Los viajes de las Gorlondrinas

旅行の備忘録として利用しています。

台湾旅行4日目 コロンス島にて・・・

2010-12-01 23:10:05 | 台湾 旅の走り書き 2010 NOV
タクシーを使いコロンス島への乗船場まで行くことにした。運賃を聞くと「アーシークヮイ」と答えてくれた、大陸ではお金の単位を日常でクヮイと言うと聞いていたが今回、初めてそれを実際に耳にした。ドライバーは20代前半と思われる男性だ。タクシーは広く大きな道路に滑り出した。「これが中国なのか・・・。」車窓から見た最初の厦門はあまりにも美しく、大きなビルが立ち並ぶ海辺の都会で、心から驚き、そして感動した!
やがてコロンス島に向かう船の乗船場と思われるところで降ろしてくれた。若いドライバーの彼は日本人観光客の私にごく普通に接してくれた。中国に入る前にあった先入観や誤解、不安が徐々に薄皮を剥がすように取れて行く。
タクシーから降りたのは乗船場のそば。そこは海から、そして空からの目映い光に包まれていた。気温はゴールデンウィークを少し過ぎたぐらいの東京のようか。正面に海、背中には近代的な高層ビル。海の景色の美しさはスペインのサンタンデールにも似ていた。この景色の向こうに見えるのがコロンス島だろうが、向こうに渡る船のチケット売り場が分からない。私はとりあえずいいかげんな中国語で船会社の職員と思われる人に尋ねてみた。すると、料金は100元ぐらいというのでこれは違うと思い、丁重に彼の追跡を振り切った。また別のところで親切そうな男性に尋ねると、こっちの乗場に進めと言われた。教えてもらった通りに進む、と人が船に飛び乗っていた。私はお金を払っていなかったので便乗するのは遠慮した。
やがて船は岸壁を離れた。船が出ると岸壁への道は鉄柵で閉ざされた。
あの勢いだとお金を払わずに乗っている人がけっこういるように思えた。
改めて券売機や窓口が無いか見回すが券売機は無く、さらに窓口らしきものはあるが閉ざされていた。う~ん、これはお金を払わずに乗るシステムで着いたら取られるのだろうと勝手な解釈をした。とりあえず乗ってしまおう。とりあえず鉄柵近くに向かった。
時間が少し経つと鉄柵のゲートの前に人がどんどんやって来た。船が着くとゲートが開き人がなだれ込む仕組みなのだ。
船を待つ人達が増えてくると、スリを警戒しなこればいけない。しかし、どうも、警戒の気持ちは少なくともマドリードの街中よりも緩めて良さそうだった。船が接岸し、たくさんの人達が降りてきた。降りてきた人達は隣のゲートになだれ込む。今度はこちらのゲートが開きみんな船になだれ込む。やはり日本、台湾の人達に比べ、後ろの人達はよく押すようだが、気にはならない。多くの人は景色を楽しむのにできるだけ良い場所を確保しようとしているのだろう。私もデッキの柵の立ち位置を確保できた。いよいよ出港。船の中は楽しそうな中国語が飛び交っていた。コロンス島は中国の人にとっても心踊る観光地なのだろう。船の上から空と海からの光が注ぐアモイの近代的な町が見える。本当に美しい。船はほどなくコロンス島に到着。ここでも運賃は取られなかった。まあ、いいか(実は帰りにまとめて支払うのだ。)降り立ったコロンス島は想像や期待を大きく越える美しさだった。日本の江戸期の出島のような場所で多くの外国人の居留が許されていた地域で今でも当時の建物が、民家などとして多くが使われている。
建物や門などのヨーロッパ調の装飾がいたるところで見ることができてとても美しい。教会もあり、ヨーロッパにいるかのような美しさだ。建物の一つ一つには深い言われや逸話があるのだろうが、ガイドブックも無く何の知識も無く巡らざるを得なかったのはかなり残念だった。
・メインと思われる通りを進む。黄色い建物観光案内所か。
・島の山の上に行きたいと坂道を上がる。いったん戻る。腹がへったのでマクドナルドに行く。ビッグマックセットを食べる。味はちょっぴりお惣菜チック。なんでマック?!食べ物が台湾に比べて不安だった。
・また坂の上を目指す。大きな建物、黄色い壁、紫の花、結婚の記念か、記念写真を撮る人達をたくさん見かける。
・白い教会、どんな歴史があるのか。
・ものを売るオバチャン。普通の中国人のおっちゃん。自動車は走っていない。
・入館料を取る建物がある。
・集団の観光客を見かける。ガイドさんが付いている。色々教えてもらえるのだろう。いいなぁ。
・民家として使われている洋風の建物をたくさん見る。
・家と家の間の洗濯物、向こうに厦門のビルが見える。
・リヤカーに建築資材を乗せて坂道を上がる人達、結婚式の記念写真を撮る人達の横をすり抜ける。
・ちび犬とリヤカーまたちび犬発見。
・金門島に戻る関係で山を降りる。
・コロンス島の商店街と思われるところ。露天で食べ物を売るお店。
・元歩いた場所に戻る。
・帰りの船に乗船券にあたるコインを買う。船の運賃の支払いはここ一回。
・もっと時間があったら・・・、泣く泣く去るコロンス島。
・ヨーロパに行くほどの時間とお金をかけず味わえるヨーロッパの気分。今度は家内を連れて来てみたい。
・NHK 世界ふれあい街歩きでは雨のコロンス島が紹介されたが晴れの方がずっとずっと素晴らしい!!!
・厦門に到着。とりあえず東渡にバスで戻ることを試みる。

私は明日、11/10 16:00ごろの台北・松山発の飛行機に乗って日本に帰る


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