Los viajes de las Gorlondrinas

旅行の備忘録として利用しています。

(70)温かく、暑く 我們都是亜洲人

2009-05-31 00:07:47 | 温かく、暑く '08秋の台湾






 桃園国際機場から成田国際空港へ向けてほぼ定刻通りに私達が乗ったキャセイパシフィック機は飛び立った。
 往路と同じくキャセイの地上、機上の乗務員さんはキビキビと対応をされていて、好感度がさらに上がってしまった。

 台北、鹿港、高雄、烏山水庫、台南で・・・、旅行者の私達はたくさんの現地の方々に優しく接して頂いた。
11月が終わろうとしているのに台湾は暑く、またいつ来ても台湾の人たちの心は温かであることを再度認識した。

 スペインの人達には明るさ来る素朴な優しさを感じ、フランスの人達には洗練された優しさを感じた。

 しかし台湾の人たちには私達日本人に通じるような、どこか控えめで“奥ゆかしい”優しさを感じる。
我們都是亜洲人 私達はやっぱりアジアの人間なのだ。

(69)台北市街地から桃園国際機場(空港)へ =台北=

2009-05-30 22:48:32 | 温かく、暑く '08秋の台湾
あぁ、とうとう台湾を去る朝を迎えてしまった。

 台北市内から桃園にある国際空港に行くにはバスが一般的だ。その他にタクシー、高鐵(台湾新幹線)を利用する方法もある。その場合、台北から高鐵に乗り、桃園で下車。駅からタクシーを利用する。
 バスで空港に行くには何通りもの方法があるが、一番わかり易いのは台北駅近くのバスステーションから國光バスに乗る方法だ。
 地下鉄、国鉄の駅からバスステーションに行くには地下街にZ3という出口があるのでそこを目指す。Z3から地上に出るとバスステーションはすぐだ。
 台北駅近くには空港に行く便が発着するバスステーションのほか、台中等への長距離バスステーションもあるので気を付けなければいけないが、Z3の出口を目指せば間違えることはないだろう。台北のバスステーションから空港までは125元とやっぱり安い。時間は早ければ1時間もかからずに着く。


地下街のZ3出口
 

バスステーションです。



バスに乗車し振り返ると、台北駅の駅舎が見える。



川を渡り、台北の町が小さくなって行く。再見台北!!





桃園への途中、三重という町。爆竹が鳴り、何かの縁日だったようだ?!




桃園国際空港へ國光バスが到着。





 桃園国際空港はとてもつまらない空港だ。私見だが、羽田空港の方が退屈しない。足湯のおやっとさぁがあるぶん、鹿児島空港の方が楽しめる。

 ポジティブな言い方をすると無駄な機能が無い。
私は台湾の近現代も含めた歴史に明るくないのでよく分からないのだが、この空港がこのように素っ気無いデザインになったのは設計された当時の時代背景もあるように思えてならない。

(68)饒河街夜市 =台北=

2009-05-29 10:42:18 | 温かく、暑く '08秋の台湾
西門からタクシーで饒河街夜市に向かった。運転手さんにカタカナ中国語よろしくジャオホージエガングアイエシーというとやっぱり通じなかった^^;
ということで地球の歩き方で指差して目的地を伝えた。すぐに分かってくれた。やはり地球の歩き方に助けられることは多い。



饒河街夜市に到着!!





              「そら飲め!」って感じだ。「ヨシャー!!」

  
麺もスープもどちらもとてもおいしかった。下の写真がお店です。




  

山猪ってナンダ? それにあれはえっ?!ハトかぁ・・・^_^; 日本に帰って写真を見て気付いた。


  

ドラエモンだ。いいのかぁ?! 


  




2005年に初めてここを訪れた時に大きな法要をやっていた。台湾のお寺、文化を知るきっかけになった。


  

饒河街夜市は台鐵 松山駅から比較的近い。台北駅までは自強号に乗った。自強号には“切符ホルダー”が着いています。




台北に到着。遅くなりました^^

(67)中山~西門 =台北=

2009-05-28 10:50:20 | 温かく、暑く '08秋の台湾
とうとう今回の旅行で最後の夜になった。
まだまだ楽しまなきゃ!

大欣大飯店のある中山から西門に向かう。どうして西門か。
最後だから101(イー・リン・イー)や新光三越の展望台でもよいのだが・・・。

家内がお目当てのマッサージ店があるからだ^^




中山のMANGO。日本では馴染みが薄いが、バルセロナの有力ブランド。
http://www.mango.es/



MANGOの上は食べ放題のお店^^;



最初、79折とは79%引きだと思っていたが、実は21%引きだった(^^ゞ

 
西門に到着。  Sony Ericssonの旗艦店を発見。台湾の携帯電話はSimフリー機だけだと聞いたことがある。Sony Ericssonは台湾の人気携帯電話メーカーの一つだ。

 

カエルを飲むわけじゃ~ない。タピオカの大き目のつぶつぶが入った飲み物でとってもおいしい。この飲み物の見た目がカエルの卵に似ているからこんなイラストが描かれている。台北でも人気のある飲み物だ。



私の知人が台湾でマッサージに行くなら有名店に行くと良いと助言してくれた。
という訳で台北の街の案内のパンフレットで、きっちりと広告を出していたこのお店へ。
結果は・・・、とても良かったそうだ。特に足の裏の角質取りが気に入ったようで今度、台北にきたらまた来てみたいといっていた。

ちなみに穴場を探すつもりで小さなお店に入ると、文字通り痛い(>_<)めに遭うことがあるそうだ^^;

(65)紅毛城の主たち=台北=

2009-05-26 10:32:45 | 温かく、暑く '08秋の台湾
 この城の最初の主はスペイン人だった。城は政治の中心にするためには平城が良く、要塞としての機能を重視するには見晴らしが効き守り易い山城が良い。
紅毛城は丘の上に建つ山城だが登るに易く、政治の拠点とするにも向いていただろう。
 2008年11月、景勝のこの土地に立って思うのはスペイン人たちがこの場所を選んだ理由の一つに“眺望の素晴らしさ”もあったように勝手に思う。



 スペインはこの城、そして台湾からオランダによって追い出され、オランダは中国大陸からやって来た鄭成功にあっさり駆逐されてしまう。鄭成功の後、主は様々な国に変わる。前の主であるアメリカ合衆国から台湾の人達の手に渡るのはなんと、1980年のことだった。







 現在の紅毛城は政治的な役割も無く、ましてや要塞でもない。
観光資源となり世界の人達を迎え入れている。
 本来の主の元、最もふさわしい方法で活用されていると言ってよいだろう。


(64)淡水、紅毛城に到着=台北=

2009-05-23 23:10:45 | 温かく、暑く '08秋の台湾
 新北投温泉に行った後は夕日がきれいだという淡水を目指す。淡水は河沿いの町で、スペイン人が創設したという紅毛城があるという。スペインが好きな私がここに行かないわけにはいかない。



 淡水は台北の中心部から地下鉄淡水線に乗るだけでごく簡単に行けてしまう。
この淡水駅はずいぶん大きな駅舎だ。単に利用者数等から考えるとオーバースペックな施設だろう。でも、これでイイんです。これが台湾仕様だ。



さて、紅毛城に行くには淡水駅からバスを利用するようだがどのバスに乗ればよいかさっぱりわからない。駅前に観光案内所があったので乗り場を聞いた。


紅毛城の入り口に到着。スペイン、オランダ、イギリス、日本、オーストラリア、アメリカ、台湾の国旗が掲げられていた。それぞれこの城の歴代の主の国の旗である。※オーストラリア国旗の向こうにアメリカ、台湾の国旗が掲げられています。




紅毛城の丘に登ると淡水河が見えた。首都の中心部からわずかな時間でこんな景勝の地を訪れることができる。これが台北の魅力の一つでもある。