龍山寺 第一級古跡 =鹿港=

鹿港の龍山寺は一級古跡だそうだ。
今年（2008年）3月に台北の龍山寺を訪れたが、あの龍山寺が台湾のお寺の典型だと思い込んでいた。
しかし、鹿港の龍山寺は往時が偲ばれるひなびた雰囲気が素晴らしく、こちらの方を台湾のお寺の典型だと思いたい。

今日までの修復もできるだけ当時の建材等を生かすことにポイントを置いているように見えた。
修復と言えば、この古跡も1999年9月21日の大規模な地震で被害を受けた。修復は大規模でかつ時間を要したそうだ。

　私達が訪れたのは夕方でとても静かだった。また訪れてみたい。春先に訪れ一日中ボンヤリして過ごしみたい気がする。










1999年9月21日の地震でずれた柱の跡







正殿　　観世音菩薩が祀られている。



後殿

（２８）國際先生 世界の若き教育者（？！） =鹿港=

先ず向かったのは龍山寺だった。
お寺には集団の先客がいた。Tシャツ姿の男建でマフラーのような物を首から下げている。そこには彼らの母国であろう国の名前が刷り込まれている。
彼らの前では子供たちが歓迎のお遊戯をしていた。横断幕を見ると“國際先生”ナントカと記されている。
きっと、国際的な教育者達の集まりなのであろう。
ホホゥ、古都である鹿港を訪問地として選ぶとは教育者としてさすがである。

ここまで読んで中国語がお分かりの方々は失笑をされたり、「お前はアホか^^;！」と思われているだろう。

大いなるカン違いを知るのは帰国後のことだ。それについては後々に記すことにしましょ。お楽しみに。


世界の選ばれし教育者達におゆうぎを披露する園児達。
元気でかわいい声が響き渡っていた。


龍山寺　山門の前で記念撮影をする國際先生達。
サングラスをした方々がけっこういる。最近の世界の優秀な先生はサングラスをかけて不良っぽさを演出するのだろうか。Tシャツは今回の旅行の一つのテーマなのだろう。
マカオ、インドネシア、ルクセンブルグ、オランダ、アンゴラ、ベネズエラ、ブラジル・・・・と國際色豊かだ。我が日本の先生はお招きを受けていなのだろうか^^;

（２７）古都 鹿港、遥かなり

　台北と高雄くらいしか知らない私にとって、新幹線と在来線、バスを乗り継いでゆく鹿港は遥か遠い町のように思えた。
　しかし、台北から行くならばそれほど面倒だったりすることはないだろう。彰化に着けばからのバスの本数もけっこうある。

彰化の彰化客運のバスステーション




　私たちが乗った彰化客運のバスはよく揺れるしサスペンションの突き上げもけっこうあった。恐らくサスペンションはかなりへたっているだろう。道路の舗装の状態も日本ほど良くないようだ。

　バスが鹿港に近付くと仏像などの仏具屋が目に付くようになった。やはり土地柄なのだろう。
　龍山寺近くのバス停で降ろしてもらった。降り立った鹿港の町はとても風が強かった。
バス亭の近くに箱買いをするお客さんが頻繁に訪れる肉包（肉まん）屋さんがあった。写真にある老龍師肉包というお店だ。私達も一つか二つ買っていきたかったが、どうもすべて箱買いのようだった。
鹿港はおいしい肉包さんが多いことでも知られているようだ。
　日本に帰ってから世田谷に「台湾肉包 鹿港」というお店があるそうだ。お店の詳細については割愛させて頂くが一度足を運んでみたいと思う。　

鹿港　龍山寺バス停近くの様子

アルヘシラスのバスステーション

アンダルシア南部の港町アルヘシラス。
タリファと並んでＥＵ圏からアフリカ大陸への玄関口の一つです。イスラム教国独特のベールや、衣装を身に付けた人達をこの町で見かけた時のインパクトは大きかったです。
ここはアルヘシラスのかつてのバスステーションです。
2004年当時、マルベージャやマラガ等に行く便はこの辺りで発着していました。
現在は整備されたバスステーションが港から北へ徒歩１０分ぐらいの場所にあります。

2004/11/12

（２６）彰化の街角で

彰化駅です。



「バス停はケンタッキーの傍にある。」そうだ。あっ、ケンタッキーだ。



彰化客運のバス停。鹿港とある。これで間違いない。田中って、日本人の私から見たら何だか笑えるなぁ。帰国後に知ったことだがこの地名は日本の統治時代に付けられた名前だそうだ。



マスクを売っている。何て読むんだろう。スクーターが多く、残念ながら台湾の都市部の空気は良いとは言えない。





郵便局は郵局というそうです。



「いい女は・・・」、そういうことなのだろう^^;



孔子廟のそばにある『地球の歩き方』に掲載されていたお菓子のお店。クッキーを買って食べた。台北にもお店がある。



彰化の孔子廟



彰化銀行、台湾でも有力な銀行だそうだ。

Ｋさんのお誘いが無ければ彰化（ヂャンファ）に来ることは一生なかったかもしれない。鹿港に行く途中で立ち寄った彰化だったが、普段着の台湾を見るように思えてとても良かった。

（２５）台鐵で新烏日→成功→彰化

鹿港に行くには在来線で先ず彰化に行く。彰化は２駅先だ。
成功、面白い名前なのでパチリ^^







あっという間に彰化に到着。といってもちゃんと鹿港に着けるかまだ不安だ・・・。
新烏日から彰化まで１５元、ということは４５円程度。東京メトロよりも圧倒的に安い。

※なお将来、台湾新幹線には彰化駅ができるようである。台湾新幹線の彰化駅は田中という地区に位置するそうだ。
台北から台湾新幹線で彰化の市街地まで行く場合、彰化駅で下車せず台中で下りて在来線に乗り換えた方が早いかも知れない。

（２４）高鐵 台中から在来線へ

　台湾４日目は高雄から鹿港（ルーガン）を目指します。
鹿港は今回の旅程にはなかったのですが、現地にお住まいのＫさんのお誘いを頂き行くこととなりました。
Ｋさんは高雄からの詳しい行き方を教えて下さったのですが・・・、鹿港に行くことはおろか、在来線に乗るのも初めてで不安でたまりませんでした。

　先ず高鐵（台湾新幹線）で台中に、そして新烏日（シンウーリー）駅に徒歩で行くそうです。

えぇ？！台中とシンカラスビ（新烏日）って似ても似つかぬ駅の名前だけど、ホントに歩いて行けるのかな・・・。まぁ、何とかなるさ！ほんとになんとかなるのかな(-_-)
　ってなわけで高鐵台中から台鐵（在来線）新烏日駅までの行き方を写真で紹介します。


　結果から申し上げると高鐵　台中から台鐵　新烏日駅まではすべて屋内で、分かり易い案内板もあるので徒歩１０分もかからず、容易に行けます。



台湾新幹線のホームから１階に下りると台鐵（在来線）の文字がすぐに目に入ります。矢印の通りに行きます。


台鐵　ＴＲＡの案内板の示すままに歩けばＯＫです。


手ブレで見えにくくなっていますが、往台鐵車站　と示されています“站”は台湾で駅という意味ですね^^


角を曲がれば台鐵 新烏日駅はすぐです。


台鐵の切符売り場に着きました！！


一見してわかりにくい券売機です。台鐵はお年を召された方等に何段階かの割引料金を設定しています。上の６っつ並んでいるボタンの中から選択をしますが、基本は“全票”です。

（２３）六合夜市へ

高雄に観光で来れば六合夜市はやはり外せません。
六合夜市へは高雄駅から徒歩、もしくは地下鉄 紅線の美麗島の１１番出口からすぐです。

まず春にもきたエビ、カニのお店へ。スパイシーな塩味で頂きます。
もちろん、おいしかったです。


続いて果物のお店へここでのお目当ては椰子の実です。
椰子の実は２度楽しめます。先ずはストローで果汁を頂きま～す。
続いて実を鉈で割ってもらって、実をスプーンで削り取り頂きます。これはココナッツミルクそのものです。味良し、食感も良しです！
椰子の実の向こうに緑色のグァバが見えますね。


続いて担仔麺のお店へ。担仔麺は４０元で日本円で１２０円ぐらい。安いです。
これに菜っぱの炒め物などを頼み、もうお腹いっぱいです。

担仔麺です。安くてうまい！


台湾ではよく見る果物ジュース屋さんです。
台湾と言えばマンゴーですが、マンゴーはだいたい９月、１０月ぐらいで終わるそうです。私達が行った１１月はマンゴーは終わっていました。

（２２）中央公園～漢神百貨店

　高雄の地下鉄で漢神百貨店の最寄り駅は中央公園という駅らしい。橘線 西子湾から中央公園に行くには先ず美麗島まで行きそこで紅線に乗り換える。美麗島から中央公園までは一駅だ。しかし、中央公園から漢神百貨店まではけっこう距離があるらしい。
　中央公園で下車し周囲を眺めると、意外に都会じゃないか！高雄にはもう少しひなびた街という印象を持っていたのだが。

中央公園周辺の様子





漢神百貨店へ行くにはどちらに歩いてゆけば良いかと見回していたところ・・・、シャトルバス発見！！



無料のシャトルバスに乗り漢神百貨店に到着！！
店頭には Merry Christmas の装飾が・・・。
１１月中旬の高雄の最高気温は３０度前後だった。
　 メリークリスマスよりも残暑お見舞い申し上げます。の方が妥当だと思うのだが＾＾；


百貨店の獅子、イマ一つ可愛いくないですね。“ライオンちゃん”とかじゃなくてホントの獅子です。分かり難いですが瞳はかなり下に向いています。

さて、肝心のお買い物だが日常に着る服などは日本よりも安いが、家内曰わくブランド物になると日本とあまり変わりないらしい。


　ここは中央公園駅近くの大規模で激安の文具店だが、実は百貨店よりもこちらの方が面白かった。
　私もこの旅行で使用するペンとメモを買った。

ブラドの朝

マドリード、プラド美術館の朝

ここからソルの一帯はマドリードの歴史の中心となった地域だ。
プラド美術館の外壁や柱には今でもナポレオン軍のマドリード侵略時に付いた弾痕が残っている。

2006/10/14