今日はこどもの日。現在の、そして未来のこどもたちに大きなプレゼントがある日です。今日、5月5日夜、北海道電力泊原発3号機は定期検査のために運転を停止、国内のすべての原発が停止し「原発ゼロ」となります。すべての原発が停止するのは商業用原子炉が稼動して以後、はじめてのこと。福島原発の事故以後、「子どもたちを放射能汚染から守ろう」という世論が全国各地で沸き起こりました。
「一瞬でも」原発ゼロにしてはならないという閣僚の暴言もとびだすなか、民主党政権は福井県・大飯原発の再稼動のために、安全基準の見直しというあtってはならないことまでしても原発再稼動はできませんでした。政府や関西電力は、今夏の電力不足を理由に大飯原発の再稼動への動きを強めていますが、電力供給を過小評価し、電力需要を課題に見積もるなど「原発再稼動先にありき」のやり方に、反発も強まっていました。
【参考】原発ゼロでも電力不足にならない
環境エネルギー政策研究所の試算
http://www.isep.or.jp/library/2793
日本総研の「政策観測」
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/policy/pdf/6033.pdf
本来なら、電力不足よりも住民の安全を優先すべきだと思うのですが・・・。ともあれ原発ゼロになるのですから、原発に依存しない電力政策へ転換する絶好の機会にではないでしょうか。
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