KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

皆神山と地震観測所

2010-08-04 20:29:05 | 戦争遺跡を歩く

 昨日の夕方とはうって変わって残暑と西日の厳しい夕方になりました。終業後、昨日、行けずじまいだった松代へ足を運びました。

松代高校からのぞむ皆神山。
松代群発地震はこの周辺が震源地となりました(昨日の日記参照)。

 別の角度(上信越道長野IC方面)から見ると、山の形の特徴がよくわかるのですが、近寄りすぎました。少し残念。

 ここから西へ車で5分ほどのところに、地震観測所があります。第二次大戦末期、国家機能を移転しようと、象山、舞鶴山、皆神山に巨大な地下壕が建設されました(完成を待たずに終戦)。

 地震観測所前の案内板によると、地震観測所のある舞鶴山地下壕(総延長2600m)には天皇の御座所、参謀本部、学習院が、上の写真の皆神山地下壕(総延長1900m)には軍司令部が、地震観測所より北方の象山地下壕(総延長5900m)には政府各省庁が置かれる予定だったようです。現在、地下壕自体を見学できるのは、象山地下壕の一部だけです(地震観測所そのものは見学することができます)。

舞鶴山に「へばりついて」いる地震観測所の正面玄関。
左手に「気象庁精密地震観測室」、右手に「松代地震センター」の看板がみえます。

いちばん東にある「1号庁舎」。
正面玄関のある「2号庁舎」と坑道でつながっています。

精密地震観測室や松代大本営の概要を説明した案内板。
フェンスが邪魔をしています。なぜ、こんなところに建っているのだろう?

とりあえず、フェンス越しに撮影。これが限界。

 私は学生時代に一度だけ象山地下壕を見学したことがあります。機会があれば、もう一度見学したいと思っています。

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