花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

べとまき

2008-03-13 22:56:13 | 花を作り続ける若者たち
今朝は晴れて気温がマイナスに下がりました。こういう朝は「べとまき」です。
この時期気温がマイナスに下がると雪が凍みて雪の上を歩けるようになります。
それを「凍み渡り」、「しんばい」と言い、そういう日は夜明け前から畑に消雪材をまきに行きます。それを「べとまき」と言います。「べと」とはこちらの方言で土の事です。雪の上に土をまくと雪消えが早くなります。2mの雪であれば1週間から10日、1.5mであれば4日から7日程度早く雪が消えます。豪雪地の当地で60年前の組合創立時から続けられてきた3月の大切な仕事です。昔は実際の雪に穴を堀り、畑の土を掘り出し畑にまきましたが、近年は消雪材(炭)をまきます。


今朝は晴れ、足は雪の上でもぬかりません。


去年の秋に消雪材を畑に1.5m位の高さの台の上に積んでおきます。
真っ白の雪が黒く染まります。


雪国から春を届けてゆく。

2008-03-13 22:25:08 | 伝える
一冬中、寒い雪国から春を届けてゆこうと百合ポットの出荷が
続けられていました。
雪国が春を迎えようとしています。
ポットの出荷の終盤戦を迎えているのですが、冬の間に出荷された百合ポットは
雪が降らない地域で元気で育ってくれていると思います。

産地若い衆

炭を撒く

2008-03-13 22:22:20 | 伝える

平成20年3月13日 昨夜からの冷え込みで雪は一面凍っていました。
こういう状態を、しんばいと呼んでいます。
こういう日を見計らって、雪を消すために炭を撒く作業が始まっています。

産地若い衆