本日は改姓なり!

うだうだな日記ですがどうぞよろしく

第89回アカデミー賞授賞式

2017-02-27 20:18:00 | 映画
本日、第89回アカデミー賞授賞式が開催されていたそうで、個人的に、ここ数年、ほとんど映画を見ていないとは言え、やはりハリウッド最大の映画の祭典ですので、少なからず気になってはおりました。
とは言っても、当然ながら今日は平日ですし、私も勤務先に出社していましたので、授賞式をテレビで見る事も出来ず、逐一、インターネットでチェックなどしていれば、上司から何を言われるかわかりませんので、結局、結果だけをニュース等で見た感じなんですけどね。
しかしながら、今回の授賞式は歴史に残る授賞式になった事でしょうね・・・もちろん悪い意味でですが。
各俳優賞、監督賞は前評判通りで、順当だったようですが、問題は作品賞で、受賞した作品が大波乱だったのもありますが、まさか一度、大本命の作品が作品賞受賞と名前を呼ばれた後に、間違いがありましたと訂正が入るなど、前代未聞の出来事でしょう。
原因は受賞作が書いている封筒の手渡しミスではないかと言われていますが、何とも後味の悪い授賞式になってしまったのではないでしょうかね。

忠臣蔵

2017-02-25 04:12:32 | 日記
少々、時期外れの話ではありますが・・・。

毎年12月14日近辺になると、日本映画や時代劇の専門チャンネルで、忠臣蔵の特集が放映されたりしますが、私もこの物語は大好きで、2013年9/21付けのブログ‘赤穂’でも紹介した事がありますが、赤穂城に行った際には、その当時に思いを馳せたほどで、忠臣蔵関連の書籍も何冊か買った事があります。
で、昨年の年末に、日本映画全盛期の忠臣蔵を見てみようと思い立ちまして、年が明けてから1958年に公開され大映創立18年を記念して製作された『忠臣蔵』(主演、長谷川一夫)と1959年に公開された東映の『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』(主演、片岡千恵蔵)のDVDを購入し、近所のレンタルDVD店で、1985年の年末に日本テレビで年末時代劇スペシャルとして公開された『忠臣蔵』(主演、里見浩太朗)も借りてきまして1月から2月にかけて立て続けに鑑賞致しました。
3本を見た上での感想は、大映、東映の『忠臣蔵』はどちらも文字通りオールスターキャストで、どちらも3時間ほどあるんですが、見てて全く飽きが来なかったですね。
ただ、大映の『忠臣蔵』は、まだそれなりに個人的に顔と名前が一致している俳優陣が多かったんですが、東映の『忠臣蔵』は顔と名前が一致していない俳優が多く(それだけ私が昔の映画を見ていないという事ですね)、キャスト表片手にDVD鑑賞をしていました。
大映の『忠臣蔵』が非常に娯楽的な感じがしたのに対し、東映の『忠臣蔵』は重厚感がある感じがしまして、私は東映の『忠臣蔵』の方が好きですね。
あと、これは両作品共に思った事なんですが、オールスターキャストというのもあって、作品自体の迫力が圧倒的で、当時としては予算もかなり掛けて製作されたのではないかと。
しかし、日本映画全盛期のこういった作品を見てしまうと、この後に見た日本テレビの『忠臣蔵』は非常にチープに見えまして、各エピソードこそ満載な感じですが、迫力が足らないと申しましょうか・・・ま、主演の里見浩太朗は、東映の『忠臣蔵』では若手中の若手の1人で出演しているくらいですから、それも仕方がないと言われればそうなんですけどね。
しかしながら『忠臣蔵』全般を見て毎回思う事なんですが、当然ながら、現在、映画やドラマで見る事の出来る『忠臣蔵』は話の流れこそ史実ですが、かなり脚色されているはずで、四十七士を含め個人個人のエピソード的な話は、一番最初はどこで作られたんだろうとか思いますね。
あと、余談ですが、私が購入した東映の『忠臣蔵』は母も非常に興味を示しまして、私が見た後、母も‘懐かしい’と言いながら1人で鑑賞したそうです。

永青文庫

2017-02-22 21:36:39 | 展覧会
今回も前回からの続きで、名古屋市市政資料館を出て向かった先は、名古屋市中区にあります名古屋市美術館です。
現在、名古屋市美術館では‘永青文庫 日本画の名品’が開催されていまして、私の目的は、永青文庫が所蔵し、重要文化財に指定されています小林古径(詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)の‘髪’が展示されていたので足を運んだ次第です。
永青文庫と言うのは、東京都文京区にある美術館なんですが、旧熊本藩主である細川家伝来の品や、細川家16代当主である細川護立が収集した品などを展示している美術館で、現在の理事長は、細川護立の孫であり、内閣総理大臣も務めた事がある細川護煕氏です。
細川家と熊本藩の繋がりから、熊本市の熊本城二の丸にあります熊本県立美術館には永青文庫展示室があり、永青文庫の所蔵品の一部が年に数回入れ替えを行いながら展示されていまして、実は、今回私が見てみたかった小林古径の‘髪’も昨年の4/8から熊本県立美術館で行われていた‘開館40周年記念展 大熊本県立美術館展’で展示されていて、これを機に私も熊本で‘文化財巡り’をしようと計画していたんですが、御存知の通り4/14に熊本地震が起き、断念した経緯があります。
今回の展覧会では、以前、東京都千代田区にあります東京国立近代美術館で鑑賞しました菱田春草(詳しくはインターネット等でお調べ下さい)の重要文化財に指定されています‘黒き猫’や江戸時代の臨済宗の僧である白隠慧鶴や仙厓義梵(両名共に詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)の非常にユーモラスな禅画等が展示してあり、満足感たっぷりの展覧会でした。
名古屋市美術館を出た後は、また近鉄特急に乗って帰路に着いたんですが、新幹線やマイカーを使わないこういった‘文化財巡り’も良いものだと改めて思いました。

旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎

2017-02-14 20:20:04 | 重要文化財
今回は前回の続きで、名古屋城を出た後、向かった先は、名古屋城から歩いて10分程の場所にあり、重要文化財に指定されています旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎、現在の名古屋市市政資料館です。
現在‘資料館’という名付けられている通り、重要文化財に指定されている建造物自体の見学が出来るようになっている他、元々が裁判所であった事から、明治時代から現在までの法廷が再現されている展示がしてあったり、名古屋市の公文書の保存、展示、会議室や集会室、展示室等の貸し出しも行っているそうで、他にも、建造物自体が、近代洋風建築の特徴を忠実に備えていますので、ドラマや映画の撮影にもたびたび使用されるらしく、館内には、この場所でこの作品の撮影が行われました等の看板が立てられている場所が多々ありました。
事前に予約しておけば、ガイドツアーが受けられるとの事でしたので、当然ながら私は予約させてもらったんですが、現在、現存している旧控訴院(現在の高等裁判所のようなものですね)は名古屋と札幌だけだという事や、当時の裁判制度の話、建造物に使われている材質や意匠の話など、大変、興味深い話を多く聞く事が出来て、有意義な時間を過ごせましたし、この建造物の目玉とも言える中央階段室のステンドグラスや裁判所庁舎という事で、独房や雑居房もあって見学でき、もちろんの事、外観も目に焼き付けながら、写真も多く撮影させて頂きました。

さて、名古屋市市政資料館を出た後は、鉄道を使って同じく名古屋市内の別の場所に向かったんですが、どこへ向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

名古屋城のカヤ

2017-02-12 21:40:35 | 天然記念物
前回のブログで、近鉄特急に乗ってどこかに行って来た話を書きましたが、行って来たのは名古屋市でして、今回から3回にわたって‘名古屋市文化財巡り’を書いていこうと思います。
まず、最初に向かったのが日本100名城にも選定されている名古屋城なんですが、2013年12/26付けのブログ‘東海’で紹介しているように、すでに名古屋城には訪れた事がありまして、その時には天守にも登り、復元された天守と言えど、城郭自体の威容に感心しました。
今回訪れた目的は城ではなくて、名古屋城内にあるカヤの木でして、その名の通り名古屋城のカヤと呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。
前回、訪れた時には天然記念物に興味がなかったので、全く見もしなかったわけなんですが、やはり興味が出てくると、名古屋市に行ったついでに見ておこうと思い立ち寄った次第です。
樹齢が600年以上と言われ、この木から成るカヤの実は、御三家である初代尾張藩主、徳川義直(かの徳川家康の息子ですね)が大阪夏の陣に出陣する際に、武勲を記念して食したそうで、その後、尾張藩主は、毎年正月にその実を食べて新年を祝ったそうです。
上記写真を見て頂いてもなかなか立派な木(天然記念物に指定されているので当然ですが)なんですが、太平洋戦争時の空襲で焼失した天守同様、このカヤの木も半分以上が焼けてしまったそうですが、現在は樹勢も回復しているそうです。
さすがに名古屋城へ来て、天守や櫓には目もくれず(今回、城関連の写真は1枚も撮影していませんからね)、普通の人から見れば、変わり映えのしない木の写真を撮影している私は、奇妙に映ったかも知れませんが、興味と言うのは人それぞれですからね。

さて、名古屋城を出た後は、同じく名古屋市の別の場所に向かったんですが、どこに向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。