実際はトリオのCO-50と同じ。垂直が6AU6が1本、水平も6AU6が1本。それぞれシングルエンドだから歪が多い。6AU6の負荷抵抗は80KΩだからF特もかなり悪い。入力はカソードフォロアーになっていないから、ボリュームの角度でF特が変わってしまう。完動であってもいわゆるハシゴ型と言われる歪が有る。波形が右に行くにつれ詰まってしまう現象だ。時折ヤフオクにこれとCO-50が出て来るがちゃんと動作することは殆ど無い。ただし、コンデンサーを替えればほぼ直るのでコストは掛らない。
こんなものですら、無いよりはよほどマシだ。私にとって測定器無しでアンプを作る等は信じ難い行為だ。
トリオのCO50はそこそこカッコヨク出来た製品なので、修理して飾るには良いかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます