北海道言友会では,10月22日の「国際吃音啓発の日」の記念行事の第2弾として,札幌市で下記イベントを開催します。
今年4月に施行された「障害者差別解消法」に謳われた「合理的配慮」の概念をもとに,吃音があっても生きやすい社会について,考えていきます。
どうぞご参加ください。
-----------------------------------------
「国際吃音啓発の日」記念行事
フォーラム:「合理的配慮」から吃音があっても生きやすい社会を考える
2016年11月19日(土)午後2時~4時20分
会場:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン
(札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル)
定員:100名
参加費:無料
申し込み不要 当日直接会場までお越しください。
主催 北海道言友会
後援 NPO法人全国言友会連絡協議会,紀伊國屋書店札幌本店
お話:伊藤 康弘(北海道大学高等教育推進機構特別修学支援室 准教授)
飯山 千恵(北海道言友会)
丸子 左恭(北海道言友会)
南 孝輔(北海道言友会会長/NPO法人全国言友会連絡協議会理事長)
【概要】
ことばの出だしをくり返したり,出てこなくなる言語障害「吃音(きつおん)」。
100人に1人が吃音を有していると言われています。
吃音があることでうまく話せないことにより,進学や就職,就労場面等,社会生活を送るうえで,
様々な困難を抱えているケースは少なくありません。
今年4月に施行された「障害者差別解消法」では,行政,や企業は障害のある人たちに対して,
障害のない人と同等に社会参加できるよう「合理的配慮」を提供することが謳われています。
このイベントでは,「合理的配慮」の考え方を理解するとともに,吃音のある人の体験談を交えながら,
吃音があっても生きやすい社会について考えていきます。
【問い合わせ】
北海道言友会 南 孝輔
電話:090-6216-1156 Mail:t.minami.sapporo☆ezweb.ne.jp(☆を@に変えてください)
------------------------------------------
☆「国際吃音啓発の日」とは
10月22日は「国際吃音啓発の日」です。みんなで吃音のことをよく知ろう,認識しようと1998年に国際吃音者連盟(ISA)と
国際流暢性学会が制定しました。
世界中の吃音をもつ人たちの団体が,この日に向けて吃音のことを広く一般に知ってもらうための様々な取り組みを行っています。
本イベントをはじめ日本でも全国の言友会で様々な催し物を開催しています。
今年のテーマは,「Stuttering pride ~Respect, Dignity, Recognition~(吃音であることの誇り~相互に敬い,尊厳を持って生き,社会的認知を目指して~)」です。