オーディオ測定、オーディオ用測定器の解説

 測定器と、他は過去に学んだことへのコメント。

レアケース/破損と不着について

2022年11月30日 | 取引条件とQ&A

 ヤフオクが始まって約20年になる。それ以前も売ったり買ったりはしていて、取引歴は40年くらい、回数は少なくとも10000は超えるだろう。

 

 資金と維持空間に限界のあるアマチュアがホビーのレヴェルを上げる場合、売買は必須条件と思う

 

 さて、そこで、破損や送ったものが着かないというのがどれだけ有ったかといえば、先ず破損については四度あった。一つはHPの初期のデジタルオシロで相当に重いものだった。30Kg近く有ったと思う。クロネコで随分大掛かりな梱包をしたが、それでも緩衝材が不足したと見えて破損の知らせが有った。あとはユウパックが二度(横河のメーターと小型のメーター)と定形外が一度だった。

 

 それぞれについて反省が有る。落札者から急いでと言われたことや運賃を低く抑えるため十分には余裕のない包装で送った。それで破損していたらしいが、それに懲りて急いでと言われても応じてはならないことや、十分な梱包が出来ないのに送ってはならないことを知った。

 

 真空管はMT管は新聞でくるんで送っている。当初は不安に感じられたが、今まで破損の知らせが一度だけあった。

 

 次に届かないというものだが、これは一例もない。2万円に達する場合でも普通の定形外で良いという人もいれば、500円程度でも配達証明付きでという人も居て、ヒトの感覚は実にさまざまだ。

 

 自分の住所を誤記する人も一例有ったが、これは電話を掛けて送り直した。

 

 以上要するに我が国の郵便事業は驚くほど正確に運営されている。

 

 よく、佐川は荷扱がどうの、クロネコがどうのと言う人がいるが、滅多にない不運に遭ったか、又聞きかのいずれかだろう。

 

 世の中には滅茶苦茶な梱包をする人がよくいるのだ。梱包が悪いのを棚に上げて荷扱が乱暴とかいうが、荷物は仕分け機械で弾く。

 

 私の知ってる流通業の幹部は壊れるのは荷主の梱包が悪いと放言していた。

 

 現状では日本郵便は定形外について不着や破損の補償はしない。不着や破損の心配が有るならその補償のある宅配便を利用したほうが良い。

 

 それは出品側の推奨や指定ではなく落札者の選択だ。

 

 これらのことは既知のこととして扱う。改めて注意喚起など要らないだろう。

 


 結論として:不着や破損は本当に滅多にしか起こらない。その極めて稀なケースを想定して説明文を長大化させるのも考えものなのだ。

 

 

 

 

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オークション取引条件補足

2022年11月30日 | 取引条件とQ&A
 
 私のヤフオク説明文は長いという自覚は無い。むしろ短いと思う。それでも、その短い説明でも読まないで質問してくる人が後を絶たない。小売りの世界に長くはないものの居たことがあるので、価格以外の事に殆ど注意を払わない人が居るのは経験している。長く書いてもあまり意味は無いのである。
 
 
 オークションの取引条件では数百回に一回しか無いようなトラブルを気に病み取引条件を長々と書く出品者が少なくない。


 曰く「神経質な人はお断り」「ジャンクの意味がわからない人はお断り」 などだ。


 然し「神経質な人」と言っても些細なことに拘る人は自分が普通、まともと思ってる。通じない。


 ジャンクの意味にしてみても、「これはゴミだ、ジャンクとゴミは意味が違う」という人もいる。
 
 ジャンク扱いと書く人も時折居るが 「ジャンク扱いじゃなくはっきりジャンクと書くべき」との応酬もある。


 人によって考え方は違う。常識も違う。


 私との遣り取りの中で「妻に聞いたら あなたが正しい と言われた」と言ってきた人も居た。夫婦が似た価値観で暮らしているわけだ。人はそれぞれの哲学で生きる。


 或る時期、体調が悪くなることが屡々有り、もう以前のようには続けられないと感じ、ほぼ全量処分を企図して100円開始にしたことが有った。百円開始でも高額になるのは稀ではないし、高額になるのが予想出来るのも有るので、低価格開始を以て全てノークレームノーリターンとし、間違った説明や著しい怠慢まで全て免責されるとは思わなかったが、100円開始でそのまま100円で落札され、或いは数百円で落札されても、説明不足とか、検品の怠慢という人が居るのも事実だ。
 
 それが落札者の思い込みや商品知識の不足による場合がある。また検品にしてもそこまでの注意義務が課せられるのかと驚き呆れる場合がある。


 苦情は大部分が低価格のもので起こってきた。


 我が国には、「お客様有っての商売」とか、「例え一円でもヒトサマからオカネを頂く以上」と言った考え方があり、それをジャンクの取引にも適用する、出品者にも求める人が少数ながら居る。
 
 封建時代の商人道徳観、観念的商業倫理観だ。

 勿論多い割合ではない。こういうごく僅かな人の存在を予測して、取引条件をくどくど長ったらしく書くのも出品者の不慣れや心配性を感じさせ賢明とは思えない。また長くなるほど読まれなくなるのも遺憾ながら事実である。


 そこで、ここでは低価格開始でも高額になった場合について記しておく。高額と言ってもその人の所得によって感覚は全く違うがそれを言えばキリが無いのでここでは高額とだけ言っておく。




 即ち、百円開始であっても落札者の感覚で高額になった場合は、著しい説明の誤りや甚だしい瑕疵の見落とし等では返品返金に応じる。返金は品代の90%(ヤフオクから課金されるので)とさせて頂く。
 
 送料については見解の別れるところだが、出品側の責任の度合いに応じてその都度、決めるということになる。
 
 何をもって著しい説明の誤りや甚だしい瑕疵の見落としとするかも見解の相違が起こり得るが、なんと言っても一年に一度もないようなことを細かく書いても仕方のないことだ。



 ところで、何故数百回に一回も無いようなトラブルについてクドクド書く人がいるのか?

 これは出品を何度もやらないと分からないかも知れない。数百回に一回の思いがけないクレームが忘れられないのだ。自分とは違う種類の人間に出遭ってつくづくイヤになる。
 
 世の中にはこんな人間がいるのか!!!???
 
 これで気の弱い人やウェットな人は出品を辞めてしまう。実際のところ、出品を長く継続できる人は少ない。言い換えるとモノを売るのに向かない人のほうが多いのだ。圧倒的と言って良いだろう。


 これは世の中には「いろんな人間が居る」と考えて割り切るしか無い。


 ヤフーの現状を見ると出品者(恒常的な出品者)より落札者が数的に圧倒的に多い。ビジネスライクに出品する大量出品者がいなくてはオークションは成り立たないのだ。


 或る時期から評価をしない人が増えたために評価数は実態を示さなくなった。100の取引が有っても評価は20は増えない。一つにはリピートが多いせいもある。
 
 ともかく、私の取引歴は恐らく10000に達するだろう。だが、それで忘れ難い苦情は片手に満たない。人からウェットと言われたことはないのでそれで続いているのだろう。








 
 
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真空管包装の注文について

2022年11月29日 | 取引条件とQ&A

 2万円近い真空管を普通の定形外で良しとする人もいれば、入手の容易な500円程度の真空管を1本だけでも宅配便指定する人もいる。取引歴40年を超えるとさすがに驚ろきはないが、価値観や感覚の個人差は大きいと思う。 

 

 これまでMT管を送って割れたといわれたのは一回きりである。確率にして千分の一は下回るだろう。

 

  何度も取引をやってるひとなら新聞でくるんだくらいでも割れることは絶無に等しいのは承知していると思う。それでも包装を丁寧にと注文つけられる事は年間で2~3回起こる。

 

 現行の定形外料金は規格内厚さ30ミリまでと規格外の2本立ての料金になっていて丁寧との注文に応じた場合は規格外で割高になる。

 

 場合によってはポストに投函できず営業時間内の郵便局への持ち込みとなる。

 

 MT管は普通ならポストへの投函で済む。あまりにも稀有なことのために余計な手間は掛けたくない。人は些細な手間であってもそれが無駄と思えば疲労やイライラを感じるものだ。

 

 こう書いてもそれでも包装を丁寧にと指示したい人はユーパックプラスか宅配便を指定してほしい。

 

 

 

 

 

 

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評価謝絶について

2019年05月13日 | 取引条件とQ&A
評価謝絶について


 いつの頃からか評価したりされたりすることが個人情報に関わると言いだす人が現われた。それかあらぬか落札しておいて評価を謝絶したいと申し出る人もそんなに僅少というほどでもない。

 何でこんなことを言うようになったのか。一つ考えられるのは買ってすぐ転売するのを知られたくないということだろうか。これはしかしモノの移動は所有者の自由であり、他人の容喙を許さないことと割り切れば済む話だ。農林水産業でもない限り普通は抱えてる時期の長短は有っても多くは転売だろう。

 個人情報の保護とは当該個人の特定を防止するのを指すのである。取引に関わる者同士は知らないで取引するのは困難だが、それ以外の第三者は知り得ないのであるから、評価の交換が個人情報に関わるという理屈はよく分らない。それを押して、評価したりされたりが個人情報と言うのなら、入札しあるいは出品するのだってその人たちの言う個人情報に当たるわけではないのか。個人情報の定義を無闇に膨張させたい人の気持は理解しかねる。

 伝わってくるのは、理解しにくいが何か些細なことを気に病んでいるらしいこと、また、消極的閉鎖的な心の姿勢だ。なぜそれほど閉ざしたいのか。

 評価を寄越さない人の多いカテゴリーが有るようなのは大分前から感じている。オープンマインドのホビーとクローズドマインドのホビーがあるようだ。これはそのホビーの展示会等に行っても感じる。

 クローズドマインドのホビーでは腕組みしてる人が多いね。

 落札した場合、発送の知らせを評価の形でして来る出品者には、それが大量出品の業者である場合には事情が分るだけに仕方無いと思うが、週に2~3点くらいしか落札されない個人がそれをやる場合は違和感を禁じ得ない。


 また、あまりに雑な梱包の為に一部破損して届くような場合、例えば大きな機械を単にプチプチを1~2回巻いただけで送ってくる出品者(大都市のリサイクル業者にときたま見受けられる)には評価したくない場合もある。

 他方、落札された場合、書いてあることを殆ど読まなかったり、代理入札などで連携が拙く、無用のメールが幾度も行き交った場合は、非常に良いの評価をして来られたりすると、こちらも評価を返さねばならないのかとウンザリするのが正直な気持ちだ。

 このようにしていろんなケースがあるのだから、評価の交換は実情に応じて、つまりその気になったらやればよいので、最初から十把一絡げにやらないことに決めるというようなのは賛成しかねる。
 
 こうは言っても人それぞれだ。理解出来ない考え方に出遭いたくないので、評価謝絶の人は態態断りを要せず、単に評価を寄越さないで呉れればそれで足りるということに断り書きを変えた。


 かくすれば落札者が評価について賛成出来ない考え方をしていても知らずに済む。モノが移動するだけでよく他は一切関係ないという発想はちょいと淋しいが、それが現実なら已むを得ない。


 小学生の時から人の考えを変えたいと思わなかったが、それは今も変わらない。

 

 


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