大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

ジイソブ(爺蕎) 城山にて

2014-09-24 21:14:14 | 高尾山
2014年9月24日 晴れ後曇り、そして、雨
秋の4連休も何とかフルパワーで過ごすことが出来ました。お陰様で本日は兎に角お勤めに顔を出した程度に留まった一日でしたね。やっと夕方になって頭がくるくる回りだした感じがしました。皆さんは雨が降り出す前にアパートに帰り着きましたか?
さて今日は、城山ハイキングでの山野草を愛でる事にしましょう。先ずは、カテンソウ(花点草)です。カテンソウはやや湿った山すそなどに群生する草で高尾山辺りでは良く見かけます。本当は4本の雄しべが雌しべの周りに立って、風の力を借りて受粉する風媒花ですね。写真はクマンバチの様な巨大な昆虫に雄しべがもぎ取られ大分荒らされていますね。多分、受粉は済んでいるのでしょうが、こんな証拠写真あると、本当に、風媒花なのかと疑りたくなります。蜂も必死なのでしょうね。



クルマバナ(車花)はシソ科の多年草で、花が車軸状につくことから名前が付けられた様です。城山の登り口付近の土手に咲いていましたが、小さくて地味な花を見つけるとホットしますね。皆さんもお茶でも飲んでホットして下さい。


続いてはツルニンジン(蔓人参)です。城山の山頂付近で撮影しました。このツルニンジンは2013年9月14日の大山ブログにも登場していますが、今回分かった事は、別名にジイソブ(爺蕎)と云う名前があることです。爺とくれば婆も当然あるでしょうからバアソブ(婆蕎)も有るらしいですよ。大山や金時でツルニンジンを見かけました写真を確認しましたが、バアソブでは無くて全てジイソブでした。婆は貴重なのですね。


萩の花も秋本番で咲いています。紅白の萩をご覧下さい。白い方は萩の葉と少し形が違っていたので、若しかしたら別な名前を持っているかもしれません。まあ、秋の花は小さくて大人しい子が多いですね。この花の垢でも煎じて揉ませたいものも多いですね。


締めはヒッソリと咲いていたヤブマメです。ヤブマメもブログ初登場ですね。オケラの様な花と合わせてご覧下さい。何れも高尾山の山頂付近での撮影です。


こちらはオケラの様な野草です。


山頂付近は朝夕が冷え込むのかガマズミらしき赤い木の実がそちらこちらに有りました。お彼岸も過ぎたことですから徐々衣替えのシーズンになるのでしょうか。


明日は台風崩れの低気圧が大したことなければ良いですね。大雨、強風で電車が止まって…../(^o^)\ことには成らないですよね。鳥の羽を拾いましたが、まあ、これでも眺めて明日の朝がドウナッテいるのか想像しましょう。