花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

雨で始まった9月

2011-09-01 19:54:29 | 伝える
平成23年9月1日 雨のち曇り

大型の台風12号が接近する中、雨陽気で迎えた9月の始まりです。

今まで今年は台風被害はなかったものの、豪雪、突風、高温干ばつ、洪水と
自然災害の連発だった2011年。
秋需要に向けた花がたくさん育つ魚沼では、生産者が風の被害から花を守ろうと
懸命な対策に追われています。
防風ネットでハウスを囲む作業や、採花が終わったハウスを片付けたり百合が倒れない
ように支柱を立てたりする生産者の姿が今日はたくさん見られました。




台風の進路は新潟直撃コースからはそれてきましたが、全国各地で一生懸命育てられている花の被害がすこしでも少ないよう祈りながら、私たちは私たちの出来る対策を進めています。
雨の被害も多く出ているようで心配です。

台風対策のため、暑い夏用にかけていた強い遮光を剥いで薄い遮光にしようと
思いましたが、突風被害でかなり破れてしまっていました。
近所の方から譲り受けた工業用ミシン、10年以上眠っていて動くかどうかと
いうものを復活させて、ジーンズ用の糸で縫いなおし。
頼めばかなり高額な寒冷紗修理を自宅で出来るようになり一安心。


父が育てた黒皮スイカはまだ暑い畑作業の一服の主役です。

台風が通過すればまた暑い魚沼が帰ってくるとは思いますが
暦はもう9月。
朝晩の気温も下がり、花の品質もよくなってくると思いますので
管理に手を抜かず秋も頑張ります。

広報すずき

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