堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

福岡市南区から、熱い情報を発信します。

戦争法案に反対する声を今こそ広げましょう。

2015-06-11 22:47:22 | 日記
戦争法案の問題について引き続き記していきます。

安倍晋三首相は、4月末にアメリカに行って、この戦争法案、夏までに成立させるとアメリカの議会で約束をしてきました。

しかし、法案が国会に提出されたのは5月15日です。首相がアメリカに行った時点では、まだ、国会にも提出されていなかった法案。

その法案について、日本国民は、世論調査でも、5割を超える国民が、今国会での成立を望んでいないにもかかわらず、夏までと期限を切って成立を約束してくるなんて、とんでもないことではありませんか。
国会軽視、国民主権ないがしろの総理大臣の行動です。いったい、どこの国の首相でしょうか?

だいたい、この戦争法案は、アメリカ等の行う軍事作戦に、自衛隊が一緒に参戦できるという内容です。それを、日本の国会に提出する前に、アメリカの議会で成立を約束してきたということは、安倍首相は、アメリカの戦争に、日本の国民、自衛隊の命を差し出しますと約束してきたのも同然ではありませんか。

こんなあまりにもひどい、アメリカ従属というべき態度は絶対に許せません。日本は、本当に独立した、自分たちで自分たちの国家を運営している国なのでしょうか?

このアメリカにとことん従属する政府の姿勢は、今に始まったことではないんです。

そのとてもわかりやすい例が、沖縄の基地問題です。

選挙で選ばれた翁長沖縄県知事が、作業中止の指示を出していた辺野古への基地建設作業。
それを無視して、アメリカ言いなりの基地建設を進めようとしているのが今の日本政府です。

さらには、佐賀空港へのオスプレイの配備計画も、現地の住民の声がどうであれ、すすめているのです。

アメリカの言うことに、なんでもイエス!
何を言われてもとことんついていく様な態度。
こんな日本の政府が、判断すれば、いつでも、どこでも、どんな戦争にも、参加することを可能にする戦争法案は、何としても、阻止しなければなりません。(^-^)/

写真は、平和だからこそ、見れる光景の久住の山々。平治岳からの今年の写真です。(^-^)/


雨の福岡市の街を眺めながら自衛隊を思う

2015-06-11 13:29:42 | 日記
戦争法案の問題について引き続き記していきます。

いま、自衛隊に入っている多くの若者の皆さんは、決して人殺しをしたくって入隊しているはずではないはずです。

福岡市南区で話をした、子どもさんが自衛隊に入隊したというある女性は、「うちの子は、人助けがしたいと自衛隊に行った。とくに、阪神淡路大震災の救援活動などでの自衛隊の活躍を見て、戦争に行くことはないよと言っていた」と、語ってました。

このお母さんの言葉、思い出すだけでも、胸が張り裂けそうになります。

今度の法案で、子どもさんが戦場に送られて、殺し殺されるかもしれない。耐えられない思いではないでしょうか。

実際、戦闘で殺し殺されるだけではありません。イラクやアフガンに派兵された自衛隊のうち、54人は帰国後、自殺してしまっています。

アメリカでも、イラク、アフガンからの帰還兵200万人のうち60万人がPTSDを患っていて、年間8000人もの帰還兵が自殺しているという実態です。

戦場で命を危険にさらすのみならず、その後の人生を奪ってしまうような危険な戦場での任務に、日本の自衛隊員を、日本の若者たちを、送り出すのかどうかが、この戦争法案なのです。

ぜひとも、平和を愛するみなさんに訴えます。

日本の若者を危険な戦場に送るな。自衛隊員の命を守れ。この声を国民の中に今こそ、大きく広げて、国会の外から、自民党、公明党を揺り動かしていこうではありませんか。

写真は、福岡市役所15階から。雨の博多区方面。(^-^)/