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NHKスペシャルドラマ「海峡」と、幻の日韓合作映画、「李朝残影 」

2007年11月16日 | 時事 ニュース
スペシャルドラマ「海峡」


11/17から、NHK総合で、長谷川京子主演で、

スペシャルドラマ「海峡」が、始まる。
(17日午後9時、23日午後10時、24日午後9時の全3回)

第一話 11月17日(土) NHK総合 21:00~22:15

▽ジェームス三木・作 長谷川京子 津川雅彦ほか


“終戦直後、朝鮮の男性を愛した日本人女性が歴史の荒波の中を生きる。
戦時中に両親を失った朋子(長谷川京子)は叔父夫婦と、釜山で終戦を迎える。
両親の遺骨を胸に1人残された朋子を励ましたのは
叔父の会社で通訳をしていた青年・俊二(眞島秀和)だった。”

長谷川京子は、純愛を貫く吉江朋子の21歳から51歳までを1人で演じ切っている。

スッピンに近い薄化粧の 長谷川京子が、NHKインタビューに答えていた。
きれいな人のスッピンは、凄みがある。




海峡といえば、
旧聞になってしまうが、HNKBShiで、
小説家・梶山季之の同名小説の映画化、
幻の日韓合作映画、「李朝残影 」を探す旅を放映していたのを思い出す。


H19・9/21〈10:00-11:35放映〉
NHKBSハイビジョン・HV特集(再放送)

「映画人は海峡を越えた~二人の旅人がたどる日韓40年」
幻の日韓合作映画 //韓国・申Film1965.03、完成1967.**
(脚色:松山善三)「李朝残影」に関して…梶山季之夫妻などインタビュー。


“日韓正常化直前の1964年に幻に終わった日韓合作映画の試みがあった。
その映画の原作として選ばれたのが、
1963年に出版された梶山季之の「李朝残影」(直木賞候補作)だった。”


「もうひとつの時間」より

海峡を越えた~二人の旅人〈映画人)とは、

日本側は、佐々部清監督。
(「チルソクの夏」と「カーテンコール」)そして、「夕凪の街 桜の国」

韓国側は、ソン・ヘソン監督。
(「ラブ・レター~パイランより~」、「力道山」)そして、「私たちの幸せな時間」


二人の監督が、海峡を渡り、「李朝残影」そして、日韓交流について、
熱く語っていた。



スペシャルドラマ「海峡」も
「李朝残影 」シン・サンオク監督 ( 韓国/ 1967)も、時代背景は似ている。

植民地時代の朝鮮半島で高校時代まで育った日本人小説家・
梶山季之の同名小説の映画化だが、その小説とは、

“1940年の京城(現在のソウル)を舞台に、
朝鮮の伝統芸能に惹かれる美術教師の日本人青年、野口と
宮廷舞踏を踊る朝鮮人女性、ヤンスンとの悲恋を描く。

・・日本の警察のせいで両親を失ったヤンスンは、野口に冷淡だった。

1919年の3.1独立運動を背景として描いた短編。”




その番組を見終えて、あぁ、「李朝残影」を観てみたいと、思ったのだが、
その作品が、第1回ソウル忠武路国際映画祭で、上映をされていた。

おぉと思ったが、後の祭り、映画祭は、もう閉幕をしてしまっている。

せめてドラマ「海峡」を見て、
次の日本での上映のチャンスを待とう。




P.S.


長谷川京子の映画次回作は、
河瀬直美監督の「土日風水(仮)」(世界中が私を好きだったらいいのに)〈改題!〉
監督は撮影の為、7月1日からのタイでの全編ロケ、
年内には日本公開にめどをつけたいようだ。
フランス人青年とのラヴコメ?


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
拍手 (齊藤武男)
2010-11-05 12:17:26
若い方みたいですが、あなたの感性に乾杯!
3年も遅れてすみません。
       長崎 老人
返信する
拍手 (齊藤武男)
2010-11-05 12:22:30
若い方みたいですが、あなたの感性に乾杯!
3年も遅れてすみません。
       長崎 老人
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