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芸術には "懐かしさの記憶" が深く関わっている

 前回の投稿で大正〜昭和のたてものを3DCGで作ったものをアップしましたが、ツイッター(X)のでも「#magicavoxel」のタグで海外のたくさんの人が作品をあげています。

 その中でたまたま目に止まったのがこちらの投稿。投稿者のvoxelonaさんはこのソフトの達人の使い手で、おそらく中東圏の人だと思う。というのもこの投稿のようなペルシャ風の建物をよく作っているから。
 この投稿に添えられてた文章がこちらです

私は古いペルシャの家の雰囲気が大好きです。隅々まで温かさと魂と物語が溢れています。

 これを見て僕が前々から考えていることー表題の「芸術には "懐かしさの記憶" が深く関わっている」 ーをあらためて確信した。
 芸術というのは簡単に言うと「受け手の心を揺り動かす力」だと思っている。だとすれば、受け手によって心の動かされ方が違うのは当然で、その中で重要になってくるのがその人の記憶、特に「懐かしさの記憶」だと思う。
 僕が前回あげた日本の古いたてものに「なんかすごくいいな」と思うのも「懐かしさの記憶」が多く関係しているはずで、それと同じようにvoxelonaさんも「隅々まで温かさと魂と物語が溢れています」と言うくらいペルシャ風のたてものにそういう懐かしさを感じているはず。

 ちなみに、前回投稿した「旭川運送社」の作品☝️もツイッターにアップしたのだけど、海外の人がどう見るか?が予想できなかった。「日本的な懐かしさ」が海外の人に共感されるのだろうか?と。たとえばジブリの「千と千尋の神隠し」に出てくる看板建築の廃墟の商店街みたいなシーンにすごくノスタルジーを感じるけれど、海外の人はあれをどう感じるんだろうとか。とはいえ、ジブリ映画が海外でもすごく人気があるのは、日本的懐かしさの中にも、どこか共感される普遍的な懐かしさ要素はあるのだと思う。
 実際、僕のツイッターの投稿にも「いいね」をたくさんもらったのですが、多くは海外の人からだった。こういうところはとても興味深い。
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サイコロ3DCGで昭和のたてものを作った


 前の投稿の「3DCGで寄棟屋根を作る」件、一応完成↑。

 古い写真(旭川運送社の昭和9年頃の写真)から立体建物を組み上げていく。できるかなー?難しいかなー?と思ったけど、なかなか良い感じにできたと思う。

 前の投稿の通り、寄棟屋根(縦・横方向に屋根の傾斜がある構造)は簡単なプログラムを書いて作った。

 サイコロ🎲を積み上げていくようなソフトなのだけど、今回は1サイコロ=5cmの想定。このスケールは自分で決めるもので、「もっと細かくするぞ!(1サイコロ=1cmとか)」と決めれば細部をもっとリアルに作り込むことができる。けれどもその分データが重たくなるし、そもそもそれではこのソフトで作る良さが失われる。僕はそれは本末転倒だと思っている。粒を粗く設定しても「おー!なんかそれっぽい」と見えるというのがこのCGの魅力で、そのいい感じに見える粒々感をどのくらいにするかも面白いところです。こういう建物の場合1サイコロ=5cmがいいのではないかなと思う。

 細かい部分、自転車や大八車が粗いながらも「なんかそれなりにそれっぽく見える!」となり、全体を引き立てている。

 上の画像は正射図法で描き出したもので遠近感が出ない感じになる(僕はこのミニチュアっぽい感じが好き)。


 一方こちら↑はパースをつけて書き出した画像。遠近感があり、そこに立って見ている臨場感、リアル感が出るタイプです。3DCGなら簡単に両方描き出せます。
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屋根の種類とプログラミング


 サイコロ🎲を積んでいくように3DGCを作るMagicavoxelというソフトがあって、これまでも色々作ってきた。

 今また新しいものを作っているのですが、そこに出てくる瓦屋根。これをどうやって作るかを考えていた。

 屋根の構造の種類は色々あって、一番すぐ思いつくのはいわゆる三角屋根でしょう。これは「切妻屋根」なんていいます。一方、今作っている建物の屋根は上の画像のグルグル回っているやつ。縦方向と横方向の両方が斜めになっている屋根。これもわりとよく見る屋根だけど、これの名前は「寄棟(よせむね)屋根」と言うそうです。そもそも屋根の構造の種類なんて普通あまり意識しないのだけど。ところが分類や名前を調べてみると面白くて興味が出てきた。

 さて、このソフトでこの形状を作るのはちょっと面倒。ただの三角屋根なら簡単にできるのだけれど・・・。しかもできれば瓦に見えるような波々の質感も出したい・・・。となると、これはもうプログラムを書くしかない。このソフトは簡単なプログラム(shader)を書いて立体モデルを生成することができるのです。これまでも木とか山とかをプログラムで作っていたので、またプログラミングでやってみた。

 プログラムの中身を説明してもキリがないので割愛しますが、できたのが上の画像の屋根。屋根の傾斜や瓦のピッチなどをパラメータで変更できるようにしている。

 これで屋根はなんとかできたので、続きを進めて行こう✊🏻
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ブログの引越し—Hatenaブログにした

 なんか毎日のように「goo[blog]サービス終了のお知らせ」のメールが来るのでやる気が失せます。

 まだ日があるから後でいいと思っていたけれど、ブログの引越しを進めています。引越し先はHatenaが多いようなので僕もそうしました。既にアカウントを取ってデータも引越しが済みました。反映には7日かかるとか書いてあったけれども「それは画像の移行に時間がかかるんだろう。僕はそれほど枚数が多くはないと思うので、そんなにはかからないんじゃないかな。」と思っていました。やはりその通りでほぼ一晩で終わった。夜中に始めて一晩寝て起きたら済んでいました。

 Hatenaブログの投稿の操作性や、デザインのカスタマイズ性は高くて良いと思います。一つだけ、画像のアップロードと管理がわかりづらいです。
 もうデザインのカスタマイズもざっと手を入れて作ってみました。Hatenaブログのリンク先はこちら
https://hitorigumi.hatenablog.jp/
 IDというかアカウント名は一応このブログと同じ「hitorigumi」にしておきました。(名前がまだ取られていなかったのでラッキーでした)

 上の写真はこの前見つけたソメイヨシノのさくらんぼ🍒です。
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ネルドリップのネルを自作してみた


 コーヒーは自宅でネルドリップで淹れています。ネルはハリオの1〜2人用で、取り替え用のネルを買っていたのですが、Amazonで買うと送料もかかって高いし・・・以前からネル生地を買って自分で作れるんじゃないかと思っていました。この度、思い切って計画を実行してみた。
 ネル生地はAmazonで購入「片面ネル生地 幅100cm×長さ50cm ネル起毛布、裏面綾織生地」というもの。650円+送料250円=合計900円でした。ざっくり計算で12枚の替えフィルタを作れます。

 どんな形でどういうふうに作るか、頭の中で構想をねって。まずはIllustratorで型紙を作成。こんな感じです。

 型紙ができたところで「はて、型紙通りに生地を切るのってどうやる?」という問題にまた色々思案していました。思案した結果、結局型紙を切り抜いて生地の上に置き、その輪郭を鉛筆で(チャコは持ってない)なぞって書いていくことにした。そして、その線に沿ってハサミで生地を切った。割と綺麗に型通りに断つことができました。
 糸は木綿糸を100均で買ってきて。設計図通りに脇はブランケットステッチ、紐通しの部分は半返し縫いで縫っていきました。

 実は最初の1枚目は口の径がわずかに小さくて、ワイヤーが通らず失敗していました。これは修正版(径を1cm広げたバージョン)です。何でも試行錯誤は必要で一発で完璧とはいきません。
 この二作目も形的にはなんとか良い具合にできましたが、実際に使ってみたらまた問題が出てくるかもしれません・・・
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コーヒー代1ヶ月4850円くらいだ


 コーヒー豆の高騰がすごい。今年に入ってまた一段上がった。
 僕は自宅で自分で淹れたコーヒーしかほぼ飲まないのですが、淹れ方は色々こだわって行き着いた独自のものになっています。砂糖(液体のオリゴ糖)と生クリーム、牛乳が入っている。コーヒー自体は深煎りの豆を濃いめに淹れたものです。
 これらの全てが値上がりしているので「この物価高騰の以前と比べてどのくらい値上がりしたのかこの際に確かめておこう」と。その結果が上の図です。
 以前の価格は8年前としました。全体として値上がり分は1月に230円くらいで、
1ヶ月:4850円くらいかかっています。
1日だと:160円
1年だと:5万8000円
って感じです。
 グラフからわかるようにコーヒー豆よりも牛乳の方が少し多くコストがかかっています。また、グラフの中にも書きましたが、実はコーヒー豆代は節約(安い豆に変更)の結果前よりお金をかけていなかった。これは自分でもちょっと驚いた(@_@)
 また1杯いくら?というと1日では小さいカップ4杯くらいになるので、1杯40円くらいとなります。一般的に珈琲1杯のコストをAIに聞いてみたら、中程度の豆の場合で30円〜50円という答えだったので、ちょうど妥当な値段になっていて納得した。
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goo blog 終了かー

ショックですな!!!
ミラーブログを自前で作ってあるけれど・・・
始めたのはこちらのgooの方が早い(2004年から)ので、初期の記事はこちらにしかない。
バックアップを取ってどこかに引っ越すか・・

しかしgooはひどい
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夢のメモ


 今日の夢のメモ(自分用)。「他人の夢の話ほどくだらないものはない」とよく言われるので、つまらない人にはすみません。僕は実は他人の夢をつまらないとは思わないたちです。(※あまりにも支離滅裂だとはわからないけれど)

 自分の賃貸部屋に住んでいると、そこに知らない人が来て、当然のように住み始める。そして次々と増えていく。(女性芸人3人組みたいなのもいた。たぶん昨夜「ぼる塾」を検索したからかも)
 最初は自分も普通に場所を空けたり、自分の物が邪魔になっているのでどけたりして申し訳なくしていたけれど、そのうちに「いや、賃貸契約どうなっているんだよ」と途中で気づき、腹立たしくなってきたところで目が覚めた。
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DIY 電動歯ブラシの電池🪫を交換🔄


 前日の「ドライヤーの切断コードの繋ぎ合わせ」に続き、またハンダ付けの修理、というかバッテリー交換をした。

 何年使ったかわからない(多分10年くらいになるのでは?)フィリップスの電動歯ブラシHX6710。充電池がへたってきたようで、いくら目一杯充電しても数回の使用で電池切れになるようになった。他には特に不具合なく使えているので、へたった電池だけ交換することはできないかな?とネットで調べたら、案の定情報が結構あり「なんとかできるかも!」とやってみることにした。

 一つ問題は適合する交換電池が特殊なリチウムイオン電池であまり売っていないということ。あっても2000円とか結構高いという問題。また交換作業で難しそうで面倒そうな工程が、電池に付いている電極板を付け替えるという問題もあった。検索して見つかるのは中国の大手ECサイトのものが多くて、ここだと安く手に入りそうで、さらに中国サイトのものはあらかじめ各機種に対応した電極板を付けて売っているのがあって、面倒な付け替え工程を免れる。ということで、これまで中国サイトで買い物をしたことなかったけれど、いよいよ中国サイトで買うことにした。
 
 こちら↑が送られてきた交換用リチウムイオン電池。2個セットになっていて価格はなんと2個で151円でした。たまたま何かセール中になってこんなに安かった。送料が641円で合計792円。中国から送ってくるので到着まで13日かかったもののこれは予定よりも2週間以上早かったので十分早い。

 工程は

  1. 歯ブラシのケースを外す 底面蓋から外すが特にネジとかツメなどで固定されているわけではなく、ピッタリはまっているだけなので、溝に小さいマイナスドライバーを入れて強引に開けた。

  2. 今付いている電池を外す 2箇所で基板にはんだ付けされているので、はんだを溶かしつつ、はんだ吸い取り線というテープで少しずつはんだを除去してき、電池外す。

  3. 交換用の電池をはんだ付け あらかじめ基板の元の穴にピッタリ収まるように電極板も付いている。きちんと入ったので、必要最小限のはんだで固定した。



 あとは、ケースなどもきれいに洗って、元に戻して完成。新しく甦り快適になったし、新品買い替えを考えていた時は5000円くらいを想定していたので、800円で済んだのは得した感じで気持ちが良い😊

 ちなみにこの基板があらわになった状態。思いの外にかっこ良いなと見惚れた。濃紺に金の丸の色合いがいい。
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女子カーリング🥌の来年オリンピック出場の可能性は?

 ちょうど1年前のブログ投稿のリマインダーが来て、「あーそう言えば去年は世界選手権でSC軽井沢が出ていたんだっけ」と思い出した。↓こちら


 カーリングの世界女子選手権が本日まで行われていました。今年はSC軽井沢が日本代表として出場しました。イラストを描いてみました↑ いつもはロコソラーレを応援していますが......


 先日、今年の世界選手権2025が行われ、日本代表としてフォルティウスが出場。予選敗退に終わりました。それで問題は来年の冬季オリンピックに女子カーリングが出場できるのか?ということ。そこがよくわかっていなかったので、ここで整理をしておきます。

 先日の世界選手権が始まった時点では、オリンピック出場枠のランキングで日本は11番目(3ポイント)でした。この3ポイントというのが上に引用した昨年の世界選手権でのSC軽井沢の結果です。予選敗退だったので3ポイントで11位となっていました。
 オリンピック出場枠は8番目以内ということなので、今年の世界選手権でフォルティウスが上位に入らなければ厳しいということだったのです。しかし結果はまた予選敗退だったので、結局8位には入れず、オリンピック出場のこちらの道は絶たれたのです。

 しかし、もう一つの道があるそうです。それは今年の12月に日本代表チームがオリンピック最終予選に出て最後の2枠に勝ち進めば出られるということです。贔屓にしているロコ・ソラーレが出るとなると、まずは9月に行われる日本の代表を決める大会で勝ち、その後12月の最終予選で2枠に入る必要がある。かなり細い道かもしれませんが、2024年、2025年と両方とも日本選手権で優勝できず、世界選手権でポイントを自ら獲得してこれなかった結果なのでしょうがない。
 まだ完全に出場が閉ざされたわけではないとわかったのでよかった。
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