ひろっぺのお針箱

下手だけど手芸が好きです♪

房錦の『土俵物語』を観た頃

2016-03-20 22:17:18 | 日記

  私が子供のころは、まだ一般家庭にテレビはなく、映画館が数少ない娯楽場のひとつだった。
 が、学校には、許可された映画しか観てはいけないという、厳しい規則があった。
 
 もし隠れて行ったのが発覚しようものなら、反省会で立たされて糾問される、そんな時代だった。

 だから丁度今のこの時期、小学校卒業式から中学校入学式までの、
 いわば宙ぶらりんの期間は、「どんな映画を観てもいいんだ!」とすごく解放された気分になった。

 で、意気揚々と観に行った映画が、房錦の『土俵物語』だったから、我ながら笑える。

 この映画は、房錦が現役の行司だった父親の反対を押し切って角界入門し、艱難辛苦の末に関取となり、
 遂には父親の軍配で勝ち名乗りを受ける、という、感動の実話を映画化したもの。

 房錦ご本人はもちろん、当時の有名力士が多数出演していたんじゃないかしら?

 誰と観に行ったのかはよく覚えてないんだけど、たぶん祖父母だったと思う。

 私の大相撲好きの原点は、ここら辺にあるのでしょうかね?

  

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