Los viajes de las Gorlondrinas

旅行の備忘録として利用しています。

台湾3日目 台北→台南→台北

2010-11-24 22:58:07 | 台湾 旅の走り書き 2010 NOV
南回帰線を越えて走れ。
家内は明日台北を発つ。今日は実質的に家内と旅程をともにできる最後の日だ。
どこに行こうか・・・。迷った
朝から天気予報を見る。北は曇りがちで南の方が天候は良いらしい。
台南に行くことに決定。これまでに行ったことがない安平古堡を目指す。

新幹線で台南に到着。ご存知の通り新幹線の台南駅(高鐵 台南站)は市街地から外れた場所にある。
2010年11月 高鐵站から市街地までは無料(免費)バスが出ているがこれがもうすぐ有料になるとの噂を聞いたことがある。
無料バスのバス停はとても分かりやすい。全ての路線が台鐵(在来線)台南站に停車する訳ではない。乗り間違えると台鐵 台南站に行こうと思ったところ、いけいないということがありうる。
安平古堡に行くには市政府行きのバス(1号線)で終点まで行きそこからタクシーに乗るのが良いようだ。
バス停に前におっちゃんから中国語で親切な口調でたたみかけるように話すおっちゃんがいた。タクシーの運転手さんだ。結局、おっちゃんから安平古堡に行くには市政府行きのバスに乗れば良いことを確認できた。

市政府行きのバスの終点に到着。若いカップルが話しかけてくれて安平古堡の近くまで行くので一緒にタクシーに乗ろうと言ってきてくれた。彼は私が少し中国語を話すので驚いていた。
結局、近くのタクシーの運転手さんの計らいで私たちは彼らとは別のタクシーに乗った。
安平古堡に到着。安平古堡は思ったより小さな印象だった。
この近辺はいまは陸地だがかつては城壁近くが海だった。
私もアムステルダムを訪れたことがあるが、寒く澄んだ空気のあの国からきた兵士達の士気は高かっただろうか・・・。高かったかもしれないが鄭成功の軍団ほど高くなかったことだけは確かだろう。
兵士の中には望郷の思いがどうしても拭いきれないものが多くいたのではないかと勝手に想像する。
ここには未だに残る城壁を始めオランダ軍がいた足跡を見ることができる。
安平古堡の小さな丘からは台南の平野が見下ろせる。また海に近かった。要所であったことは容易に想像が着く。
観光地としての安平古堡だが歴史に興味が薄い方にとってはやや退屈かもしれない。しかし台南の中心部から来る際には運河を見ることも出来て台南が好きになったり、もっと知りたい思った旅行者の方々にとってはできれば行って頂きたい名所旧跡である。
多くの人は台鐵 台南站により近い孔子廟のほうが行って楽しかったり感動したりするかもしれない。

また安平はガイドブックには説明が少ないようだが屋台のような出店(でみせ)が楽しい地域でもある。
私たちは昼食をとっておらず空腹だったためにこの辺りの名物だろうえび煎餅の古堡鮮蝦餅を買う。値段は70元で観光客だと思い高い値段をふっかけられたかとも思ったが、他のブランドのえび煎餅は同じぐらいの量で80元だった。
タクシーを拾う途中、台湾ではよく見かける牡蠣を剥く光景を見かけた。
中心部へはタクシーを拾い、國立台湾文学館まで行った。ここからほど近い度小月で昼食をとることにした。
何度も訪れた台南だが、台南の運河を初めて目にした。
タクシー代は忘れてしまったがそれほど大きな負担になるものではない。
実はこの國立台湾文学館周辺には日本統治時代の建物や担仔麺でたいへん有名な度小月、孔子廟等がほど近く、台南観光の基点にしても良い地点だと思う。
國立台湾文学館では結婚前のカップルだろうか、記念写真を撮っていた。
度小月で担仔麺を食べる。
度小月のとなりは永盛帆布。帆布のバッグなどはおみやげに最適。
台南市消防局には7月と変わらずツバメが飛び交っていた。鳴き声からすると日本に渡るツバメとは別の種類か。
この日もIDF経國の爆音が聞けてシ・ア・ワ・セ。
土地銀行の向こうに見える旧林百貨は工事中だった。台南市警察局、臺灣省嘉南農田水利会の写真を撮り孔子廟へ行く。
7月に来た時と変わり、ガジュマルの木が切られていた。延命のためには仕方なかったのだろう。
孔子廟でリス発見。
國立台湾文学館の前のラウンドアバウトに戻り書道のお店を見る。
中山路に入り台鐵台南站方面に歩く。次に目指すは台南合成帆布帆布。これまでに来た時に比べて一番忙しそうだった。日本語が堪能なおばあちゃん、作業に没頭していて声をかけても気づいてくれなかったようだった。
おじさん(おそらくオバチャンの息子である当店の主人)は7月に来た私を覚えてくれていたようだった。
夫婦でペットボトルを入れる袋を買った。
途中で家内が服を買った。台湾人の小姐相手に値切っていた。いつの間に、そんな風になったんだ?!?!驚いた。
途中でタピオカ・ミルクティーを買って飲む。臺灣の定番の飲み物。最近は日本でも見ることがある。
台鐵台南站そばのバスターミナルで高鐵台南站行きの免費バスを待つ。白・オレンジの高鐵カラーではないバスに乗り込む。
バスが止まるとチケット売り場に急ぐ。
乗った車両は2004年1月30日の1号車両だった。
台北到着後、科技大楼のおかゆ屋、“一流”で食事。ここの料理はどれもうまい。サツマイモが入ったおかゆもオイチイ。百香果の漬物(とオバチャンは言っていた。)おいし~い!また行ったら必ず食うぞ!中山の大欣大飯店に戻る。途中、しみじみと中山の道をあ歩いた・・・。


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