皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

15年の月日は流れて

2015-02-19 21:29:06 | 記憶の片隅

15年前勤務していた、外食店舗。8年振りにランチに行って見た。当時と変わらぬ、外観と店内。客席はきれいにメンテナンスされているけれど、駐車場のスペースは狭く、設備も古さが目立つ。
働いていた頃は、毎日忙しく、設備環境にまでとても気が回らなかった。メニューは品揃えがやや絞られた感じだが、内容は当時と変わらない。1番嬉しかったのは、接客サービスのオペレーションが当時とあまり変わらないこと。決まった用語、動線行動、備品の持ち方…
ありきたりだけれども、万人に不都合なく、当たり前ののサービスを提供するために最低限の動きになるようにしている。そうしたサービスが飽きられ、支持を失った時期もあるようだが、そうした無味乾燥とも言える、ありきたりの接客が自分はいいと思う。期待を上回ることはないけれど、日々利用するにはむしろ心地よい。
失敗も多く、毎日クレームの対応でどうして良いかわからなかったこともあったけれど、自分にとって貴重な10年だったと感じています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大寒を過ぎて | トップ | 桜の季節が過ぎて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

記憶の片隅」カテゴリの最新記事