亡き兄の意思をつぎ、日本一の酒をつくろうと奮闘する夏子を描いたのが、尾瀬あきら原作の「夏子の酒」。ドラマ版では、和久井映見さんが夏子を好演していました。夏子の兄・康夫(中井貴一)の妻を演じていたのが若村麻由美さん。当時、大ファンだった2人が共演していたこともあり、いまでも好きなドラマのひとつです。
このドラマ版の舞台となったのが長岡市(ドラマ放送当時は三島郡和島村)の久須美酒造です。久須美酒造のある小島谷は、これまでも何度か訪れたことがありますが、久須美酒造が「夏子の酒」にちなんで製造している「夏子物語」は、口にしたことがありませんでした。
もともと日本酒が苦手だということもありましたが、先日、知人と日本酒の話題で盛り上がり、「好機到来」とばかりにネットで注文してしまいました。この冬、蔵出ししたばかりの「しぼりたて」純米吟醸酒です。
届いたばかりの「夏子物語」
ネットで注文したのは2週間前
今年の蔵出しを待っての出荷ということで、今日、手元に届きました
蔵元の「ただし書き」によれば冷酒でいただくのが美味とのこと。せっかくクール便で届けていただいたので、「冷や」でいただきました。う~ん、日本酒が苦手な私にも優しい口当たり。和久井映見さんが出ていた某ビールのCMの言葉を借りれば、「美味いんだな、これが」という感じ。いくらでも飲めそうです。これなら720mlではなく1升を注文するんだったなぁ~。
ドラマでは酒蔵で働く草壁が「夏子さんのような酒をつくります」と言うシーンが出てきますが、和久井映見さん演じる夏子のような酒のイメージを壊していないのは、蔵元のみなさんの心が入っているからでしょう。
ドラマで「幻の酒米・龍錦」でつくった酒
亡き康夫の「康」と龍錦の「龍」で「康龍」と名づけられました
(フジテレビ系「夏子の酒」より)
長岡市にある久須美酒造。「夏子の酒」の舞台です。
2011.9.24撮影
「夏子の酒」放送当時の久須美酒造
(フジテレビ系「夏子の酒」より)
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