堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

福岡市南区から、熱い情報を発信します。

FIFAの改革提案!

2015-06-25 21:45:02 | 日記
サッカーの女子ワールドカップ、カナダ大会が盛り上がっています。

主催者であるFIFA国際サッカー連盟の会長は開会式に出席しませんでした。

大会直前にFIFAで、大規模な汚職が発覚しました。

アメリカの司法省が副会長をはじめFIFAの理事ら14人を起訴し、ブラッター会長も辞任を表明しました。それで、大会も欠席したのです。

容疑は、中南米地域で開かれた大会の放映権や、2010年ワールドカップ南アフリカ大会の招致をめぐっての贈収賄や資金浄化だそうです。

その後2018年ワールドカップロシア大会や、2022年カタール大会の開催決定も捜索対象となり、FIFA本部も家宅捜索を受けたから、不正の摘発は、さらに広がる見込みです。

なぜこんなに不正が横行したのでしょうか。

中南米の大会では、185億円が、南アフリカの大会では12億円が賄賂として渡ったと報道されました。

FIFAや地域連盟の幹部は、長期にわたり、自分のポストにとどまる例が多く、それが利権と結びついてきたようです。

サッカーは、世界中で、最も愛されているスポーツです。

信頼を取り戻すためには、今度の不正を徹底して調査して、腐敗を生んできた組織の体質を変えていく決意が、FIFA幹部に必要だと思います。

珍しくNHK観ながら記してます!

2015-06-25 00:28:56 | 日記
地球上にある2万5千発の核兵器。

今、核兵器廃絶をめぐる人類の戦いが、核保有国を孤立させ新しい局面に入りつつあります。

ニューヨークで開かれていた核不拡散条約NPT再検討会議が、「物別れ」と言う報道もありましたけど、実はそうではありません。

会議前にニューヨークで実施された、反核平和団体等による核兵器禁止条約の交渉開始を求めるパレードは、大いに盛り上がりました。

5年前の2010年の再検討会議でも、核兵器撤廃促進のための協議開始と言う文言が、一時盛り込まれたことがありました。

その時は、核保有国の反対で文言は削除されました。

今回の核不拡散条約再検討会議では、核軍縮義務の全面履行は、法的枠組みが必要だとして、初めて核兵器禁止条約に言及したことを文章として確認をいたしました。

その文書が、核保有国の反対にあって、採択できずに終わったわけでありますが、明らかに核保有国は追い込まれたと言える状況です。

会議では核兵器の非人道性の告発もありました。

前回、10年前のNPTの会議以降、非人道性についての国際会議はこれまで3回開かれており、ここに国連加盟国の実に4分の3以上が参加しています。

今回の会議でも159カ国が連名で、核兵器の非人道性を告発し、全面禁止を求める声明を発表いたしました。

今年は、広島長崎の被曝から70年目になります。

世論と運動で、核兵器禁止の法的枠組みを作っていく段階に入ってきています。

私も、今年も、長崎に行ったり、反核平和マラソンに参加するなど、核兵器廃絶をめぐる運動の先頭に立つ決意です。

以上、NHKのNEXT未来のために「決断の裏側で 核兵器禁止条約と一人の外交官」観ながら記しました。(^-^)/