大変な世の中に…

　皆様、金曜は帰るのに難儀され、週が明けた今日は出勤に難儀されたようで…MUだったらすぐにあきらめて自主的に出勤を自粛したはず…ってまあこっちに来ないであのまま東京勤務のままだったら、漏れなく今頃は東北方面へと投入されていたと思いますが…

　さすがに今朝はスーツにネクタイないのっち先生を見つつ、朝メシを食べるためにラウンジに下り…CNNももちろん震災をやっていたんですが、結構夕方とかに出てくる男のキャスターが早速現地からレポート…よくありがちな歩きながら語るスタイルですが、津波で壊れた瓦礫の上を歩く姿に「待てよ！」と…おいおいまだその下には助けを求めている方もいらっしゃるかもしれないし、残念ながら力尽きてしまった方もいらっしゃるかもしれないのに…本当に困った連中だこと…「郷に入ったら郷に従え」以前の人間としてのイマジネーションが欠けてるとしか…

　出勤してからは、サブで置いてあるネットブックを出してネットにつなぎ、某国営放送のストリーミング放送を受信し…アイ・スクリーム、ユー・ストリームって古すぎますか？＾＾；…ってか不謹慎でした！

　まあ、津波が来たかもしれないというニュースと原発が爆発したかもしれないというニュースが重なったときにはいったいどうなるんだ？？？と思いましたが、結構こちらも最近お仕事が切羽詰ってきてるので、エクセルとにらめっこ…

　そんな中でも、どうしても総理大臣だということを誇示したい方がどうしても現場に行きたいとごねたのを、「現場が迷惑しますから」とあっさり却下されたらしいことをわざわざ記者会見で公表しているのを見て、イライラな「イラカン」じゃなくて要らない「イラカン」になってしまったのかと…

　あとは、街が壊滅的被害を受けた陸前高田で、あの押し寄せる津波に街が押しつぶされる衝撃的な映像に写っていた看板…有名な地酒の蔵元ですが、そこの社長さんが従業員の方を探されている姿も流れ…従業員を想う社長さんのその気持ちに、きっと復興してまたおいしい「雪っ子」を呑むことができますように！と祈りましたよ。

　色々な生死のエピソードも流れていますが、南三陸町で、役場の防災放送担当の若き女性職員が津波が来る最後の最後までマイクで避難を呼びかけていたとか…ほんと助かってくれていればいいんですが…

　皆さん色々大変だとは思いますし、MUも心配は心配ですが、親とかには「他に連絡とりたい人もいると思うから、よっぽどのことが無ければ電話しないけど、だからと言って心配してないわけじゃないから」とは言ってあり…通信も色々混雑しているみたいですし…

　通信もそうですが、物流も大口な物資が少しでもスムーズに被災地へと届くよう、プロの手を煩わせないよう小口の荷物は不急不要は控えたほうが…

　ましてやボランティアは今行ったところで経験豊富な方か、土地勘があるか、人脈のある方で無い限り邪魔にされるだろうし…

　気持ちはあってもそこはグッとこらえながら静かに見守るのも十分優しさじゃないでしょうか？

　もちろん、ここにいらっしゃっている方は重々承知かとは思われますが、最近はタチの悪いつぶやきの垂れ流しが広まったりして、不本意ながらも踊らされてしまってる方も少なからずいらっしゃるとか…

　たぶんその一端で検索をかけてここのブログにたどり着いていた方もいらっしゃったようで、ここ数日検索キーワードに「○○　骨折」とか「○○　安否確認」といった類が重複して見られましたけど…心配なのはわかりますが、今回はちゃんと時期が来ればそれなりな発表があったわけですし…

　あとは、少しだけつつましく暮らしてそこで浮いたものを気持ちとして送るのが…それが諭吉さんであろうとアルミ硬貨であろうと気持ちは気持ち…それもあわてて今じゃなくても、もっともっと支援が必要となる時期もあるでしょうから…日本人はすぐに忘れやすいんで、今回はかなり息の長い支援が必要かと…

　日々水位が上がった下がったとなってる原発ですが、３機も海水を入れてお陀仏にしちゃったら、本当に１０年単位で電力不足が…そうなったら真っ先にエンタメ界は影響を受けそうな…もう照明キラキラで、フライングとかムービングステージの様な派手な演出は東京では見られない…少なくとも６０ヘルツな地域でないと電力問題が…あ、衣装にLEDを仕込むという手があったか…そっか社長はこういう時代を見越していたのか？？？