
 がん細胞は血液を通じて移動し、血管内皮に潜り込んで転移する。がん患者は抗がん剤や放射線による治療で血管内皮が傷つき、がん細胞が潜り込みやすい。再発の多くは、手術時に血中にがん細胞が流れ出すことによる転移が原因だ。
 チームはANPが血管内皮を保護してがん細胞をブロックすると見ており、「様々な種類のがんの転移を抑制できる可能性が高い。来年中に臨床研究を始めたい」としている。
(2012年10月24日 読売新聞)

(引用終了)



(当ブログの過去記事)

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http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/dbbde5b048f2a6b4501916fa034002a1

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