本日は改姓なり!

うだうだな日記ですがどうぞよろしく

大スギ

2018-07-05 20:28:56 | 天然記念物
今回も前回からの続きで、石川県野々市市にあります喜多家住宅を出て向かった先は、同じく石川県内の加賀市にあり、国の天然記念物に指定されています八幡神社の大スギです。
樹高が40m以上もあり、前々回のブログで紹介した御仏供スギとは違う意味で立派な大杉で、縦に直立し、しかも地上3mほどの地点から幹が3つに分かれているところから、三又杉とも呼ばれているそうです。
説明板によると、昔、村人たちがこの大杉を切って、船の帆柱にしようと相談したところ、翌日、八幡神社に行ってみると3つの枝に分かれ、帆柱にはならない杉になっていたという伝説があるらしく、現在はしめ縄がしてあり、八幡神社の御神木のようになっています。
三又に分かれているのが非常に神秘的な感じがするんですが、東北地方(石川県は東北地方ではありませんが)では幹が途中から3本に分かれている木は三頭木と呼ばれ、山の神が宿ると言われているそうです。

次に向かったのが、八幡神社から、車で5分もかからない場所にあります菅原神社で、この菅原神社内には4本の大杉があるんですが、その内の1本が、国の天然記念物に指定されています栢野の大スギです(ちなみに他の3本も石川県指定の天然記念物となっています)。
1947年(昭和22年)に石川県で国民体育大会が開催された折り、昭和天皇がこの地を訪れ、この大杉を御覧になったことから、別名‘天覧の大杉’とも呼ばれ、当然ながら上記で紹介した八幡神社の大スギと同様に4本の大杉にはしめ縄がしてあり、御神木のようになっていて、なおかつ、菅原神社内には、境内参道の上に大杉の根を痛めたくないという事と、参拝客に大スギを近くで見て触って頂きたいという思いから、浮橋参道という檜造りの浮橋が設けられていまして、いかに地元の方たちに大切にされているかが伺えます。
しかしながら、国の天然記念物に指定されているこれだけの巨木が、非常に近くにあるのは全国でも珍しい(巨木でなければ、昨年の8/2付けのブログで紹介した北花沢、南花沢のハナノキもありますが)のではないでしょうか。

さて、八幡神社の大スギ、栢野の大スギという2本の巨木を見学した後は、この日の宿泊先である福井県敦賀市にあります文化財に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。
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御仏供スギ

2018-07-01 21:19:09 | 天然記念物
今回も前回からの続きで、石川県白山市にあります石川県立白山ろく民俗資料館を出て向かった先は、同じく白山市内にあり、車で30分弱くらいの場所にあります御仏供(‘おぼけ’と読みます)スギです。
私が杉の木を見学しに行くという事は、国の天然記念物に指定されているスギという事なんですが、前々回のブログで紹介した太田の大トチノキと同様、新日本名木100選にも選定されていまして、別名「さかさ杉」とも呼ばれているそうです。
最初に私の目に、この御仏供スギが飛び込んで来た時に、立派な杉だなと思ったんですが、近付いてみて、この杉が1本の杉とわかった時には驚いてしまいました。
枝が何本も広がっていまして、仏様にお供えする仏飯を盛った形に似ている事から‘御仏供スギ’という名前がついたそうですが、その姿は可愛らしい感じがしながらも圧巻で、1325年、白山市吉野の山中に祇陀寺という寺院を開山された大智禅師という方が、肥後国(現在の熊本県ですね)の菊池氏の願いで、肥後国に帰られる(大智禅師は肥後国の生まれだそうです)際に、杖にしてこられた杉の小枝を挿したのが、御仏供スギだそうで、以降、村人が仏の木として大事にお守りしたため、現在の大樹になったと伝わっているそうです。
また、御仏供スギの周辺は広々とした公園になっていまして、木にとっての環境も非常に良い感じがしましたね。
あと、これは余談で、私が御仏供スギをまじまじと見ながら、バシバシ写真も撮っていたところ、前にある公園にいた1組のカップルが、カメラ小僧よろしく、カメラ片手に写真を撮りまくっている私に興味を持ったのか、御仏供スギに近付いてきまして、2人で説明板を読みながら‘この木、天然記念物って書いてあるで’と、驚いていました。

さて、御仏供スギの姿を堪能した後は、同じく石川県内で白山市の隣の野々市市にあります文化財に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。
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太田の大トチノキ

2018-06-26 22:06:03 | 天然記念物
5月も‘文化財巡り’三昧の月でしたが、負けず劣らず6月もそうでして、6月半ばの土日に、1泊2日で石川県、福井県に行って参りました。

というわけで、今回から7回ほどは、石川県、福井県での‘文化財巡り’の話題を書いていく事になりますので、お付き合いのほどお願い致します。

まず、最初に訪れたのが、石川県白山市にあり、国の天然記念物に指定されています太田の大トチノキです。
この太田の大トチノキに行くと決めてから、インターネット等で前もって場所や道のりを調べたんですが、国道から林道に入ると車でも快適とは言えない道のりと書いてあったので、どんなもんだろうと思ったんですが、いざ行ってみるとその通りで、林道に入ると砂利道になり、ところどころ舗装がしてある所もあったんですが、確かに快適とは言えない道のりで、朝早かったのもありますし、山中という事もあり、途中で野生の鹿にも出くわしまして、私がこれまで訪れた国の天然記念物の中では、最も過酷な道のりでした。
ただ、太田の大トチノキは、すぐ道沿いにあり、車を運転しながらその姿が見えてきた時は、さすがは日本で最大のトチノキにして、新日本名木100選にも選定されているだけあり、その雄大さには感心してしまいました。
車を降りて、写真を撮りつつ、まじまじと太田の大トチノキを眺めていましたが、ここまでの過酷な道のりとは対照的に、太田の大トチノキの周辺は、見学者のために整備がされ、周囲のどこからでも見学できるようになっています。
しかしながら、自然豊かな山中という事と、朝早く、途中で野生の鹿に遭遇した事もあり、まさか熊なんか出てこないよなと写真を撮りながら、周りもかなり気にしていたんですけどね。

さて、太田の大トチノキを見学した後は、同じく白山市にあります文化財に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。
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伯耆の大シイ

2018-05-16 21:14:22 | 天然記念物
前回のブログの最後でも紹介しましたが、この日は、早朝から母方の田舎を出て、鳥取県に向かいました。
ただ、当初の予定では、最初に国の重要文化財に指定されています住宅に向かう予定だったんですが、思った以上に車が空いていて、その住宅は、見学できる時間が何時からというのが決まっていたので、その場所に着くまでに車を運転しながら、その住宅が見学できる時間までに、他の場所にも向かえるんじゃないかと思い、急遽、予定を変更して向かったのが、鳥取県東伯郡琴浦町にあり、国の天然記念物に指定されています伯耆の大シイです。
その地にあります春日神社という神社の神木として人々に崇敬されてきたそうで、樹齢は推定1,000年とされていて、平成元年(1989年)には、環境庁の調査で、島根県松江市にあります志多備神社のスジダイと共にシイノキの巨木日本一になっていた事もあり、新日本名木100選にも選定されています。
斜面に根を下ろしているんですが、幹の見事さもさることながら、それ以上に素晴らしいのが、春日神社内の山道を覆い尽くすように横に広がった枝でして、上記写真ではわかりにくいと思いますが、その迫力は圧倒的でしたね。
しかしながら、前回のブログでも書きましたが、こういった国の天然記念物に指定されています樹木を見学している時は、本当に他の見学者に会うような事はないですね・・・ま、今回は朝早かったというのもあるんですが。

さて、伯耆の大シイを後にして向かった先は、当初の予定通り、同じく鳥取県内にあり、国の重要文化財に指定されています住宅に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。
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糸井の大カツラ

2018-05-14 20:28:04 | 天然記念物
今回も前回からの続きで、兵庫県篠山市にあります追手神社のモミを後にして向かった先は、同じく兵庫県内の朝来市にあり、国の天然記念物に指定されています糸井の大カツラです。
前回のブログの最後でも、チラッと紹介しましたが、糸井の大カツラのある場所は、母方の田舎から車で40分ほどの場所で、前々から行ってみたかったんですが、糸井渓谷と呼ばれる渓谷のかなり奥にあり、途中、舗装されていない道路を通っていかなければならない場所もあり、なおかつその一帯には、最近、ツキノワグマも出没しているという話もあって、母から‘1人で行かない方がいい’と言われていたんですが、今回、母はゴールデンウィークの前半から田舎に滞在していて、後半、私が1人だけ母方の田舎に帰省するこの機会に母に黙って、訪れてきた次第です。
確かに、途中から未舗装の道路になり、それが糸井の大カツラのある場所まで続いていて、対向車が来たりしたらどうしようとか思っていたんですが、着いた時に見えた糸井の大カツラには感動しましたね。
主幹は朽ち果てているんですが、その周囲を80本ほどの「ひこばえ」が、朽ち果てた主幹を保護するような形で覆っており(上記写真参照)、今回の文化財巡りで見たような1本の樹木とは異なりますが、その美しい大カツラは、国内でもまれにみる樹木との事で、個人的には、何かファンタジーの物語にでも出てきそうな樹木だと感じました。
現地の説明板の解説によると、昔、この地方の「おお日照り」に際し、名僧を招き雨乞いをしたところ、この樹木に法衣をかけて祈願し干害を救ったと伝えられているところから、土地の人はこの樹木を‘衣木’とか‘大木さん’と呼んで尊んでいるんだそうです。
また、樹木の周りには、ベンチやトイレも設置されていましたが、今回、訪れた国の天然記念物に指定されている樹木、3件いずれを見学している際にも、人っ子1人見学者には、遭遇しませんでしたけどね。
しかしながら、この日は、最初に訪れた京都国立博物館以外は、国の天然記念物巡りになりまして、特に最後に訪れた糸井の大カツラは、母方の田舎に帰省するたびに、行ってみたいなと思っていたので、やっとこさ念願叶った次第です。

さて、この日の‘文化財巡り’はこれで終了で、この後は、母方の田舎に向かいまして、翌朝、早朝から1人で、今度は鳥取県の‘文化財巡り’に出掛けたわけなんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。
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