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日本で公開された韓国映画の興行成績  「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」の出足はどうか?

2006年09月02日 | 韓国映画、ドラマ


「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」


日本公開の韓国映画、興行成績ホントのところは? 朝鮮日報



映画『グエムル』、観客動員数で韓国最高記録更新へ 朝鮮日報

韓国では、記録尽くめの大ヒットを続けている。

“8月31日、全国で3万5374名を動員し、
封切から36日目で1223万8450人を動員した。
「王の男」が持つ
歴代の韓国映画の観客動員最高記録1230万人を2日には更新する。”

しかし、日本では、
9月2日公開された「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」の出足が良くない。
TOP10の下位に辛うじて入るぐらいだろう。

夏の大作興行が冷えてくる中での、この順位は、予想外だろう。
「マイアミ・バイス」も不調であるところから、
秋興行自体が、大作疲れで、落ち込んできているのかもしれない。

角川ヘラルド映画としては、「グエムル―」は、
スクリーン数も当初150の予定を、急遽200館以上に増やした。

急な展開のため、宣伝の立ち遅れが響いている。

日本と韓国とでの興行の温度差が、かなり出てきた。

これからの韓国映画の日本でのメジャー興行に赤信号が灯ったようだ。

「王の男」は、12月2日に、
アート系の劇場(シネルーブル池袋、恵比寿ガーデンシネマ)で公開だ。

当初は松竹のプラゼール系でのメジャー興行が予定されていたが、
最近の韓国映画の興行不振から、
アート系の興行に切り替えたようだ。


日本で公開された韓国映画の興行成績

1位 「私の頭の中の消しゴム」

日本で最も観客を動員した韓国映画は去年10月22日に日本で公開された
チョン・ウソン&ソン・イェジン主演作だ。
30億円の興行収入を上げ、堂々の1位となった。


2位 「四月の雪」

「ヨン様」ことペ・ヨンジュン&ソン・イェジンが主演した。
興行成績は27億5000万円。


3位 「僕の彼女を紹介します」

「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン主演、 20億円


4位 「シュリ」

ハン・ソッキュ、そして、「LOST」のキム・ユジン主演、18億円、


5位

「ブラザーフッド」12億円、


6位

「JSA」11億5000万円、

以上が10億円以上の興行収入を記録した映画だ。

チェ・ジウ主演の「連理の枝」や
チョン・ジヒョン主演の「デイジー」、
そしてチャン・ドンゴン&イ・ジョンジェ主演の「タイフーン」は
韓国でもそうだったが、
日本でも期待に反して興行成績は振るわなかった。

イ・ビョンホン主演の「甘い人生」も6億5000万円という興行成績に甘んじている。

8月19日に日本で公開されたクォン・サンウ主演の「青春漫画」と
8月26日公開された「秋の童話」のソン・ヘギョと「猟奇的な彼女」の
チャ・テヒョンが主演の「僕の、世界の中心は、君だ。」も状況は同じ。

両作品とも、公開初週の興行成績でトップ10圏外だった。
日本の観客の関心は高くないのが実情だ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼやかせてください。 (ごめんなさい!!)
2006-09-03 16:54:35
こんにちは。

日本の配給会社の大きさとかはどうなんでしょうか?



宣伝にどんだけ力を入れても見に行ける

劇場が近くにないっていうのは???



ここで、そんなことを、ぼやいても

しかたありませんが。。。



すみません!!ウザければ、消してくださいね。
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>ぼやかせてください。 (hito2km)
2006-09-05 13:28:27
コメントをありがとうございます。



>日本の配給会社の大きさとかはどうなんでしょうか?



角川ヘラルド映画は、日本の配給会社(インデペンデント)です。



角川書店がバックですので、かなり力は持っているのですが、

ハリウッドのメジャー

(BV,WA,SPE,FOX,UIP)の配給会社に比べると、

宣伝力、興行力ともに、

一歩引きますね。



しかし、現在のシネコン時代がもっと進むと、インデペンデントでも、

大ヒットを出せる時代になります。



シネコンは、入る作品が優先されますから・・。



近くに映画館が出来るといいですね。
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